書くこと 生きること [単行本]
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書くこと 生きること [単行本]

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出版社:藤原書店
販売開始日: 2019/09/20
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書くこと 生きること [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    『ニグロと疲れないでセックスする方法』で「黒人作家」という“レッテル”を鮮やかに転倒してみせた作家ラフェリエール。ハイチでの幼年期、亡命を強いられた父、9歳でチェリーのカクテルを飲みつつアンドレ・モーロワを読んだこと、「アメリカ的自伝」と題した自作小説群…。「私が何をしているのか知りたくて、私は本を書いた」。
  • 目次

    本題に入る前の即興的な対話(しかしこれこそが本題)
    執筆前

    ダニー、きみはどこから来たの?/父の亡命/ハイチの学校/言葉に酔って/ポルトープランスへの旅/女の世界/登場人物たちから眺められた作家/レモンド叔母さんによる時間の概念/妹を紹介します/ひどい欠陥/ぼくはロックスターだ

    最初の読書/わくわくするデビュー/周囲の文化/驚異のリアリズム/ボルヘス、ボールドウィン、ブコウスキー/初めにタイトルありき/きみの原動力を見せてくれ/この本はぼくをたたきのめした/デュヴァリエ・サイクロン/暴力の激発/吾輩は日本作家である/ヴィヨンがアイス・キューブと出会う場所

    いかにして足跡を攪乱するか/ぼくは只で旅行する/詩的イマージュ/音楽は好きじゃない/ぼくたちに染み込むのは絵画だ/マティス、マグリット、そしてバスキア/憎しみはよい動機である/工場の時代/おれの小説、おれのたった一つのチャンス!/幼年期は子どものものだ/政治は好きじゃない/クールな顔で何かをする/フェミニズムについて/奴隷制の負債について/犠牲者の立場/ニグロの何がそれほど女の子たちを興奮させるのか?

    準 備/戦争が始まる/誰が一五〇ページの小さな爆弾を望んでいるだろうか?/名声――もう三〇〇〇回以上も同じ質問だけど/読者の反応/ダニー・ラフェリエールを読む方法
    ぼくはアメリカにいる/アフリカはぼくには存在しない/帰 郷/偉大なアメリカ的小説/有名なリスト/遠くで書くこと/本の時、過去の時、見出された時/不動性の書/閉じられた世界に面した開かれた世界/「ぼく」というのは誰なんだろう?

    死は、見たくない/ハイチ的な死/そしてその中に神が?/マリア・ゴレッティに恋して/聖ユダ、絶望的な大義の守護聖人/ヴォドゥ教/ぼくの幼年期の悪魔たち/悪魔と『詩篇』第九〇篇/ぼくの友人たちはどうなったか……/血と権力/言 葉/日常は自分の能力以上のものを夢見ることを妨げる/名前が明かされ、仮面が落ちる/アメリカ的自伝/ダニー、へぼダンサーでホラティウスの読者

    訳者解説(小倉和子)
  • 内容紹介

    アカデミー・フランセーズ会員入りしたハイチ出身ケベック作家の自伝
    書くことは、生きること。生きることは、書くこと――。
    2000年、47歳のケベックの国民的作家ラフェリエールが、10冊の「アメリカ的自伝」(1985 ~ 2000年)と題された自伝的小説群の完結を迎え、ハイチでの幼年期、ケベックへの亡命、そして現在までを初めて明かす。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ラフェリエール,ダニー(ラフェリエール,ダニー/Laferri`ere,Dany)
    1953年、ハイチ・ポルトープランス生まれ。小説家。4歳の時に父親の政治亡命に伴い、危険を感じた母親によってプチ=ゴアーヴの祖母の家に送られる。彼にとっての「最初の亡命」であり、創作の原点と後に回想。若くしてジャーナリズムの世界に入るも、23歳の時に同僚が独裁政権に殺害されたため、カナダ・モンレアルに移住。1985年、処女作である『ニグロと疲れないでセックスする方法』(邦訳藤原書店刊)で話題を呼ぶ(89年に映画化。邦題『間違いだらけの恋愛講座』)。90年代はマイアミで創作活動。『帰還の謎』(09年、モンレアルの書籍大賞、フランスのメディシス賞受賞。邦訳藤原書店)など作品多数。2010年にはハイチ地震に遭遇した体験を綴る『ハイチ震災日記』(邦訳藤原書店)を発表した。その他、映画制作、ジャーナリズム、テレビでも活躍している。2013年12月よりアカデミー・フランセーズ会員

    小倉 和子(オグラ カズコ)
    1957年生。東京大学大学院博士課程単位取得退学。パリ第10大学文学博士。現在、立教大学異文化コミュニケーション学部教授、日本ケベック学会顧問。現代フランス文学・フランス語圏文学専攻
  • 著者について

    ダニー・ラフェリエール (ダニーラフェリエール)
    1953年,ポルトープランス(ハイチ)生。『プチ・サムディ・ソワール』紙の文化欄を担当していた76年,モントリオール(カナダ)に移住。85年,『ニグロと疲れないでセックスする方法』(邦訳藤原書店)で作家デビュー(89年カナダで映画化。邦題『間違いだらけの恋愛講座』)。90年代にはマイアミに居を移し,『コーヒーの香り』(91年)『甘い漂流』(94年,邦訳藤原書店)『終わりなき午後の魅惑』(97年)などを発表。2002年よりモントリオールに戻り,『吾輩は日本作家である』(08年,邦訳藤原書店)の後,『帰還の謎』(09年,邦訳藤原書店)をケベックとフランスで同時刊行し,モントリオールで書籍大賞,フランスでメディシス賞受賞。2010年のハイチ地震に遭遇した体験を綴る『ハイチ震災日記』(邦訳藤原書店)を発表。2013年アカデミー・フランセーズ会員に選出される。

    小倉 和子 (オグラカズコ)
    1957年生。東京大学大学院博士課程単位取得退学。パリ第10大学文学博士。現在,立教大学異文化コミュニケーション学部教授,日本ケベック学会会長。現代フランス文学・フランス語圏文学専攻。著書に『フランス現代詩の風景』(立教大学出版会),『遠くて近いケベック』(御茶の水書房,共編著),訳書にデュビィ,ペロー編『「女の歴史」を批判する』,コルバン『感性の歴史家 アラン・コルバン』,サンド『モープラ』,ラフェリエール『帰還の謎』(以上藤原書店)他。

書くこと 生きること [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:藤原書店
著者名:ダニー ラフェリエール(著)/小倉 和子(訳)
発行年月日:2019/10/10
ISBN-10:4865782346
ISBN-13:9784865782349
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:395ページ
縦:20cm
その他: 原書名: J'´ecris comme je vis:Entretien avec Bernard Magnier〈Laferri`ere,Dany〉
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