遠い眺め―辻内京子句集 [単行本]

遠い眺め―辻内京子句集 [単行本] の 商品概要

• 内容紹介

  ◆第二句集
  身近で親しい情景なのに、なんて静かなんだろう。
  それを遠く眺める作者の目は、生きてきた時間を見ているのかもしれない。
  私は辻内さんと同世代だから、とりわけそう感じる。
  思わずその時間を呼び止めたくなる。
  （帯より・小川軽舟）
  
  ◆自選十句
  毎日を生きて未来へラ・フランス
  灯してわが家ちひさし春のくれ
  いつせいに鐘鳴るごとし寒夕焼
  玄関は家族にひとつ水仙花
  まんじゆしやげことりと日暮来りけり
  目の前を遠く眺めて春焚火
  父のため作る一間やゆすらうめ
  ひぐらしの森引き潮のごとく暮れ
  八月やピエロは上を向いて泣く
  近づけばただの石ころ冬あたたか

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  辻内 京子(ツジウチ キョウコ)
  昭和３４年７月和歌山生れ。平成９年「鷹」入会、藤田湘子に師事。平成１５年「鷹」新葉賞受賞。平成１８年「鷹」星辰賞受賞。平成２０年第一句集『蝶生る』により第３２回俳人協会新人賞受賞。平成３０年「鷹」俳句賞受賞。鷹月光集同人、俳人協会幹事、新宿朝日カルチャー通信俳句講座講師、よみうりカルチャー自由が丘俳句講座講師

• 著者について

  辻内京子
  昭和34年７月　和歌山生れ
  平成９年　「鷹」入会　藤田湘子に師事
  平成15年　「鷹」新葉賞受賞
  平成18年　「鷹」星辰賞受賞
  平成20年　第一句集『蝶生る』により第32回俳人協会新人賞受賞
  平成30年　「鷹」俳句賞受賞
  
  鷹月光集同人
  俳人協会幹事
  新宿朝日カルチャー通信俳句講座講師
  よみうりカルチャー自由が丘俳句講座講師

遠い眺め―辻内京子句集 [単行本] の商品スペック