経営史学の方法-ポスト・チャンドラー・モデルを求めて [単行本]
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経営史学の方法-ポスト・チャンドラー・モデルを求めて [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/07/25
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経営史学の方法-ポスト・チャンドラー・モデルを求めて の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    経営史学とは何か、どのような特質を持っているのか、そしてどのような有用性を持っているのか。これらの課題をアルフレッド・チャンドラーの歴史理論を軸に論じる。隣接諸科学との方法論的な異同、英米と日本の経営発展への適用について解説し、企業の進化に適応したポスト・チャンドラー・モデルを模索する。
  • 目次

    まえがき

    序 章 経営史とは何か
     1 経営史とは、企業進化学である
     2 学問体系における経営史
     3 隣接科学との対話(歴史学、経済史と経営史、社会史、あるいは経済学と経営学、社会学、人類学)
     4 言語論的転回・文化論的転回──遅塚忠躬の所説をベースに

    第1章 チャンドラー・モデルの理論的背景と概要
     1 市場と組織の分析枠組み──取引コストの経済学
     2 生産コストと取引コストの関係
     3 中間組織の経済学
     4 ライベンシュタインとハーシュマン
     5 内部化理論
     6 チャンドラー・モデルの概要

    第2章 組織は戦略に従わないのか──チャンドラーの真意を探求する
     1 チャンドラー・テーゼ
     2 オールフォードの批判
     3 改めて戦略と組織を考える
     4 進化論とチャンドラー・モデルの整合性
     5 チャンドラーの四ケースをどのように考えるか
     6 経営史と進化学

    第3章 グローバリゼーションとチャンドラー・モデル
     1 チャンドラー・モデルと近年の理論フレームワークにおける変化
     2 国際競争と国際競争力の分析視角
     3 国際競争の進展に関するチャンドラーの理解
     4 1980年代および1990年代における「転換」の歴史的意義と国際競争
     5 1990年代以降のアメリカ企業復活の歴史的意味

    第4章 革新の概念と経営史
     1 シュンペーターの革新概念とその限界
     2 発明・革新・投資──シュンペーターvs.チャンドラー
     3 均衡の破壊か、均衡の創造か
     4 根本的革新と漸進的革新、または製品革新と製法革新
     5 革新のための組織
     6 コピーキャット(ものまね上手)は悪か?
     7 革新の歴史的トレンドと戦後の日米比較
     8 今後の展望
     9 革新の意義

    第5章 進化の概念と経営史
     1 生物進化学の成り立ち
     2 社会進化論あるいは経営進化論について
     3 企業遺伝子の側面

    第6章 イギリスの経営発展とチャンドラー・モデル
     1 19世紀イギリスの市場経済
     2 イギリスにおける近代企業発展の特徴
     3 時代別の特徴
     4 特殊イギリス的企業組織の生成
     5 チャンドラーのイギリス資本主義論
     6 イギリス資本主義の諸特徴

    第7章 日本型企業システムとチャンドラー・モデル
     1 チャンドラー・モデルとは何か
     2 チャンドラー・モデルにおける国際比較
     3 日本型企業システムとチャンドラー・モデル
     4 残された日本型企業システムの特徴
     5 チャンドラー・モデルにおける日本の位置

    第8章 チャンドラー・モデルの意義と限界──チャンドラー・モデルは時代遅れか
     1 経営戦略・管理論史としてのチャンドラー・モデル
     2 企業家の消失
     3 不沈戦艦としての大企業体制の動揺
     4 大企業体制の次の体制は何か──チャンドラー・モデルとポスト・チャンドラー・モデル
     5 マス・プロダクションとスペシャルティ・プロダクション

    第9章 チャンドラー・モデルの行く末──批判者たち
     1 チャンドラー・モデルは「進化」する
     2 セイブル&ザイトリンによる批判
     3 チャンドラー・モデルの限界

    第10章 企業の境界とは何か──ポスト・チャンドラー・モデルの探求
     1 チャンドラー・モデルへの批判
     2 市場と組織の連関
     3 「消え行く手」について
     4 統合と脱統合の現段階

    第11章 QCDからQCFDへ──マーケティング力と国際競争優位について
     1 日本企業の優位──QCD
     2 パラダイム・シフト──デザイン重視への転換
     3 機能とは何か──品質、機能、性能、使いやすさ、感性
     4 イタリアの経験
     5 今後の方向性

    第12章 日本経営史学の思想史的性格──リベラリズムと普遍主義と解釈論的研究
     1 労農派対講座派
     2 宇野派
     3 アメリカ近代化論とチャンドラー
     4 解釈論的研究と政策論的研究

    終 章 経営史の意義

    付 論 『経営史の再構想』を読む

    あとがき
    参考文献

    索  引
  • 出版社からのコメント

    時代とともに進化する企業に適応し、チャンドラー・モデルを乗り越える。
  • 内容紹介

    経営史学とは何か、どのような特質を持っているのか、そしてどのような有用性を持っているのか。これらの課題をアルフレッド・チャンドラーの歴史理論を軸に論じる。隣接諸科学との方法論的な異同、英米と日本の経営発展への適用について解説し、企業の進化に適応したポスト・チャンドラー・モデルを模索する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安部 悦生(アベ エツオ)
    1949年生まれ。1978年一橋大学大学院経済学研究科博士課程中退。現在、明治大学経営学部教授
  • 著者について

    安部 悦生 (アベ エツオ)
    *2019年6月現在 明治大学経営学部教授

経営史学の方法-ポスト・チャンドラー・モデルを求めて の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:安部 悦生(著)
発行年月日:2019/06/30
ISBN-10:4623086755
ISBN-13:9784623086757
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経営
言語:日本語
ページ数:363ページ ※266,97P
縦:22cm
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