チャールズ・ブコウスキー―スタイルとしての無防備(アメリカ文学との邂逅) [単行本]
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チャールズ・ブコウスキー―スタイルとしての無防備(アメリカ文学との邂逅) [単行本]

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出版社:三修社
販売開始日: 2019/07/11
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チャールズ・ブコウスキー―スタイルとしての無防備(アメリカ文学との邂逅) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ブコウスキーのシンプルさの力学を、無防備という観点から検討する。詩、短篇、小説の順に、作品を論じる。
  • 目次

    序章 スタイルとしての無防備
    裸の感覚
    無防備の位相
    「剥き出し」の存在
    解釈の不可能生
    スタイルとしての無防備
    サギ・君・読者
    無防備な書き手
    ブコウスキーと伝記の問題

    第1章 開かれ――ブコウスキーの詩における動物
    言語と動物の生
    修辞としてのスズメ
    さらされる死骸
    さらされる読者
    無防備と距離
    金魚を追う、ゆえにわたしは(金魚で)ある
    動物に食べられること
    日常のなかへ

    第2章 遠い間近さ――ブコウスキーの詩における観察の系譜
    部屋のなかの存在論
    遠い間近さ
    観察の系譜
    窓の外にあるもの
    こちら側にとどまるための観察
    観察と音/声
    「裸」の観察者
    取り残される観察者
    観察の先へ

    第3章 無用の人――ブコウスキーの短篇のいくつかの特徴について
    散文的な叙情性
    深まるアイロニー
    ブコウスキー的リアリズム
    人の多い話
    裸の身体
    ブコウスキーを越えて

    第4章 冒険のあとで--『ポスト・オフィス』と仕事
    郵便配達人の冒険
    冒険のあとで
    女性の役割
    小説と仕事
    なぜ郵便なのか

    第5章 死から遠く離れて--『ファクトウタム』と失業
    労働と不要な細部
    労働という現実
    発送係という仕事
    交通としの誘惑
    ジャンの位置

    第6章 さらされる作家の肖像--『女たち』とパフォーマンス
    朗読会とオーサーシップ
    空港と内面
    孤独な作家の夢想
    女(たち)とパフォーマンス
    女同士のネットワーク

    第7章 奇妙な愛着--『ハム・オン・ライ』と損なわれた身体
    父と食
    見えすぎる身体
    痤瘡と創作
    さらされる窃視者
    奇妙な愛着

    第8章 無防備の彼方へ--『ハリウッド』とアルコール
    映画とオーサーシップ
    死の欲動
    アルコールとロマンス
    夫婦の位相

    終章 一抹の崇高さ--『パルプ』と作家の倫理

    あとがき
    資料・年譜・キーワード集・文献リスト・索引
  • 内容紹介

    20世紀以降のアメリカ文学の面白さを第一線の文学者が伝える、作品を中心に、作家のキャリアを包括的に捉えた作家作品論シリーズの3作目。「無防備で」「めちゃくちゃな」ブコウスキーの自意識あるいは自己のあり方を、作品を、詩、短篇、小説の順に論じながら考察。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    坂根 隆広(サカネ タカヒロ)
    1981年生まれ、京都府出身。東京大学法学部卒業。同、人文社会系研究科修士課程修了。カリフォルニア大学アーヴァイン校で博士号を取得(Ph.D.)。現在、関西学院大学文学部准教授。専攻はアメリカ文学

    諏訪部 浩一(スワベ コウイチ)
    1970年生まれ。上智大学卒業。東京大学大学院修士課程、ニューヨーク州立大学バッファロー校大学院博士課程修了(Ph.D.)。現在、東京大学大学院人文社会系研究科・文学部准教授。著書に『ウィリアム・フォークナーの詩学―一九三〇‐一九三六』(2008年、松柏社、アメリカ学会清水博賞受賞)、『「マルタの鷹」講義』(2012年、研究社、日本推理作家協会賞受賞)、『ノワール文学講義』(2014年、研究社)、『アメリカ小説をさがして』(2017年、松柏社)など
  • 著者について

    坂根隆広 (サカネタカヒロ)
    1981年生まれ、京都府出身。東京大学法学部卒業。同、人文社会系研究科修士課程修了。カリフォルニア大学アーヴァイン校で博士号を取得(Ph.D.)。現在、関西学院大学文学部准教授。専攻はアメリカ文学。
    共著に『フォークナー文学の水脈』(花岡秀監修、藤平育子・中良子編、彩流社、2018年)。主な論文に「フィッツジェラルド的モダニズムの地平:This Side of Paradiseにおける階級、性、身体」『英文学研究』(第93号、2016年)、“A Turmoil of Contradictory Feelings: Money, Women, and Body in Edith Wharton’s The Age of Innocence,” Textual Practice 29.1 (2015)など。

チャールズ・ブコウスキー―スタイルとしての無防備(アメリカ文学との邂逅) の商品スペック

商品仕様
出版社名:三修社
著者名:坂根 隆広(著)/諏訪部 浩一(監修)
発行年月日:2019/07/30
ISBN-10:4384059434
ISBN-13:9784384059434
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:309ページ
縦:20cm
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