戦争と資本―統合された世界資本主義とグローバルな内戦 [単行本]
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戦争と資本―統合された世界資本主義とグローバルな内戦 [単行本]

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出版社:作品社
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戦争と資本―統合された世界資本主義とグローバルな内戦 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    なぜ資本は戦争を求めるのか?総力戦から冷戦へ、そして、対テロ戦争、グローバルな内戦へやむことなく戦争を求める経済のメカニズムを明らかにする。資本主義が存続するかぎり、戦争は終わらない!
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    国家、戦争機械、通貨
    本源的蓄積は続いている
    戦争機械の領有化
    フランス革命の二つの歴史
    恒常的内戦の生政治
    新たな植民地戦争
    フーコーのリベラリズムの限界
    シュミットからレーニンに至る奪取の優先性
    総力戦
    冷戦の戦略ゲーム
    クラウゼヴィッツと六八年の思想
    資本のフラクタル戦争
  • 内容紹介

    〈世界内戦〉時代における「戦争論」

    なぜ資本は、戦争を求め続けるのか?
    世界的に注目される先鋭的な思想家による話題の書!

    現在、グローバルな〈世界内戦〉という状態へと至った戦争体制が、
    いかなる資本のメカニズムによってなされたのかを、
    気鋭の思想家二人が初めて明らかにする。

    本書は、〈世界内戦〉時代における「戦争論」である。したがって「戦争」とは、国家間の戦争のみならず、階級、宗教や文明、人種や民族、性やジェンダーなどをめぐる戦争、現在激化している「対テロ戦争」、つまりグローバルに発生している〈内戦〉のすべてである。
    現在、右派ホピュリズムは、移民やイスラム教徒を敵として名指し、政治的ヘゲモニーを打ち立てようとしているが、その人種差別的・性差別的・外国人排除的なスローガンは、貧者の間の戦争を煽り立て、新自由主義の仕掛ける戦争を先鋭化している。

    帝国主義戦争・総力戦から、冷戦へ、そして対テロ戦争、グローバルな内戦へ――
    戦争の体制は変容し、戦争と社会・国民との関係も大きく変化している。

    戦争と資本の関係は、帝国主義・総力戦の時代については語られてきたが、現在の新自由主義・グローバル経済においては、明確にされていない。しかし資本と戦争が、いつの時代においても密接な関係にあり、資本は常に新たな戦争を求め、戦争抜きには存続しえないことは明らかである。
    本書は、現在の〈世界内戦〉といわれる戦争状態が、なぜ発生しているか、その成り行きが今後の資本主義の行方、世界のあり方を決定することを明らかにする。

    ■[序文]より
    グローバルな内戦と統合された世界資本主義に関する“30の宣言”
    (1)われわれは、新たな戦争機械の構築の時代に入ろうとしている
    (2)現在、金融資本主義が、“グローバルな内戦”を引き起こしている
    (3)世界中で“内戦の主体化”としての運動が巻き起こっている
    (4)「内戦」と「戦争」をどう考えるか?
    (5)経済とは、戦争の目的を別の手段により追求することである
    (6)新たな植民地戦争は、世界の「中心部」で発生している
    (7)通貨と戦争は、世界市場の軍事警察である
    (8)戦争と通貨と国家は、資本主義を構成する存在論的力である
    (9)資本主義のすべての岐路には「創造的破壊」ではなく“内戦”がある
    (10)「本源的蓄積」は、資本主義発展が常に必要とする“継続的蓄積”である
    (11)資本主義-工業主義と軍事主義との密接な関係を、マルクスは見過ごした
    (12)資本の「歴史的超越性」――世界の“システマティックな植民地化”の作用主体としての資本
    (13)資本/国家/軍隊の関係――労働の分業化は、兵士の専門職化とともに行なわれた
    (14)民事/軍事、平和/戦争を統合した戦争機械が「統合された世界資本主義」を推進する
    (15)「総力戦」体制によって、社会とその生産力の戦争経済への全面的従属が始まった
    (16)“戦争福祉(ウォーフェア)”が“生活福祉(ウェルフェア)”を準備した
    以下略
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    アリエズ,エリック(アリエズ,エリック/Alliez,´Eric)
    1957年、フランス生まれ。哲学者。パリ第8大学教授、キングストン大学(ロンドン)近代ヨーロッパ哲学研究センター客員教授。フランスで再評価がすすむガブリエル・タルドの研究の第一人者であり、『タルド著作集』の編集の中心人物の一人

    ラッツァラート,マウリツィオ(ラッツァラート,マウリツィオ/Lazzarato,Maurizio)
    1955年、イタリア生まれ。社会学者、哲学者。現在はパリで、非物質的労働、労働者の分裂、社会運動などについての研究を行なっている。また、非常勤芸能従事者(アンテルミッタン)や不安定生活者(プレカリアート)などの活動に参加している。アントニオ・ネグリらとともに、政治思想誌『Multitudes』の創刊以来の編集委員

戦争と資本―統合された世界資本主義とグローバルな内戦 の商品スペック

商品仕様
出版社名:作品社
著者名:エリック アリエズ(著)/マウリツィオ ラッツァラート(著)/杉村 昌昭(訳)/信友 建志(訳)
発行年月日:2019/09/10
ISBN-10:4861827728
ISBN-13:9784861827723
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:423ページ
縦:20cm
その他: 原書名: Guerres et Capital〈Alliez,´Eric;Lazzarato,Maurizio〉
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