敗北と憶想-戦後日本と〈瑕疵存在の史的唯物論〉 [単行本]
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敗北と憶想-戦後日本と〈瑕疵存在の史的唯物論〉 [単行本]

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出版社:航思社
販売開始日: 2019/06/28
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敗北と憶想-戦後日本と〈瑕疵存在の史的唯物論〉 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    はじめに 敗北の憶想、あるいは彗星とラス前

    Ⅰ 歴史叙述の作法
     第1章 死者が生者を捕らえる──ふたたびマルクスとともに
     第2章 非精確な歴史叙述──だがドゥルーズ的小林秀雄が

    Ⅱ 気分
     第3章 気分はいつも、ちぇっ!──埴谷雄高の「不快」
     第4章 風に向かって唾を吐くな!──であればこそ、かのニーチェが

    Ⅲ 「私」の反復
     第5章 予感する記憶──三島由紀夫の「不快」とその編集
     第6章 不自由な「私」──戦後近代(文学)とEcce Ego
      補論 余白と置字──荻原朔太郎の「球体」

    Ⅳ 反復と跳躍
     第7章 睥睨する〈ラプラスの魔〉と跳躍──小林秀雄が切線する
     第8章 契がもたらす疚しさに拮抗する──吉本隆明の「切断」
      補論 肉月の詞──詩人 吉本隆明

    Ⅴ 確信‐期待という「主体」
     第9章 こうして世界は複数になる──谷川雁と丸山眞男の絶対的疎隔
     第10章 反時代的「確信」──藤田省三の「レーニン」
      補論 雑業の遺恨──黒田喜夫と「ぼく」
  • 出版社からのコメント

    小林秀雄、花田清輝、吉本隆明、丸山眞男など、近代日本における主体と歴史、資本主義のありようを踏査、日本の〈近代性〉を剔抉する
  • 内容紹介

    日本のモダニティを剔抉する

    吉本隆明、小林秀雄、花田清輝、
    埴谷雄高、丸山眞男、萩原朔太郎、谷川雁、黒田喜夫……
    過去を想起‐憶想し、受け取り直すこと。
    その反復で生産される微細な差異を感受‐甘受すること。
    近代日本における主体と歴史、そして資本主義のありようを踏査し、
    〈瑕疵存在の史的唯物論〉を未来に向けて構築するために。

    図書館選書
    吉本隆明、小林秀雄、花田清輝、埴谷雄高、丸山眞男、萩原朔太郎、谷川雁、黒田喜夫などを取り上げ、近代日本における主体と歴史、資本主義のありようを踏査、日本のモダニティを剔抉して、あらたな〈史的唯物論〉を描き出す。
  • 著者について

    長原 豊 (ナガハラ ユタカ)
    長原 豊(ながはら・ゆたか)
    法政大学経済学部教員。1952年生まれ。
    著書に『天皇制国家と農民』(日本経済評論社)、『われら瑕疵あるものたち』(青土社)、『ヤサグレたちの街頭』(航思社)、『政治経済学の政治哲学的復権』(編著、法政大学出版局)、『債務共和国の終焉』(共著、河出書房新社)、訳書にアルベルト・トスカーノ『コミュニズムの争異』、スラヴォイ・ジジェク『2011 危うく夢見た一年』(ともに航思社)、『迫り来る革命』(岩波書店)、アラン・バディウ『ワーグナー論』、フレドリック・ジェイムソン『ヘーゲル変奏』(ともに青土社)、ロバート・ブレナー『所有と進歩』(共訳、日本経済評論社)ほか多数。

敗北と憶想-戦後日本と〈瑕疵存在の史的唯物論〉 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:航思社
著者名:長原 豊(著)
発行年月日:2019/07
ISBN-10:4906738397
ISBN-13:9784906738397
判型:A5
発売社名:航思社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:419ページ
縦:20cm
横:13cm
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