「学校」を生きる人々のナラティヴ―子どもと教師・スクールカウンセラー・保護者の心のずれ [単行本]
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「学校」を生きる人々のナラティヴ―子どもと教師・スクールカウンセラー・保護者の心のずれ [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/06/27
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「学校」を生きる人々のナラティヴ―子どもと教師・スクールカウンセラー・保護者の心のずれ の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    子どもや教師・スクールカウンセラー・保護者にとって「学校」とはどのような場所か。一般的な言説の中で語られている「学校」と子どもや大人がそこで生きている現実の「学校」との間で、また子どもの思いと大人の思いとの間で、どのようなずれが生じているのか。本書は、子どもと大人、それぞれの立場・視点から生まれる多様な声・物語に着目し、元生徒と教師・スクールカウンセラーの語り合い等を通して、私たちが自明だと考えている学校についての認識を捉え直し、学校が抱える課題の本質や、学校がもつ可能性などについて考える。
  • 目次

    はじめに


    第Ⅰ部 学校の多様なナラティヴ

    第1章 子どもが語り直す物語──子どもから「大人」への変容(山本智子)
     1 「育てられる者」から「育てる者」への語り直し
     2 思春期・青年期の子ども
     3 語り直される物語
     4 語り直されない物語
     5 子どもの物語を支えるために

    第2章 発達障害のある子どもにどうかかわるか──「気になる行動」を理解する(伊丹昌一)
     1 発達障害のある子どもの学校での生活
     2 発達障害とは
     3 発達障害のある子どもの保護者への支援
     4 支援の実際──授業中に先生に反抗的な態度をとる小学校6年生の翔太くんの事例

    第3章 スクールカウンセラーから見た「学校」──見えにくいドミナント・ストーリー(廣瀬幸市)
     1 複雑化する学校現場
     2 スクールカウンセラー養成の現場で
     3 現代の学校を取り巻く複雑な事情
     4 スクールカウンセラーの立場から
     5 学校におけるナラティヴとは
     6 目指すべき共通の方向性

    第4章 「学校」とはどのような場所か──歴史を手がかりに考える(光田尚美)
     1 「学校」を考えるとは
     2 古代・中世の学校
     3 近代の学校
     4 新教育運動の中の学校
     5 学校を見つめる
     6 「語り」が紡ぎ出す学校の意味
     7 「学校」という物語


     第Ⅱ部 元生徒と教師・スクールカウンセラーの対話
    第Ⅱ部のはじめに(山本智子)

    第5章 「何でオレばっかり!」──学校になかった大切なもの(吉川武憲先生・山田哲徳さん)
       「よう来てくれたの」
       「何でオレばっかり」
       人間、見た目だけじゃないやん
       少年院は楽しかった
       お前が悪いとはいっさい言わん
       全部を褒めてくれるし怒ってもくれる
       少年院では勉強しようと思った
       ひっかかる言葉
       聞き方・言い方の違い
       その車がものすごく光ってみえる

    第6章 「あそこで変われてなかったら、今ごろどうなってたかな」──通級指導教室での体験のもつ意味(芳倉優富子先生・高中伸介さん)
       今の仕事
       小学校と通級指導教室
       野球の話が好き
       手を出す先生
       「こいつ、どうなんや」
       先生の思い
       通級指導教室に通い始めたとき
       人との距離が縮まっていく
       みんないい人
       周りに当たらないように
       会社のうっとうしい人
       芳倉先生だったから行った
       わかってくれる人が必ずいる
       「絶対、ああいう自分には戻りたくない」
       支援級(特別支援学級)に入ったことについて
       ちゃんとした大人になれている
       「よく考えている子だな」
       「俺らしいな」
       今だったら絶対にしない

    第7章 「めっちゃ言ってくる先生」との出会い──不登校・自傷行為から脱するまで(森下文先生・河合美穂さん)
       他のカウンセラーとは全然ちがう先生
       「ほっておけへん」
       お父さんが残した大量の写真
       いろんなことを思い出した
       登校とリストカット
       おばあちゃん
       留年と休学
       門衛のおじさん
       お父さんのお墓に行く
       「普通」の進路にこだわる
       「めっちゃ言ってくる」先生
       祖母の死と気持ちの変化
       先生のところに来て補充する
       カウンセラーになりたい
       出会い

    第8章 「これはちょっと逃げられないな」──元担任と元生徒の20年近くのつながり(川畑惠子先生・さやかさん)
       まっとうに生きてくれているだろうか
       父と母の関係
       自分がいない方が世の中は丸く回る
       進学と父に対する責任
       人を信用できない子?
       人間関係の難しさ
       これはもう逃げられない
       この子らしい生き方をしてほしい
       他の子どもと比較される
       同窓会
       大学に行く
       共通のものを感じる
       教師は見返りを求めない
       絶対いつか死ぬから
       死ぬときには全部プラマイ・ゼロに


    終 章 学校でナラティヴを活かす(森岡正芳)
     1 学校でなぜナラティヴが必要なのか
     2 学校での出来事を語る
     3 第Ⅱ部の対話より
     4 学校のナラティヴ
     5 伝えつなぐ力


    おわりに
  • 出版社からのコメント

    元生徒と教師の語り合いなどをとおして浮かび上がる見えづらい現実、埋もれている物語
  • 内容紹介

    子どもや教師・スクールカウンセラー・保護者にとって「学校」とはどのような場所か。一般的な言説の中で語られている「学校」と子どもや大人がそこで生きている現実の「学校」との間で,また子どもの思いと大人の思いとの間で,どのようなずれが生じているのか。本書は,子どもと大人,それぞれの立場・視点から生まれる多様な声・物語に着目し,元生徒と教師・スクールカウンセラーの語り合い等を通して,私たちが自明だと考えている学校についての認識を捉え直し,学校が抱える課題の本質や,学校がもつ可能性などについて考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    山本 智子(ヤマモト トモコ)
    奈良女子大学大学院博士後期課程修了、博士(社会科学)(奈良女子大学)。臨床発達心理士。現在、近畿大学教職教育部准教授
  • 著者について

    山本 智子 (ヤマモト トモコ)
    2020年11月現在
    近畿大学教職教育部准教授

「学校」を生きる人々のナラティヴ―子どもと教師・スクールカウンセラー・保護者の心のずれ の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:山本 智子(編著)
発行年月日:2019/07/10
ISBN-10:4623083357
ISBN-13:9784623083350
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:228ページ
縦:21cm
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