梵文「維摩経」翻訳語彙典 [事典辞典]
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梵文「維摩経」翻訳語彙典 [事典辞典]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2019/09/13
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梵文「維摩経」翻訳語彙典 [事典辞典] の 商品概要

  • 目次

    序に代えて 一 国立民族学博物館名誉教授 加藤九祚
          二 鶴見大学女子短期大学部教授 中田直道

    はしがき
    凡 例

    第1章:仏国土の完全な浄化という序(仏国品第一)
        第1章 訳注
    第2章:考えも及ばない巧みなる方便(方便品第二)
        第2章 訳注
    第3章:声聞と菩薩に見舞い派遣を問う(弟子品第三)
        第3章 訳注
    第3章:声聞と菩薩に見舞い派遣を問う=続き(菩薩品第四)
        第3章=続き 訳注
    第4章:病気の慰問(文殊師利問疾品第五)
        第4章 訳注
    第5章:“考えも及ばない”という解脱の顕現(不思議品第六)
        第5章 訳注
    第6章:天 女(観衆生品第七)
        第6章 訳注
    第7章:如来の家系(仏道品第八)
        第7章 訳注
    第8章:不二の法門に入ること(入不二法門品第九)
        第8章 訳注
    第9章:化作された〔菩薩による〕食べ物の請来(香積仏品第十)
        第9章 訳注
    第10章:「尽きることと尽きないこと」という名前の法の施し(菩薩行品第十一)
        第10章 訳注
    第11章:“極めて楽しいところ”(妙喜)という世界の請来と“不動であるもの”(阿?)という如来との会見(見阿?仏品第十二)
        第11章 訳注
    第12章:結論と付嘱(法供養品第十三)
        第12章 訳注
    第12章:結論と付嘱=続き(嘱累品第十四)
        第12章=続き 訳注

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    サンスクリット原典の単語すべてを文法的に分析、現代語訳と訓読、綿密な注釈を施す。名著『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』の完全版
  • 内容紹介

    『維摩経』、仏典、サンスクリット語等の研究者・学習者に至便な必備書。

    『維摩経』のサンスクリット原典を翻訳する際に著者が作成した、全単語の文法的分析を網羅するとともに、現代語訳と訓読文、詳細な注釈を一書に具える。

    名著『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』(岩波書店)の完全版。

    -------------------------
     本書は、1999年7月にチベットのポタラ宮殿で発見された『維摩経』のサンスクリット語写本を現代語訳する際に作成していた“翻訳ノート”を出版したものである。
     翻訳に際しては、①正確を期す、②意訳・深読みをしない、③掛詞も見落とさないで訳出する、④曖昧さを残さない――の四つの原則を自らに課した。
     そのために、まず作成したのが“翻訳ノート”であった。それは、サンスクリット原典の全文を一つのセンテンスごとに区切って、すべての単語について品詞を明らかにし、名詞であれば性・数・格、動詞であれば人称・数・態・時制など文法的なことを分析し、連声の仕方、構文の詳細な分析を行ない、そのすべてを文法的特記事項のメモとともに書き残したものである。その文法的分析を踏まえた私の現代語訳が、サンスクリット本文と鳩摩羅什の漢訳書き下し文を対照させて各センテンスごとに並べてある。それを自分で“翻訳ノート”と呼んでいた。
     この『維摩経』だけでなく、これに先立って『法華経』を現代語訳する時から、「自分の納得のいく訳を出しなさい」と温かく励まし、見守ってくださっていたのが筑波大学名誉教授の三枝充悳先生(1923~2010年)であった。各章の現代語訳が終わるたびに、“翻訳ノート”を印刷し、簡易製本しては三枝先生のご自宅に届け、現代語訳の進行状況を報告していた。最終的に、製本された“翻訳ノート”は『法華経』の場合、B5サイズで両面印刷して、厚さ20センチメートル以上、『維摩経』で10センチメートルほどの大部になった。
     三枝先生は、それをご覧になって、
     「ここまでやってあると、曖昧さがなくなりますね。出版社は、このサンスクリット原文と、植木さんの訳と、漢訳の部分だけを取り出して出版しようとするでしょう。出版社は嫌がるかもしれないけれども、この“翻訳ノート”は、いつか必ず出版して下さい。貴重な資料になります」
    とおっしゃった。
    こうして、『梵漢和対照・現代語訳 法華経』上・下巻(岩波書店)を2008年に、『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』(同)は、三枝先生が亡くなられた翌年の2011年に出版することができた。三枝先生のおっしゃった通り、文法的な分析の部分はすべてカットされたが、それぞれ、毎日出版文化賞とパピルス賞を受賞することができた。それぞれ、2019年4月現在で12刷と、4刷に及んでいる。
    (「はしがき」より抜粋)
    -------------------------

    図書館選書
    『維摩経』サンスクリット原典の全文について、センテンスごとに、使用される単語すべてに文法的分析を行ない、現代語訳と訓読を併記し、さらに綿密な注釈を施す。名著『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』の完全版。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    植木 雅俊(ウエキ マサトシ)
    1951(昭和26)年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学大学院理学研究科修士課程修了(理学修士)、東洋大学大学院文学研究科博士後期課程中退(文学修士)、91年から東方学院で中村元氏からインド思想・仏教思想論、水野善文氏からサンスクリット語を学ぶ。2002年、お茶の水女子大学で人文科学博士号を取得(男性初)。東京工業大学世界文明センター非常勤講師を歴任。日本ペンクラブ会員、日本印度学仏教学会会員、比較思想学会会員。著書多数。訳書『梵漢和対照・現代語訳 法華経』上・下巻(岩波書店、2008年、毎日出版文化賞受賞)、『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』(岩波書店、2011年、パピルス賞受賞)など
  • 著者について

    植木 雅俊 (ウエキ マサトシ)
    1951年、長崎県島原市生まれ。仏教思想研究家。九州大学大学院理学研究科修士課程修了(理学修士)、東洋大学大学院文学研究科博士後期課程中退(文学修士)、91年から東方学院で中村元氏からインド思想・仏教思想論、水野善文氏からサンスクリット語を学ぶ。2002年、お茶の水女子大学で人文科学博士号を取得(男性初)。東京工業大学世界文明センター非常勤講師を歴任。日本ペンクラブ会員、日本印度学仏教学会会員、比較思想学会会員。著書に『仏教のなかの男女観』(岩波書店。『差別の超克』と改題して講談社学術文庫)、『仏教、本当の教え』(中公新書)、『思想としての法華経』(岩波書店)、『仏教学者 中村元――求道のことばと思想』(角川選書)、『江戸の大詩人 元政上人――京都深草で育んだ詩心と仏教』(中公叢書)など、訳書に『梵漢和対照・現代語訳 法華経』上・下巻、『梵漢和対照・現代語訳 維摩経』(いずれも岩波書店)、『テーリー・ガーター――尼僧たちのいのちの讃歌』(角川選書)、『サンスクリット版縮訳 法華経 現代語訳』『サンスクリット版全訳 維摩経 現代語訳』(ともに角川ソフィア文庫)など多数。

梵文「維摩経」翻訳語彙典 [事典辞典] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:植木 雅俊(著)
発行年月日:2019/09/03
ISBN-10:4831870234
ISBN-13:9784831870230
判型:B5
対象:専門
発行形態:事典辞典
内容:仏教
言語:日本語
ページ数:1275ページ
縦:27cm
厚さ:6cm
重量:2500g
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