核武装と知識人―内閣調査室でつくられた非核政策 [単行本]
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核武装と知識人―内閣調査室でつくられた非核政策 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/07/31
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核武装と知識人―内閣調査室でつくられた非核政策 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則はどのようにしてできあがったのか?佐藤栄作首相が1967年にこの原則を表明したころ、日本のインテリジェンス機関ともいえる内閣調査室には若泉敬、永井陽之助、蝋山道雄、高坂正といった「現実主義者」が結集し、日本の核武装について秘密裏に研究を行っていた。彼ら知識人たちはどのように内調に協力したのか?そもそも内調はどのように生まれ、何に関心を持ち、なぜ知識人との人脈を形成するにいたったのか?内調元幹部の証言やジャーナリストの個人蔵資料などを駆使して非核政策の「謎」に光を当てた出色の博士論文を書籍化。
  • 目次

    序章 「官製シンクタンク」の非核提言
     1 日本の「実験」
     2 本書の意義と目的
     3 先行研究
     4 構成と史資料

    第Ⅰ部 内閣調査室とは何か

    第1章 内閣直属の情報機関構想
     1 はじめに
     2 「日本情報機関の父」吉田茂
     3 言論統制への懸念
     4 後退した緒方構想
     5 村井室長更迭の衝撃
     6 CIAとの蜜月関係
     7 おわりに

    第2章 内閣調査室の中国事情調査
     1 はじめに
     2 小説『日本列島』の世界
     3 四つの創設案
     4 設立後一年の活動検証
     5 引揚者からの中国情報
     6 弘報活動とは何か
     7 おわりに

    第3章 内閣調査室の知識人人脈
     1 はじめに
     2 原点の旧制東京高等学校
     3 進歩的文化人批判
     4 「学生土曜会」への接近
     5 首相密使と総合雑誌の編集者
     6 「現実主義者」との協力
     7 おわりに

    第Ⅱ部 内調における知識人の核政策研究

    第4章 非核政策の萌芽と若泉論文
     1 はじめに
     2 看板機関誌の創刊
     3 原子力潜水艦寄港反対運動
     4 池田政権期の核政策論議
     5 中国初の核実験と佐藤政権
     6 核政策研究の意味
     7 おわりに

    第5章 非核政策の構築と首相献策
     1 はじめに
     2 「有志の会」の中国核論議
     3 審議員会議の情勢判断
     4 国会論戦の中の非核三原則
     5 「核四政策」と非核決議
     6 十七種類の核政策報告書
     7 おわりに

    第6章 非核政策の確立と核武装研究
     1 はじめに
     2 「カナマロ会」の核武装論議
     3 非核報告書の伝道者
     4 NPT調印の最終局面
     5 土壇場まで割れた意見
     6 日本国民へのノーベル平和賞
     7 おわりに

    終章 非核政策の実像と課題
     1 遅れた日中復交への対応
     2 核持ち込みの告発
     3 結論

    あとがき

    参考文献
    関連年表(1952‐1974)
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    日本の核政策はどのように作られたのか? その陰には内閣調査室の知られざる活動と、それに協力した知識人たちの苦悩があった。

    日本の「非核三原則」表明の裏には、内閣調査室に結集した知識人達の存在があった。若泉敬、永井陽之助、高坂正堯ら現実主義者はどのように内調に協力したのか? そもそも内調はどのように生まれ、なぜ知識人との人脈を形成するにいたったのか? 内調元幹部の証言やジャーナリストの秘密資料を駆使し、非核政策の「謎」に光を当てた著者博士論文を書籍化。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岸 俊光(キシ トシミツ)
    1961年、愛媛県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、全国紙学芸部の論壇記者や論説委員として歴史問題などの取材に携わる。その間、2009年から2010年まで米国ジョンズ・ホプキンス大学に客員研究員として所属し、日米「密約」問題を調査。2018年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に著書『核武装と知識人―内閣調査室でつくられた非核政策』のもとになった学術論文を提出し、博士(学術)を取得した。現在、全国紙オピニオングループ部長委員、NPO法人インテリジェンス研究所特別研究員
  • 著者について

    岸 俊光 (キシ トシミツ)
    岸 俊光(きし としみつ) 
    1961年, 愛媛県生まれ. 早稲田大学法学部卒業後, 全国紙学芸部の論壇記者や論説委員として歴史問題などの取材に携わる. その間, 2009年から2010年まで米国ジョンズ・ホプキンス大学に客員研究員として所属し, 日米「密約」問題を調査. 2018年, 早稲田大学大学院アジア太平洋研究科に『核武装と知識人』(2019, 勁草書房)のもとになった学術論文を提出し, 博士(学術)を取得した. 現在, 全国紙オピニオングループ部長委員, NPO法人インテリジェンス研究所特別研究員. 著書に『ペリーの白旗』(毎日新聞社), 共編著に『慰安婦問題という問い』(勁草書房), 編著に『内閣調査室秘録』(文春新書)がある.

核武装と知識人―内閣調査室でつくられた非核政策 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:岸 俊光(著)
発行年月日:2019/07/20
ISBN-10:4326351780
ISBN-13:9784326351787
判型:B6
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:412ページ ※399,13P
縦:20cm
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