家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学 [単行本]
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家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学 [単行本]
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家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2019/09/07
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家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    建築物に積み重なる経験と記憶に寄り添うとき、そこには何が見えてくるのか。カントリー・ハウスや田舎家、郊外住宅から、都市の闇としてのスラムまで、テクストが描きだす多様な建築表象を歴史的・社会的文脈の中で読み解き、「イングリッシュな家」の神話を問い直す画期的な建築文学論。
  • 目次

    序 章 イングリッシュな家のハビトゥス
    1 イングリッシュな家と文学
    2 歴史と建築と文学
    3 本書の骨組

    第1章 闇の奥の家
     ――スラムをめぐるまなざしと表象――
    1 ディストピアの言説
    2 スラムと中流階級の家の対比
    3 チャリティを通して見つめた都市の最暗部
    4 「退化」と「恐怖」でつながるスラムと上品な邸宅
    5 覗き見趣味の巡礼

    第2章 スラムに聳えるネオ・ゴシック建築
     ――夢に終わった中世の理想――
    1 封建主義の復権
    2 田園主義の具現
    3 ピクチャレスクな過去と現在
    4 「自由」と「秩序」と「雅量」と
     ――ラスキンがゴシック建築に見出したもの
    5 モダンな中世主義――ウィリアム・モリスの『ユートピアだより』
    6 スラムの跡地のネオ・ゴシック住宅

    第3章 「混濁」した郊外と家
     ――不可解な空間――
    1 ユートピアの幻影――解釈できない空間
    2 「ピクチャレスク」の変質
    3 「没場所」としての郊外を読み直す
    4 郊外を流離う夏目金之助
    5 帝国内の異空間とマイホーム主義

    第4章 イングリッシュな農家屋
     ――遺産の継承と社会――
    1 「イングリッシュな農家屋」というハビトゥス
    2 流転する都市の景観
    3 田園への回帰
    4 田園都市の誕生
    5 「イングリッシュな家」の創造
    6 「つなぎとめる」建築物
    7 帝国の陰影

    第5章 「空っぽの貝殻」
     ――消えゆくカントリー・ハウスの幻影――
    1 消えたカントリー・ハウス
    2 戦間期の不安――ダロウェイ夫人が感じる闇
    3 空虚な屋敷の原型
    4 回想のなかのカントリー・ハウス――デュ・モーリアの『レベッカ』
    5 かつて僕はそこにいた――記憶のなかのブライズヘッド
    6 空洞化する「威厳」――カズオ・イシグロの『日の名残り』
    7 カントリー・ハウスの現在と未来

    第6章 建築物の詩学
     ――ジョン・ベッチャマンと歴史的建築物――
    1 奇矯なる国民詩人
    2 裏街道を迷走する
    3 建築物の詩学
    4 新生ゴシック建築
    5 盟友ジョン・パイパー
    6 ベッチャマンの教会賛美
    7 鉄道マニアとしてのベッチャマン
    8 ベッドフォード・パークの戦い
    9 伝統の再編成

    想い出の家――あとがきにかえて

    引用文献
    図版一覧
    索 引
  • 出版社からのコメント

    カントリー・ハウスや田舎家(コテッジ)から、都市の闇としてのスラムまで、「ハビトゥスとしての家」を読む建築文学論。
  • 内容紹介

    建築物に積み重なる経験と記憶に寄り添うとき、そこには何が見えてくるのか。カントリー・ハウスや田舎家(コテッジ)、郊外住宅から、都市の闇としてのスラムまで、テクストが描きだす多様な建築表象を歴史的・社会的文脈の中で読み解き、「イングリッシュな家」の神話を問い直す画期的な建築文学論。

    図書館選書
    カントリー・ハウスや田舎家(コテッジ)から、都市の闇としてのスラムまで──。「イングリッシュな家」の神話を問い直し、ハビトゥスとしての家を甦らせる建築文学論。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    大石 和欣(オオイシ カズヨシ)
    1968年静岡県に生まれる。1994年東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。1997年オクスフォード大学大学院英文科M.Phil.修了。2002年オクスフォード大学大学院英文科D.Phil.修了。名古屋大学准教授などを経て、東京大学大学院総合文化研究科教授
  • 著者について

    大石 和欣 (オオイシ カズヨシ)
    1968年 静岡県に生まれる
    1994年 東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了
    1997年 オクスフォード大学大学院英文科M. Phil.修了
    2002年 オクスフォード大学大学院英文科D. Phil.修了
    名古屋大学准教授などを経て
    現 在 東京大学大学院総合文化研究科教授
    著 書 Coleridge, Romanticism, and the Orient(共編、Bloomsbury、2013)他

家のイングランド―変貌する社会と建築物の詩学 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:大石 和欣(著)
発行年月日:2019/08/30
ISBN-10:4815809593
ISBN-13:9784815809591
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:406ページ ※344,62P
縦:22cm
重量:715g
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