文学に描かれた「橋」―詩歌・小説・絵画を読む(平凡社新書) [新書]
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文学に描かれた「橋」―詩歌・小説・絵画を読む(平凡社新書) [新書]

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出版社:平凡社
販売開始日: 2019/09/17
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文学に描かれた「橋」―詩歌・小説・絵画を読む(平凡社新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    文学に描かれた「橋」とは、渡るためのものではなく、人々の心を捉えるために存在するものである。小説の舞台として巧みに利用することで、橋を渡る兵士たちの軍靴の足音が戦争の恐怖を伝え、橋が過去と現在をつなぐ役割を果たすことで、過ぎし日と、いまを見つめる登場人物の心の葛藤が深く投影される。「橋」の世界が両岸を分けつなぐとき、文学はいきいきと動き出す。
  • 目次

    はじめに
    一、幣舞橋を見た人々
    啄木のいた町──湯川秀樹 石川啄木 林芙美子 桑原武夫
    第七師団の悲歌──徳冨蘆花 小宮山量平
    海霧と霧笛──原田康子 更科源蔵
    二、隅田川の幻景
    にぎわいの痕跡──エドモン・ゴンクール 松尾芭蕉 小林一茶 関根弘
    橋を舞台に──永井荷風 川端康成
    「ブリュッケ」風の絵──藤牧義夫 松本竣介 洲之内徹 ランボー
    時代ものを歩く──平岩弓枝 藤沢周平 池波正太郎
    三、京都、大阪 「花街」の橋
    風を探しに行く──井原西鶴 与謝蕪村 宇野浩二 富岡多恵子
    名残の橋づくし──近松門左衛門 清少納言 三島由紀夫 岡本太郎
    女が渡る道頓堀──織田作之助
    京都灯ともしごろ──炭太祇 近藤浩一路 水上勉 村山槐多
    四、石橋の静かな思想
    リアルト橋を下駄はいて──岡本かの子 ヘンリー・ジェイムズ 須賀敦子 マルコ・ポーロ 
    蘇州舟遊の記──谷崎潤一郎 芥川龍之介
    批評する人──竹内栖鳳 奥野信太郎 青木正児
    失われゆく石橋──森敦 橘南谿 川路聖謨 イサベラ・バード
    五、橋の上にある戦争
    逃れ得ない場所──小泉八雲 アンブローズ・ビアス ヘミングウェイ
    通りがかりの目撃──釈迢空 石田波郷 辻征夫
    知識人たちの痛手──野間宏 堀田善衞 鮎川信夫
    六、人生は橋を渡る
    泣きに行く──三浦哲郎 フランツ・カフカ 富永太郎 中原中也
    隠れ住む男たち──内田百閒 松本清張 村松友視
    向こう側のもの──グレアム・グリーン 池谷信三郎
    旅ゆけば橋──歌川広重 田上菊舎 十返舎一九 川端龍子
    あとがき
    出典一覧
  • 出版社からのコメント

    これまでに筆者が読んできた詩歌、小説などを通じて橋の記憶を掘り起こしつつ、人々にとって橋とはどのようなものだったのかを描く。
  • 内容紹介

    文学に描かれる「橋」とは、渡るためのものではなく、人々の心を捉えるために存在するものである。小説の舞台として橋を巧みに利用することで、橋を渡る兵士たちの軍靴の足音が戦争の恐怖を伝え、橋が過去と現在をつなぐ役割を果たすことで、過ぎし日と、いまを見つめる登場人物の心の葛藤が深く投影される。
    「橋」の世界が両岸を分けつなぐとき、文学はいきいきと動き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    磯辺 勝(イソベ マサル)
    1944年福島県生まれ。法政大学卒業。文学座、劇団雲に研究生として所属。その後、美術雑誌『求美』、読売新聞出版局などの編集者を経て、エッセイスト、俳人に。俳号・磯辺まさる。99年第4回藍生賞受賞
  • 著者について

    磯辺 勝 (イソベ マサル)
    1944年福島県生まれ。法政大学卒業。文学座、劇団雲に研究生として所属。その後、美術雑誌『求美』、読売新聞出版局などの編集者を経て、エッセイスト、俳人に。俳号・磯辺まさる。99年第4回藍生賞受賞。俳誌『ににん』創刊に参加する。著書に『描かれた食卓――名画を食べるように読む』(生活人新書)、『江戸俳画紀行――蕪村の花見、一茶の正月』(中公新書)、『巨人たちの俳句――源内から荷風まで』『昭和なつかし 食の人物誌』(ともに平凡社新書)がある。

文学に描かれた「橋」―詩歌・小説・絵画を読む(平凡社新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:平凡社
著者名:磯辺 勝(著)
発行年月日:2019/09/13
ISBN-10:4582859224
ISBN-13:9784582859225
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:日本文学総記
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:18cm
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