蒼老たる浮雲(白水uブックス―海外小説永遠の本棚) [新書]
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蒼老たる浮雲(白水uブックス―海外小説永遠の本棚) [新書]

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出版社:白水社
販売開始日: 2019/07/06
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蒼老たる浮雲(白水uブックス―海外小説永遠の本棚) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    棟続きの家に住む二組の夫婦。戸口の梶の花のにおいに心乱され不審な行動をとる更善無を、隣家の女、虚汝華が覗き見ていた。その夫、老況は生活能力のない男で、しじゅう空豆を食べている。二つの家の間に漲る敵意と疑念。ある夜、梶の花の残り香の中で更善無と隣家の女は同じ夢を見た…。奇怪なイメージと支離滅裂な出来事の連鎖が深い衝撃を呼ぶ中篇「蒼老たる浮雲」に、初期短篇3作を併録した残雪作品集。
  • 内容(「BOOK」データベースより)

    蒼老たる浮雲;山の上の小屋;天窓;わたしの、あの世界でのこと―友へ
  • 出版社からのコメント

    隣り合せの家に住む二組の夫婦の奇妙な生活。異様なイメージと出来事が奔流のように押し寄せる、現代中国文学の最前衛。
  • 内容紹介

    遥かな風の夜の悪夢にも似た不思議な小説

     棟続きの家に住む二組の夫婦。戸口の梶の花のにおいに心乱された更善無(コンシャンウー)は、隣家の女、虚汝華(シュイルーホア)に怪しげな挙動を覗き見られて動揺する。虚汝華の夫の老况(ラオコアン)は生活能力のない男で、しじゅう空豆を食べている。女房の好物は酢漬けきゅうり。家の中では虫が次から次へと沸いて出て、虚汝華は殺虫剤をまくのに余念がない。ある夜、梶の花の残り香の中で、更善無と隣家の女は同じ夢を見た……。髪の毛が生える木、血のように赤い太陽、夥しい蛾や蚊、鼠。死んだ雀。腐った花の匂い。異様なイメージと夢の中のように支離滅裂な出来事の連鎖が衝撃を呼ぶ中篇『蒼老たる浮雲』に、初期短篇「山の上の小屋」「天窓」「わたしの、あの世界でのこと」を収録。アヴァンギャルドな文体によって既存の文学の枠組を打ち破り、現代中国の社会と精神の構図を深い闇の底から浮かび上がらせた残雪(ツァンシュエ)作品集。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    残 雪(ツァン シュエ)
    1953年、中国湖南省長沙市に生まれる。湖南日報社社長を務めた父親が1957年に「右派」認定、追放され、20年にわたり一家は様々な迫害を受ける。文化大革命の下、中学へは行けずに父が収監された監獄近くの小屋で一人暮らしを強いられた。工場勤務、結婚を経て、1980年代に創作を開始、雑誌に短篇を発表。『黄泥街』(86。白水社)は第一長篇。その作品は英語、日本語をはじめ各国語に翻訳され、世界的な評価を得た。創作と並行して、カフカ、ボルヘス、ダンテ、ゲーテ、カルヴィーノなどを論じ、批評活動も精力的に展開している

    近藤 直子(コンドウ ナオコ)
    1950年、新潟県生まれ。中国文学者。東京外国語大学英米語学科卒、東京都立大学大学院修士課程修了。日本大学文理学部中国語中国文化学科教授。2015年死去
  • 著者について

    残雪 (ツァンシュエ)
    1953年、中国湖南省長沙市で生まれる。1980年代に創作を開始。『黄泥街』(86。白水社)は第一長篇。その作品は英語、日本語をはじめ各国語に翻訳され、世界的な評価を得た。邦訳に『蒼老たる浮雲』『廊下に植えた林檎の木』『暗夜』(河出書房新社)、『突囲表演』(文藝春秋)、『かつて描かれたことのない境地』『最後の恋人』(平凡社)、評論『魂の城 カフカ解読』(平凡社)などがある。

    近藤 直子 (コンドウ ナオコ)
    1950年、新潟県生まれ。中国文学者。東京外国語大学英米語学科卒、東京都立大学大学院修士課程修了。日本大学文理学部中国語中国文化学科教授。2015年死去。著書に『残雪――夜の語り手』(河出書房新社)、訳書に残雪『黄泥街』『蒼老たる浮雲』『カッコウが鳴くあの一瞬』『暗夜』(河出書房新社)、『最後の恋人』(平凡社)などがある。

蒼老たる浮雲(白水uブックス―海外小説永遠の本棚) の商品スペック

商品仕様
出版社名:白水社
著者名:残 雪(著)/近藤 直子(訳)
発行年月日:2019/07/20
ISBN-10:4560072248
ISBN-13:9784560072240
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:外国文学小説
言語:日本語
ページ数:229ページ
縦:18cm
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