古酒騒乱－歌集 [単行本]

古酒騒乱－歌集 [単行本] の 商品概要

• 出版社からのコメント

  歌人であり、情報科学者である著者が 新しい時代へ放つ待望の第11歌集

• 内容紹介

  泡盛はひかりをたたふ　くちびるをかすかゆがめてひと笑ふ国
  
  去りがたきページよここに與謝野晶子老いて売文の悲しみを告ぐ
  
  火のうへで豆腐と青菜が泣く泣かせしやかの日知覧の母も
  
  わがうたの詠み人知らずとなる日来よつばさをかへす宇陀のつばめよ
  
  
  
  図書館選書
  きたる超スマート社会に和歌文化が交わるスリル 内と外との境界は、見つめ直される

• 著者について

  坂井　修一 (サカイ　シュウイチ)
  １９５８年松山市生まれ。東京大学大学院工学系情報工学専攻修了。工学博士。現在東京大学教授。７８年、「かりん」入会と同時に短歌を始め、第一歌集『ラビュリントス』により現代歌人協会賞、２００７年、『アメリカ』で若山牧水賞を受賞2011年『望楼の春』で迢空賞受賞。「かりん」選者。

古酒騒乱－歌集 [単行本] の商品スペック