雨とカラス [単行本]

雨とカラス [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  無人だと思われていたメラネシアのある小島で、二十代半ばと見られる一人の男が救出された―。なぜ男は、このような島に、腹を裂いて横たわっていたのか？終戦後、世界から隔離された南洋の島で、取り残された兵士の末裔の壮絶な運命を描いた表題作ほか、奇妙で不思議な魅力あふれる物語全４作を収録。

• 目次

  雨とカラス
  氷の像
  雨の中、傘の下
  国際あなた学会

• 内容（「BOOK」データベースより）

  雨とカラス；氷の像；雨の中、傘の下；国際あなた学会

• 内容紹介

  鮮やかな手触りのあるディティール、突き詰められた奇想、重層的に拮抗する語りの構造に夢中になって読み耽りました。 酉島伝法
  
  
  
  なぜ男は、このような島に、腹を裂いて横たわっていたのか？
  
  第二次大戦後、世界から隔絶された南洋の島。生き残った兵士の家族の壮絶な生き様を描いた表題作ほか、奇妙で不思議な魅力あふれる短編3作を収録。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  澤西 祐典(サワニシ ユウテン)
  ２０１１年、「フラミンゴの村」にて第３５回すばる文学賞受賞（集英社より書籍化）

• 著者について

  澤西祐典 (サワニシユウテン)
  2011年、「フラミンゴの村」にて第35回すばる文学賞受賞（集英社より書籍化）。その他の著書に『別府フロマラソン』、『文字の消息』（いずれも書誌侃侃房）、共著『ペンギン・ブックスが選んだ日本の名短編29』（ジェイ・ルービン編、村上春樹序文、新潮社）、共編訳書『芥川龍之介選 英米怪異・幻想譚』（柴田元幸との共編訳、岩波書店）などがある。京都在住。

雨とカラス [単行本] の商品スペック