太宰治と戦争(ひつじ研究叢書(文学編)) [単行本]
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太宰治と戦争(ひつじ研究叢書(文学編)) [単行本]

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出版社:ひつじ書房
販売開始日: 2019/05/31
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太宰治と戦争(ひつじ研究叢書(文学編)) [単行本] の 商品概要

  • 目次

    まえがき―〝戦争〟に立ち会い続けた言葉
    小澤純

    【共同研究】クロニクル・太宰治と戦争 1937-1945
    「太宰治スタディーズ」の会/内海紀子・平浩一 編

    一九三七年五月― 八月 「不思議な戦争」の始まり前後  吉岡真緖
    一九三七年九月―一二月 「文芸復興」と太宰治「前期」の終焉をめぐって  平浩一
    一九三八年一月― 四月 高揚と統制  野口尚志
    一九三八年五月― 八月 小説空白期にみる〈生〉獲得の前進  長原しのぶ
    一九三八年九月―一二月 〈社会化〉する作家たちと御坂峠の太宰治  滝口明祥
    一九三九年一月― 四月 大陸へ〈転進〉する文学の欲望  内海紀子
    一九三九年五月― 八月 芥川賞と「素材派・芸術派論争」の行方 平浩一
    一九三九年九月―一二月 「こをろ」創刊と泉鏡花の死  大國眞希
    一九四〇年一月― 四月 紀元二六〇〇年の幕開けと系譜小説  斎藤理生
    一九四〇年五月― 八月 文芸銃後運動の拡大と東京オリンピック・ロスの磁場  小澤純
    一九四〇年九月―一二月 始動する大政翼賛会文化部と文壇新体制  松本和也
    一九四一年一月― 四月 見えざる転換―芥川賞と「こをろ」を例として  大國眞希
    一九四一年五月― 八月 独ソ開戦をめぐる状況と「名スタイリスト」の進む道  井原あや
    一九四一年九月―一二月 太平洋戦争開戦と文学  内海紀子
    一九四二年一月― 四月 「開戦」と文学―〈連続/切断〉の問題  平浩一
    一九四二年五月― 八月 南方と文壇の「知的冒険者」  井原あや
    一九四二年九月―一二月 〈思想戦〉のなかの「花火」  野口尚志
    一九四三年一月― 四月 「国民文学」への期待と〈非国民〉としての「鉄面皮」  小澤純
    一九四三年五月― 八月 アッツ島玉砕をめぐる文学場・文学者の動向  松本和也
    一九四三年九月―一二月 私小説「作家の手帖」と戦記物「軍隊手帖」と  大國眞希
    一九四四年一月― 四月 創作発表媒体縮小期における執筆活動  斎藤理生
    一九四四年五月― 八月 新設文学賞と朗読文学  吉岡真緖
    一九四四年九月―一二月 貪欲なる〈生〉―書くことへの執着  長原しのぶ
    一九四五年一月― 四月 空襲と疎開、そのなかで書き続けるということ  滝口明祥
    一九四五年五月― 八月 あの戦争の終わりと敗戦の始まり  内海紀子

    Ⅰ 〝戦時下〟の文学(者)

    1章 戦時下における〈信〉という問題系―太宰治と戦争 滝口明祥 
    2章 総力戦体制下の〈家庭の幸福〉―「花火」における青年の身体 野口尚志 
    3章 戦時下の朗読文学―作家・メディア・投稿 井原あや
    コラム パロディの強度―「十二月八日」論のために 五味渕典嗣

    Ⅱ 〝聖戦〟と〝敗戦〟の時空

    4章 「散華」における〝小説〟と〝詩〟 松本和也 
    5章 『津軽』論―言語空間『津軽』の反逆 吉岡真緖
    6章 「瘤取り」論―「前書き」・『コブトリ』・『現代』を手がかりに 斎藤理生
    7章 「竹青」―漢籍の世界と「私」の黄金風景 大國眞希
    コラム 「私の胸底の画像」を語る『惜別』―伝記小説の流行と太宰治作品 若松伸哉 

    III 〝戦後〟への架

    8章 この戦争の片隅に―「佳日」から戦争表象を考える 内海紀子
    9章 『パンドラの匣』論―戦争とキリスト教 長原しのぶ 
    10章  「日本一」を書くこと、書かないこと―「散華」・『お伽草紙』・「未帰還の友に」のテクスト連関 小澤純
    11章 「戦後」の日付―志賀直哉「灰色の月」と『世界』、あるいは太宰治 平浩一 

    編集後記―あとがきにかえて
    執筆者紹介
  • 内容紹介

    2019年6月19日に生誕110年を迎える、小説家・太宰治(1909-1948)。その創作期は、満州事変から、日中戦争、太平洋戦争を経て、戦後占領期に重なる。本書は、戦争から太宰治の生きた時代と作品を捉え直すことを目指し、共同研究「クロニクル・太宰治と戦争1937-1945」、「太宰治と戦争」の関係を多角的に再考する研究論文11本とコラム2本を収録、新たな研究の視界を切り拓く。

    執筆者:滝口明祥、野口尚志、井原あや、松本和也、吉岡真緖、斎藤理生、大國眞希、内海紀子、長原しのぶ、小澤純、平浩一、五味渕典嗣、若松伸哉
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    内海 紀子(ウツミ ノリコ)
    お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学

    小澤 純(オザワ ジュン)
    慶應義塾志木高等学校教諭・恵泉女学園大学非常勤講師

    平 浩一(ヒラ コウイチ)
    国士舘大学文学部教授
  • 著者について

    内海 紀子 (ウツミ ノリコ)
    お茶の水女子大学大学院博士後期課程単位取得退学

    小澤 純 (オザワ ジュン)
    慶應義塾志木高等学校教諭・恵泉女学園大学非常勤講師

    平 浩一 (ヒラ コウイチ)
    国士舘大学文学部教授

太宰治と戦争(ひつじ研究叢書(文学編)) [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ひつじ書房
著者名:内海 紀子(編)/小澤 純(編)/平 浩一(編)
発行年月日:2019/05/31
ISBN-10:4894769778
ISBN-13:9784894769779
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:359ページ
縦:22cm
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