錆喰いビスコ〈4〉業花の帝冠、花束の剣(電撃文庫) [文庫]

錆喰いビスコ〈4〉業花の帝冠、花束の剣(電撃文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  濃密な死の香りに包まれる王の子を寒椿が生かす。煮え滾る鮮血の海から抜け出した子供・シシを救ったのは―、疾風無頼の兄上―赤星ビスコだった。九州が誇る巨大監獄『六道囚獄』。そこには花を操る人造人間・紅菱の一族が収監されていた。人間に逆らえない宿命を背負い、監獄の中で虐げられる紅菱たち。しかし彼らを捕らえているのもまた、桜を操る紅菱で―。キノコの生命力を奪い咲き誇る花々。進化のキノコ『ナナイロ』の胞子により生じた未知なる花力が日本を動かす！

• 出版社からのコメント

  キノコを喰らう修羅の花!?　虹の胞子が、日本に「進花」を芽吹かせた！

• 内容紹介

  　濃密な死の香りに包まれる王の子を寒椿が生かす。煮え滾る鮮血の海から抜け出した子供・シシを救ったのは――、
  「俺が誰だか知ってるなら。ガキより大物狙え、腰抜けども」
  　疾風無頼の兄上――赤星ビスコだった。
  　九州が誇る巨大監獄『六道囚獄』。そこには花を操る人造人間・紅菱の一族が収監されていた。人間に逆らえない宿命を背負い、監獄の中で虐げられる紅菱たち。しかし彼らを捕らえているのもまた、桜を操る紅菱で――。キノコの生命力を奪い咲き誇る花々。進化のキノコ『ナナイロ』の胞子により生じた未知なる花力が日本を動かす！
  
  
  図書館選書
  紅菱――キノコを喰らい雅な花を咲かす一族。ビスコたちが九州の巨大監獄『六道囚獄』に捕われた彼らと出会う時、錆喰いで救われたはずの日本にさらなる「進化」が訪れる――!?　新たなる戦いに、括目せよ。

• 著者について

  瘤久保　慎司 (コブクボ　シンジ)
  第24回電撃小説大賞《銀賞》を受賞し、『錆喰いビスコ』でデビュー。
  
  赤岸K (アカギシケー)
  第20回電撃イラスト大賞《銀賞》を受賞。「電撃文庫MAGAZINE」に連載された『悪魔語りのテオ』（著／紅玉いづき）のイラスト担当、『バテリバイス-人間電池と砂の巨像-』（原作／千賀史貴）の作画担当、『とんでもスキルで異世界放浪メシ』（原作／江口 連）の作画担当などで活躍中。

錆喰いビスコ〈4〉業花の帝冠、花束の剣(電撃文庫) の商品スペック