金石範評論集〈1〉文学・言語論 [単行本]
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金石範評論集〈1〉文学・言語論 [単行本]
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金石範評論集〈1〉文学・言語論 [単行本]

金 石範(著)イ ヨンスク(監修)姜 信子(編)
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出版社:明石書店
販売開始日: 2019/06/26
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金石範評論集〈1〉文学・言語論 [単行本] の 商品概要

  • 目次

     編者まえがき[姜信子]

    第Ⅰ部 なぜ日本語で書くのか――日本語の呪縛から文学の〈普遍性〉を求めて

     言語と自由――日本語で書くということ(一九七〇年)
     「なぜ日本語で書くか」について(一九七一年)
     金史良について――ことばの側面から(一九七二年)
     「在日朝鮮人文学」の確立は可能か(一九七二年)
     ことば、普遍への架橋をするもの(一九七二年)
     ○『鴉の死』が世に出るまで(一九七四年)
     ○『1945年夏』の周辺(一九七四年)
     ○ある原稿のこと(一九七四年)
     ○「懐しさ」を拒否するもの(一九七六年)

    第Ⅱ部 なぜ「済州島」を書くのか――虚無と歴史を超える想像力の文学

     私にとっての虚構(一九七三年)
     わが虚構を支えるもの――なぜ「済州島」を書くか(一九七四年)
     在日朝鮮人文学(一九七六年)
     ことばの自立(一九七七年)
     ○「どん底」(一九八四年)
     ○田村さんのこと(一九八八年)
     ○弔辞――李良枝へ(一九九二年)

    第Ⅲ部 『火山島』をめぐって――二十余年にわたる創作の軌跡

     あとがき(『火山島Ⅲ』)(一九八三年)
     長生きせねば……(一九八五年)
     あとがき(『火山島Ⅶ』)(一九九七年)
     『火山島』を完結して(一九九七年)
     韓国語版『火山島』の出版に寄せて(二〇一五年)
     岩波オンデマンド版へのあとがき(二〇一五年)
     ○この一年(一九八四年)
     ○「鴉の死」と『火山島』(一九八五年)
     ○禁書・『火山島』(一九八八年)
     ○禁書、その後(一九八八年)
     ○『火山島』の読者たち(一九九八年)

    第Ⅳ部 世界文学への途――金石範文学が拓いた地平

     文化はいかに国境を越えるか(一九九八年)
     文学的想像力と普遍性(二〇〇七年)
     『火山島』と私――普遍性へと至る道(二〇一七年)
     ○玄基榮について(一九八四年)
     ○『順伊おばさん』訳者あとがき(二〇〇一年)
     ○主人公の性格創造と超越性(二〇〇一年)
     ○『椿の海の記』の巫女性と普遍性(二〇〇四年)
     ○「朝鮮がテーマだからフヘン性がない」(二〇一六年)
     ○金時鐘の文体のことなど(二〇一八年)

     資料1 京都大学文学部卒業論文「芸術とイデオロギー」(一九五一年)
     資料2 「批判精神」(一九六三年)
     解説 金石範のモナドロジー――『火山島』を軸に〈世界文学〉の視点から[細見和之]
     本巻解題[趙秀一]
  • 内容紹介

    『火山島』全7巻の続編『海の底から』を完結させた金石範。70年にわたって日本語で朝鮮を描きつづけ、普遍的な世界文学の高みに到った金石範の創作と思想の歩みを、その文学・言語論を中心に辿る。京都大学卒業論文『芸術とイデオロギー』を初めて収録。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    金 石範(キム ソクポム)
    1925年生まれ。小説家。「鴉の死」(1957)以来、済州島四・三事件を書きつづけ、1万1000枚の大長編『火山島』(1976~97)を完成

    イ ヨンスク(イ ヨンスク)
    李妍淑。一橋大学大学院言語社会研究科教授、一橋大学韓国学研究センター長

    姜 信子(カン シンジャ)
    作家。「声」と「語り」をテーマに近代の彼方をまなざす「旅するカタリ」としても活動中
  • 著者について

    金 石範 (キム ソクポム)
    1925年生まれ。小説家。「鴉の死」(1957)以来、済州島四・三事件を書きつづけ、1万1000枚の大長編『火山島』(1976~97)を完成。小説集に、『鴉の死』(新装版1971)、『万徳幽霊奇譚』(1971)、『1945年夏』(1974)、『遺された記憶』(1977)、『幽冥の肖像』(1982)、『夢、草深し』(1995)、『海の底から、地の底から』(2000)、『満月』(2001)、『死者は地上に』(2010)、『過去からの行進』(2012)など。『火山島』の続編『地底の太陽』(2006)に続き、2019年に続々編「海の底から」の連載(岩波書店『世界』)を完結。評論集には、『ことばの呪縛――「在日朝鮮人文学」と日本語』(1972)、『民族・ことば・文学』(1976)、『「在日」の思想』(1981)、『故国行』(1990)、『転向と親日派』(1993)などがある。

    イ・ヨンスク (イ ヨンスク)
    一橋大学大学院言語社会研究科教授、一橋大学韓国学研究センター長。著書に、『「国語」という思想――近代日本の言語認識』(岩波書店 1996)、『異邦の記憶 故郷・国家・自由』(晶文社 2007)、『「ことば」という幻影――近代日本の言語イデオロギー』(明石書店 2009)、『朝鮮の女性(1392‐1945)――身体、言語、心性』(共著:クオン 2016)

    姜 信子 (キョウ ノブコ)
    作家。著書に、『ノレ・ノスタルギーヤ歌の記憶、荒野への旅』(岩波書店 2003)、『生きとし生ける空白の物語』(港の人 2015)、『はじまりはじまりはじまり』(羽鳥書店 2015)、『声 千年先に届くほどに』(ぷねうま舎 2015)、『あんじゅ、あんじゅ、さまよい安寿』(せりか書房 2016)、『現代説経集』(ぷねうま舎 2018)など。「声」と「語り」をテーマに近代の彼方をまなざす「旅するカタリ」としても活動中。

金石範評論集〈1〉文学・言語論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:明石書店
著者名:金 石範(著)/イ ヨンスク(監修)/姜 信子(編)
発行年月日:2019/06/10
ISBN-10:4750348368
ISBN-13:9784750348360
判型:B6
発売社名:明石書店
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:421ページ
縦:20cm
その他:文学・言語論
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