セザンヌ―近代絵画の父、とは何か? [単行本]
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セザンヌ―近代絵画の父、とは何か? [単行本]

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出版社:三元社
販売開始日: 2019/07/20
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セザンヌ―近代絵画の父、とは何か? [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念は誰が作り、どのように継承されてきたのか?フランス語圏、英語圏、ドイツ語圏、日本におけるこの“近代絵画の父‐セザンヌ”像の形成過程に5人のセザンヌ研究者が迫る。つづく第二部では、セザンヌに関する基礎概念と諸情報を多面的に編纂。生誕180年を記念する本書はセザンヌ芸術の理解に必携の「セザンヌ大全」である。
  • 目次

    まえがき 7

    第一部─セザンヌ―近代絵画の父、とは何か? 9

    序論 「近代絵画の父―セザンヌ」とは何か? を問うことの意味  永井隆則 11
    ピカソと師セザンヌ、近代性への道  イザベル・カーン 25
    英語圏における〈近代絵画の父セザンヌ〉像の形成と展開  浅野春男 37
    セザンヌのりんご  工藤弘二 61
    ポール・セザンヌは、いつ、どのようにポスト印象主義者となるのか?
    ―マイア=グレーフェのセザンヌ―マレー比較論  大木麻利子 85
    「近代絵画の父―セザンヌ」像は、日本で如何にして形成されたか?  永井隆則 127


    第二部─セザンヌ基礎知識 1  [第一部と逆、巻末より始まる]

    1 セザンヌ芸術の基礎概念  3
    「印象主義を美術館の芸術のように堅固で永続的なものにしたかった」 3/「自然に即してプッサンをやり直す」 5/「自然を円筒、球、円錐によって扱いなさい」 8/自然 15/印象主義 20/感覚の実現 24/気質 27/技法 29/主題 49/ジェンダー 51/水彩画 55/模写素描 57/美術館 59/サロン 60/美術学校 62/アトリエ 63/思想 66/政治 69/宗教 72

    2 セザンヌの人生  74
    家族 74/ゾラとの友情 79/画家仲間 82/セザンヌと交流した人々 88/教養、趣味 95/病気、死 98

    3 セザンヌ研究の方法  101
    セザンヌ研究の基礎資料 101/形式主義 105/現象学 110/精神分析 112/受容 115/セザンヌ批判 117/セザンヌ礼讃 120/社会史 124/ジョン・リウォルド 127/メイヤー・シャピロ 129

    4 セザンヌが生活し制作した場所  131
    5 セザンヌと同時代の批評家たち  137
    6 セザンヌのコレクターたち  142
    7 セザンヌ展の歴史―生前と没後から現在まで  159
    8 セザンヌ油彩画、所蔵先国別一覧表  164
    9 セザンヌ文献表 I.方法論文献表 II.言語別文献表  190

    人名索引 214
    引用図版出典一覧 224
  • 内容紹介

    「一文無しになるまで、この絵は絶対に手放しません」
    《コンポー トのある静物》を所有していたゴーギャンにこう言わしめたセザンヌは、いかにして近代絵画の父と呼ばれるようになったのか?

    近代絵画の始祖として、世界的に認識されているセザンヌ。この概念 は誰が作り、どのように継承されてきたのか?フランス語圏、 英語圏、 ドイツ語圏、日本におけるこの〈近代絵画の父ーセザンヌ〉像の形成過程に5人のセザンヌ研究者が迫る。 つづく第二部では、セザンヌに関 する基礎概念と諸情報を多面的に編纂。 生誕180年を記念する本書は セザンヌ芸術の理解に必携の「セザンヌ大全」である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    永井 隆則(ナガイ タカノリ)
    1956年生。DEA(プロヴァンス大学)。博士(文学)(京都大学)。ポール・セザンヌ協会(Soci´et´e Paul C´ezanne)常任委員。京都工芸繊維大学准教授

    カーン,イザベル(カーン,イザベル/Cahn,Isabelle)
    1954年生。M´emoire(de recherche approfondie),1988,´Ecole du Louvre(Paris)。ポール・セザンヌ協会(Soci´et´e Paul C´ezanne)常任委員。美術史家。オルセー美術館絵画部門主任学芸員、ポスト印象派(ゴッホ、新印象主義、ナビ派)コレクション担当。専門はフランス近代美術(マネ、ゴーギャン、セザンヌ、ナビ派など)

    浅野 春男(アサノ ハルオ)
    1950年生。学習院大学大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生として1979‐81年パリ第4大学に在籍(DEA)。元・沖縄県立芸術大学教授。美術史家

    大木 麻利子(オオキ マリコ)
    慶應義塾大学美学美術史学科後期博士課程修了。美術史家、翻訳家、慶應義塾大学文学部非常勤講師

    工藤 弘二(クドウ コウジ)
    1979年生。東北大学文学研究科博士課程単位取得退学。国立新美術館アソシエイトフェローを経て、ポーラ美術館学芸員
  • 著者について

    永井隆則 (ナガイタカノリ)
    1956年生。DEA(プロヴァンス大学)。博士(文学)(京都大学)。ポール・セザンヌ協会(Société Paul Cézanne)常任委員。京都工芸繊維大学准教授。『モダン・アート論再考―制作の論理から』(思文閣出版、2004年)、『セザンヌ受容の研究』(中央公論美術出版、2007年)、『もっと知りたいセザンヌ』(東京美術、2012年)、 What Copying Meant to Cézanne, Aesthetics International, Nr. 21, February 2018, pp. 111-125, How Paul Cézanne rejected the fini concept, Kyoto Studies in Art History, Nr. 2, March 2017, pp. 133-147.

    イザベル・カーン (イザベルカーン)
    1954年生。Mémoire [de recherche approfondie], 1988, École du Louvre (Paris)。ポール・セザンヌ協会(Société Paul Cézanne)常任委員。美術史家。オルセー美術館絵画部門主任学芸員、ポスト印象派(ゴッホ、新印象主義、ナビ派)コレクション担当。専門はフランス近代美術(マネ、ゴーギャン、セザンヌ、ナビ派など)。「ヴァロットン」展(2013-14年)、「ファン・ゴッホ/アルトー」展(2014年)、「ピエール・ボナール」展(2018年)他の展覧会を手がける。

    浅野春男 (アサノハルオ)
    1950年生。学習院大学大学院博士課程満期退学。フランス政府給費留学生として1979-81年パリ第4大学に在籍(DEA)。元・沖縄県立芸術大学教授。美術史家。著書:『セザンヌとその時代』(東信堂、2000年)、『セザンヌと一緒にカード遊び』(2017年、私家版)。翻訳:ミッシェル・フレッセ『セザンヌのアトリエ』(アール・エトセトラ、2004年)、ジャン=クロード・レーベンシュテイン『セザンヌのエチュード』(三元社、2009年)など。

    大木麻利子 (オオキマリコ)
    慶應義塾大学美学美術史学科後期博士課程修了。美術史家、翻訳家、慶應義塾大学文学部非常勤講師。論文:「絵画の内容としての『気分』と色彩」、前田富士男編『色彩から見る近代美術―ゲーテより近代へ』三元社、2011年、152-166頁。Mariko Otabe(-OHKI), Die Rezeption der westlichen Kunst bei Ryûsei Kishida - Cézanne und Dürer, Kulturelle Identität und Selbstbild: Aufklärung und Moderne in Japan und Deutschland, hrsg. von Lothar Knatz et al., LIT Verlag, Berlin, 2011, S. 115-125. 翻訳:アンリ・ララマン『セザンヌ』千足伸行監修(日本経済新聞社、1996年)、ジェイムズ・ホール『ミケランジェロとコーヒータイム』(三元社、2016年)など。

    工藤弘二 (クドウコウジ)
    1979年生。東北大学文学研究科博士課程単位取得退学。国立新美術館アソシエイトフェローを経て、ポーラ美術館学芸員。担当した展覧会に「セザンヌ―パリとプロヴァンス」(2012年、国立新美術館)、「セザンヌ―近代絵画の父になるまで」(2015年、ポーラ美術館)など。

セザンヌ―近代絵画の父、とは何か? [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:三元社
著者名:永井 隆則(編)/イザベル カーン(著)/浅野 春男(著)/大木 麻利子(著)/工藤 弘二(著)
発行年月日:2019/07/10
ISBN-10:4883034909
ISBN-13:9784883034901
判型:A5
発売社名:三元社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:絵画・彫刻
言語:日本語
ページ数:374ページ ※149,225P
縦:21cm
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