月下の犯罪―一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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月下の犯罪―一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史(講談社選書メチエ) [全集叢書]
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月下の犯罪―一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史(講談社選書メチエ) [全集叢書]

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出版社:講談社
販売開始日: 2019/08/10
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月下の犯罪―一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史(講談社選書メチエ) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    終戦前夜に起きた「虐殺の晩餐会」事件―舞台はハンガリー貴族バッチャーニ家の居城でのパーティ。その主催者で「ヨーロッパで最も裕福な女性」と噂されていたドイツ人女性マルギットは、ジャーナリストである本書の著者サーシャの大伯母だった…。彼女の関与はあったのか?なかったのか?バッチャーニ家のタブーをめぐる著者の魂の遍歴が始まる。著者の心象風景と、積み重なっていく驚愕の事実。ドキュメンタリーとミステリーが同時進行するスリリングな展開。二〇一六年の出版直後から欧米の読書界を席捲した書、ついに待望の邦訳!
  • 目次

    プロローグ
    1
    2
    3
    4
    手記I
    5
    手記II
    6
    7
    8
    手記III
    9
    10
    手記IV
    11
    12
    手記V
    13
    14
    15
    16
    17
    18
    19
    20
    21
    22
    手記VI
    23

    訳者あとがき
  • 出版社からのコメント

    終戦間際に起きたユダヤ人虐殺事件。首謀者と噂されるのは、著者の大伯母だった……。その真相に迫っていく話題のノンフィクション!
  • 内容紹介

     1945年3月24日の晩、ハンガリー国境沿いにあるオーストリアの村レヒニッツで、約180人のユダヤ人が虐殺された。彼らは穴を掘るように命じられ、その縁に服を脱いでひざまずかされた挙げ句、射殺される。死体は穴の中に崩れ落ち、折れ重なっていった。穴を埋めたのもユダヤ人たちだったが、彼らもまた作業を終えた翌朝には無残にも射殺された。
     主犯とされているのは、当時レヒニッツにあった城でパーティーを行っていたナチスの将校や軍属たちである。ナチス・ドイツの劣勢が明白になり、ヒトラーが自殺するひと月前にあたる。戦後になって、彼らが埋められた場所が捜索されたが、今に至るまで死体はおろか、何の証拠も見つかっていない……。
     本書は、この「レヒニッツの虐殺」と呼ばれる事件の真相を追っていくノンフィクションである。2016年に出版されると、たちまち話題を呼び、ベストセラーになった。英語をはじめ、各国語への翻訳も進められている。
     この書物の最大の特徴は、1973年生まれの著者サーシャ・バッチャーニの出自にある。主犯格の将校たちが集っていた城はバッチャーニ家の持ちものであり、当主イヴァンの妻マルギットが問題のパーティーを主催したと言われている。イヴァンは著者サーシャの祖父の兄。つまり、マルギットは著者の大伯母にあたる。
     一時は「ヨーロッパで最も裕福な女性」とまで言われ、派手好みで娯楽にふけり、狩猟を趣味にしていたマルギットこそ、この事件の首謀者だったのではないか、という噂は事件の直後からささやかれ続けてきた。近年でも、これを題材にして、劇作家エルフリーデ・イェリネク(1946年生まれ)が戯曲『レヒニッツ(皆殺しの天使)』(2008年)を書いている。
     では、本当の真相はどうだったのか? 新聞記者を務める著者サーシャは、祖母マリタが残した日記、レヒニッツで食料品店を経営していたユダヤ系の娘アグネスの日記などを手がかりに、レヒニッツはもちろん、関係者に会うために各地を訪れながら、謎に迫っていく。実に7年間に及ぶ探求の旅は、著者自身が抱える父との関係に潜む闇とも交錯しながら、さらに深い次元に向かうことになる。
     こうして、ドキュメンタリーふうに進行する調査を描写していくパートのあいだに、当事者たちが残した手記が挟み込まれ、時には当時展開されたはずの会話を再現するシーンも織り交ざって、独特の雰囲気をそなえたスリリングな読みものが完成した。
     はたして著者は真実に到達できるのか? 探求の旅はどこにたどりつくことになるのか?──衝撃のラストまで読む者を飽きさせない話題の書、ついに選書メチエで登場!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    バッチャーニ,サーシャ(バッチャーニ,サーシャ/Batthyany,Sacha)
    1973年生まれ。チューリヒとマドリッドで社会学を修めたあと、チューリヒの日刊新聞『新チューリヒ新聞(Neue Z¨urcher Zeitung)』の記者、同じくチューリヒの『ターゲス・アンツァイガー(Tages‐Anzeiger)』の記者を務める。2015年よりワシントンDCで『ターゲス・アンツァイガー』などの特派員を務め、2018年より再びチューリヒ在住

    伊東 信宏(イトウ ノブヒロ)
    1960年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。文学博士(大阪大学)。専門は、東欧の音楽史、民族音楽学。主な著書に、『バルトーク』(中公新書。吉田秀和賞)、『中東欧音楽の回路』(岩波書店。サントリー学芸賞)ほか
  • 著者について

    サーシャ・バッチャーニ (サーシャ バッチャーニ)
    1973年生まれ。チューリヒとマドリッドで社会学を修めたあと、日刊新聞『新チューリヒ新聞』の記者、同じくチューリヒの『ターゲス・アンツァイガー』の記者を務める。2015年より、ワシントンDCで『ターゲス・アンツァイガー』などの特派員を務め、2018年より再びチューリヒ在住。本書(2016年)は世界的に高い評価を受け、英語やフランス語をはじめとする各国語に翻訳されている。

    伊東 信宏 (イトウ ノブヒロ)
    1960年生まれ。大阪大学大学院文学研究科教授。文学博士(大阪大学)。専門は、東欧の音楽史、民族音楽学。主な著書に、『バルトーク』(中公新書。吉田秀和賞)、『中東欧音楽の回路』(岩波書店。サントリー学芸賞)、『東欧音楽綺譚』(音楽之友社)ほか。訳書に、ベーラ・バルトーク『バルトーク音楽論選』(太田峰夫と共訳、ちくま学芸文庫)ほか。

月下の犯罪―一九四五年三月、レヒニッツで起きたユダヤ人虐殺、そして或るハンガリー貴族の秘史(講談社選書メチエ) の商品スペック

商品仕様
出版社名:講談社
著者名:サーシャ バッチャーニ(著)/伊東 信宏(訳)
発行年月日:2019/08/08
ISBN-10:4065168554
ISBN-13:9784065168554
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:294ページ
縦:19cm
その他: 原書名: Und was hat das mit mir zu tun?Ein Verbrechen im M¨arz 1945.Die Geschichte meiner Familie〈Batthyany,Sacha〉
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