慈雲尊者その生涯と思想(岡村圭真著作集〈第2巻〉) [全集叢書]

慈雲尊者その生涯と思想(岡村圭真著作集〈第2巻〉) の 商品概要

• 目次

  献辞　　　土生川正道（高野山無量光院住職）
  　　はしがき
  　　凡例
  一　慈雲尊者の世界―釈迦の在世を理想として―
  二　慈雲尊者の生涯
  三　富永仲基と慈雲飲光―近世密教の一動向―
  四　近世の密教者たち―契沖と浄厳―
  五　『十善法語』の教え
  六　慈雲尊者研究序説
  七　慈雲の生涯と思想
  八　慈雲尊者と梵学・梵字
  九　心月輪まんだら考
  十　真言マンダラ私考
  　　解説　　武内孝善（高野山大学名誉教授）
  　　慈雲尊者略年譜　武内孝善編
  　　出典一覧
  　　あとがき
  略歴
  著書・論文一覧

• 出版社からのコメント

  ひたすらに正法の護持をめざし、「徹底した復古主義者」とされる慈雲尊者。その足跡を辿り近世を代表する仏教者の思想と魅力に迫る。

• 内容紹介

  ひたすらに正法の護持をめざし、「徹底した復古主義者」とされる慈雲尊者。近世中期の戒律復古運動の中核をなした慈雲尊者の足跡を辿り、その思想と魅力に迫る。
  
  
  「本書は、右に記したように、慈雲のすべての文章にあたり、慈雲の文章にもとづいて、慈雲の生涯とその思想を跡づけようとした、まさに奇書と呼んでもよい、類い希なる著作といえよう。そのうえ、慈雲の生涯とその思想がきわめて丁寧にかつ深く掘りさげられ、長年にわたって慈雲の文章を読み込まれたなかで研ぎすまされてきた、その洞察力あふれる文章でもってつづられた論考は、この岡村先生の著作をおいて、皆無といっても過言ではない。おそらく、これほどまでに慈雲その人と対峙し、その思想に肉薄したものはないであろう。」
  （高野山大学名誉教授：武内孝善、本書「解説」より

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  岡村 圭真(オカムラ ケイシン)
  １９３１年徳島県生まれ。１９５３年京都大学文学部哲学科宗教学卒業。同大学大学院博士課程（宗教学）修了。１９５９年高野山大学文学部講師、助教授、教授。１９７３年高知大学文理学部（のち人文学部）教授。１９９５年退任。１９７９年～２０１７年まで真言宗大覚寺派源久寺住職。１９９９年密教学芸賞受賞。２０１９年２月遷化

• 著者について

  岡村 圭真 (オカムラ ケイシン)
  1931年徳島県生まれ。1953年京都大学文学部哲学科宗教学卒業。1959年京都大学大学院博士課程（宗教学）修了。1959年高野山大学文学部講師、1969年同助教授、1971年同教授。1973年高野山大学依願退職、高知大学文理学部（のち人文学部）教授。1995年退任。1979～2017年まで真言宗大覚寺派源久寺住職。1999年密教学芸賞受賞。2005～2009年高野山大学客員教授。2019年2月遷化。

慈雲尊者その生涯と思想(岡村圭真著作集〈第2巻〉) の商品スペック