ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 [単行本]
    • ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 [単行本]

    • ¥2,64080 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003169585

ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 [単行本]

価格:¥2,640(税込)
ゴールドポイント:80 ゴールドポイント(3%還元)(¥80相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月27日日曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:フィルムアート社
販売開始日: 2019/08/24
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    アニメを言葉でつかまえてみたい。ずっとそう思っている。本書はその実践の記録だ。2012年にスタートし、現在もWEBで継続中のアニメ時評「アニメの門」。そこに掲載された作品評を中心に、雑誌などに発表した多数の論考を収録。『魔法少女まどか☆マギカ』から『天気の子』まで、2010年代を飾ったアニメたちを語り尽くす。
  • 目次

    ※予定なく変更になる場合がございます

    はじめに

    第一部 2010年代のアニメ作家たち

    ■『君の名は。』--新海誠の周辺
    モノローグのなくなった世界で--『星を追う子ども』
    “新海誠らしさ”とは何か
    新海誠作品に見る”実体のない喪失感”と”世界の広がり” --『君の名は。』
    非対称な「入れ替わり」と「当事者性」--『君の名は。』

    ■『かぐや姫の物語』『風立ちぬ。』--2010年代のスタジオジブリ
    宮崎駿のSHOW THE FLAG--『ハウルの動く城』
    幻視の中で手を伸ばして--『風立ちぬ』
    たけのこの「ふるさと」--『かぐや姫の物語』
    高畑勲の描いた「普通」と「理想」
    不思議な宙づり感覚のわけ--『思い出のマーニー』

    ■『この世界の片隅に』--片渕須直のいるところ
    アニメ史の中の『この世界の片隅に』
    すずの右手と世界の繋がり--『この世界の片隅に』

    ■『リズと青い鳥』--山田尚子の歩み
    柔らかに描き出される時間と人々--『たまこまーけっと』
    「変わること」を受けいれること--『たまこラブストーリー』
    みぞれと希美の距離感を巧みに描く、映像言語の饒舌さ--『リズと青い鳥』

    ■『未来のミライ』--細田守の道
    「おおかみこども」と「母」と「花」--『おおかみこどもの雨と雪』
    「神の手」は大衆を救う--『バケモノの子』
    これは“家族”の物語ではない--『未来のミライ』

    第二部 作品は語る

    ■アニメの描くもの
    眼を閉じることと開くこと--『鉄コン筋クリート』
    その語り口を目だけでなく、音でも聞き分けるために--『true tears』
    魔法少女たちに永遠の花束を--『魔法少女まどか☆マギカ』
    リンゴ、毛糸、花びら、炎--『輪るピングドラム』
    アニメーションの輝きが照らす問題--『虹色ほたる~永遠の夏休み~』
    アオが見つけた青い鳥--『エウレカセブンAO』
    言葉と「間」--『HUNTER×HUNTER』
    三つのレイヤーで描かれるひとつの普遍的な物語--『SHIROBAKO』
    μ’s色に上書きされる世界
    言葉と心の“不調和”をめぐる物語--『心が叫びたがってるんだ。』
    “強者”と”弱者”の物語--『甲鉄城のカバネリ』『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』
    「人間ごっこ」が「人間らしさ」へ移り変わる瞬間--『けものフレンズ』
    “自由をめぐる物語”の再構築--『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』
    “母”ではなく、“娘”の物語として--『さよならの朝に約束の花をかざろう』
    眼の前にいない友達について考えること--『宇宙よりも遠い場所』
    波打ち際から覗き込まれる“祭り”--『海獣の子供』

    ■キャラクターの風景
    記号と肉体の産物としての「キャラクター」--『男子高校生の日常』
    ヒーローへの感染--『ガッチャマン クラウズ』『サムライフラメンコ』
    「アイドル」の〈あり方〉--『アイカツ!』『THE IDOLM@STER』『Wake Up, Girls!』『ラブライブ!』 
    ロボットバトルにおける説得力--『アルドノア・ゼロ』『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』 
    内面のない厄介な男--『ルパン三世 PART Ⅳ』
    アニメで演じられるコント--『おそ松さん』
    未熟なアッコを主人公たらしめたもの--『リトルウィッチアカデミア』
    ルパン・イズ・フォーエヴァー--『ルパン三世 PART 5』

    ■アニメの表現と周辺
    アニメにとってのハルヒ、ハルヒにとってのアニメ--『涼宮ハルヒの憂鬱』
    帰ってきた「日常」--『日常‐nichijou‐』 
    「呪い」を解いた新たなテーマ――『宇宙戦艦ヤマト2199』
    アニメーションの事件--『花とアリス殺人事件』 
    画面に「うつるもの」と「出せないもの」の境界--『監獄学園』『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』 
    キャラクターの情報量をいかに制御するのか--『甲鉄城のカバネリ』『ゴッドイーター』 
    “ベストテン”とはどうあるべきか?--「映画芸術」アニメ除外問題が浮き彫りにしたもの 
    これはアニメなのか--『バーチャルさんはみている』 
    圧倒的熱量を支える“ルックの説得力” --『プロメア』

    ■2010年代海外アニメーション
    マクダルの冷や汗--『マクダル パイナップルパン王子』
    対照的なエンターテインメント--『シュガーラッシュ』『パラノーマン ブライス・ホローの謎』
    「大人の趣味」と「子供の遊び」の葛藤--『LEGO® ムービー』
    せめぎ合いこそが人生--『父を探して』
    トーキング・アニマルの仕掛け--『ズートピア』
    貴種流離譚としての物語構造--『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』
    「すべての映画がアニメになった」後に--『スパイダーマン:スパイダーバース』

    あとがき
  • 内容紹介

    『まどマギ』から『天気の子』まで

    ぼくらはどうしてアニメを見つづけるのか?
    2010年代のアニメはなぜ/何が面白いのか?

    国内外、あらゆるジャンルのアニメを縦横無尽に見つめる著者による、
    2010年代アニメをいま改めて「言葉でつかまえる」ための、壮大なスケッチがここに。


    『君の名は。』『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』『この世界の片隅に』『海獣の子供』などの劇場作品から、 『魔法少女まどか☆マギカ』『おそ松さん』『けものフレンズ』『宇宙よりも遠い場所』などTV放映作品、 『父を探して』『LEGO® ムービー』『スパイダーマン:スパイダーバース』などの海外作品まで、 2010年代アニメの何が人を惹き付けてきたのか。

    本書はアニメ評論家として活動する筆者が、2010年代アニメ作品を多様な視点で読み解く一冊です。

    人気連載「アニメの門」で展開された時評、そして各種雑誌等に掲載された論考を中心に加筆・修正を行い、 2010年代が終わりを迎えようとしている今、この10年間のアニメを改めてみつめなおし、 その広大な流れを掴むために絶好の一冊となっています。


    ◎本書で言及される作品(予定・順不同)
    『星を追う子ども』 『君の名は。』 『天気の子』 『かぐや姫の物語』 『風立ちぬ。』 『ハウルの動く城』 『思い出のマーニー』 『この世界の片隅に』 『リズと青い鳥』 『たまこまーけっと』 『たまこラブストーリー』 『リズと青い鳥』 『おおかみこどもの雨と雪』 『バケモノの子』 『未来のミライ』 『鉄コン筋クリート』 『true tears』 『魔法少女まどか☆マギカ』 『輪るピングドラム』 『虹色ほたる~永遠の夏休み~』 『エウレカセブンAO』 『HUNTER×HUNTER』 『SHIROBAKO』 『ラブライブ!The School Idol Movie』 『心が叫びたがってるんだ。』 『甲鉄城のカバネリ』 『コンクリート・レボルティオ~超人幻想~』 『けものフレンズ』 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』 『さよならの朝に約束の花をかざろう』 『宇宙よりも遠い場所』 『海獣の子供』 『男子高校生の日常』 『ガッチャマン クラウズ』 『サムライフラメンコ』 『アイカツ!』 『THE IDOLM@STER』 『Wake Up, Girls!』 『ラブライブ!』 『アルドノア・ゼロ』 『ガールズ&パンツァー これが本当のアンツィオ戦です!』 『ルパン三世 PART Ⅳ』 『おそ松さん』 『リトルウィッチアカデミア』 『ルパン三世 PART 5』 『涼宮ハルヒの憂鬱』 『日常‐nichijou‐』 『宇宙戦艦ヤマト2199』 『花とアリス殺人事件』 『監獄学園』 『下ネタという概念が存在しない退屈な世界』 『甲鉄城のカバネリ』 『ゴッドイーター』 『…
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    藤津 亮太(フジツ リョウタ)
    アニメ評論家。1968年、静岡県生まれ。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりフリー。雑誌・WEB・BDブックレットなど各種媒体で執筆中。東京工芸大学非常勤講師
  • 著者について

    藤津亮太 (フジツリョウタ)
    1968年生まれ。アニメ評論家。著書に『「アニメ評論家」宣言』(扶桑社)、『チャンネルはいつもアニメ』(NTT出版)、『声優言』(一迅社)、『わたしの声優道』(河出書房新社)がある。各種カルチャーセンターでアニメの講座を担当するほか、毎月第一金曜日に『アニメの門チャンネル』で生配信を行っている。

ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 の商品スペック

商品仕様
出版社名:フィルムアート社
著者名:藤津 亮太(著)
発行年月日:2019/08/25
ISBN-10:4845918366
ISBN-13:9784845918362
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:演劇・映画
言語:日本語
ページ数:403ページ
縦:19cm
他のフィルムアート社の書籍を探す

    フィルムアート社 ぼくらがアニメを見る理由―2010年代アニメ時評 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!