子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して [単行本]
    • 子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して [単行本]

    • ¥4,180126 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月30日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003176032

子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して [単行本]

価格:¥4,180(税込)
ゴールドポイント:126 ゴールドポイント(3%還元)(¥126相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月30日水曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/09/03
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「預かり保育」は、政策立案者・保育者・親からどのように意味づけられてきたのか。政策言説の分析、保育者と親への調査・インタビューにより、子育てをめぐってせめぎ合う、公的領域/私的領域の再編のポリティクスを解明する。
  • 目次

    はしがき

    序章 子育てをめぐるポリティクスを探る
     第1節 子育てをめぐるポリティクスはどこにあるか──問題の所在と預かり保育への注目
     第2節 本書の目的と構成

    第1章 預かり保育の概況と先行研究の検討
     第1節 預かり保育の概況
     第2節 子育てへの社会的支援に関する研究
     第3節 預かり保育に関する研究
     第4節 ポリティクスの3つのアクターとリサーチクエスチョン

    第2章 理論的枠組みの検討
     第1節 子育てをめぐる再編のポリティクスを議論するために
     第2節 公的領域と私的領域の関係と境界を変えうるもの
     第3節 公的領域と私的領域の境界をめぐるポリティクス──「ニーズ解釈の政治」議論
     第4節 「ニーズ解釈の政治」議論の本書への示唆

    第3章 本書における調査の概要
     第1節 調査方法と対象の設定
     第2節 本書の調査の特徴

    第4章 預かり保育をめぐる政策言説の通時的変化
     第1節 課題設定
     第2節 対象と分析の視点──中教審答申と審議経過に着目して
     第3節 1990年代以降の預かり保育をめぐる政策言説の通時的変化
     第4節 考察──預かり保育の実施の拡大と子育ての私的な責任の拡大

    第5章 預かり保育の実施状況と保育者の認識
     第1節 課題設定
     第2節 調査および対象者の概要
     第3節 預かり保育の実施状況
     第4節 預かり保育の実施と保育者
     第5節 考察──預かり保育に対する両価的な認識

    第6章 預かり保育に対する保育者の意味づけ
     第1節 課題設定
     第2節 調査および対象者の概要
     第3節 預かり保育を保育者はどのように語るのか
     第4節 預かり保育をめぐる保育者の葛藤と対処
     第5節 考察──「幼稚園の時間」と「家庭の時間」の狭間で

    第7章 預かり保育の利用状況と親の認識
     第1節 課題設定
     第2節 調査および対象者の概要
     第3節 子育てに対する高い関心
     第4節 預かり保育の利用状況
     第5節 預かり保育にみる子育て事情
     第6節 考察──預かり保育の利用を進めるもの・忌避させるもの

    第8章 預かり保育に対する親の意味づけ
     第1節 課題設定
     第2節 調査および対象者の概要
     第3節 預かり保育を親はどのように語るのか
     第4節 考察──「私事としての子育て」の拠りどころ

    終章 子育てをめぐる公私再編のポリティクス──結論と今後の課題
     第1節 結果の概要
     第2節 子育てをめぐる再編のポリティクス
     第3節 本書の結論と今後の課題──「責任」・「遂行」と「ニーズ解釈の政治」議論の相乗から

    参考文献
    参考資料
    あとがき
    人名索引
    事項索引
    初出一覧
  • 内容紹介

    「子育て」は、誰がどのように担うべきなのか。論点がマクロ/ミクロレベルで再編される中、子育てをめぐるポリティクスを分析する。

    幼稚園の「預かり保育」は、子育ての位置づけを私的領域/公的領域のどちらに置くか、というせめぎ合いの中で誕生した。その背景に潜むポリティクスの変化を、1990年代以降の政府の審議会の政策言説分析により明らかにする。同時に、保育者と母親たちへのインタビュー調査により、育児の当事者の意識や葛藤を重層的に捉える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    清水 美紀(シミズ ミキ)
    1987年生まれ。お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程修了。博士(社会科学)。現在、川口短期大学こども学科専任講師。専門は子ども社会学、教育社会学
  • 著者について

    清水 美紀 (シミズ ミキ)
    清水 美紀(しみず みき) 
    1987年生まれ. お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士後期課程修了. 博士(社会科学). 現在:川口短期大学こども学科専任講師. 専門は子ども社会学, 教育社会学. 主著・主論文:『幼小接続期の家族・園・学校』(共著, 小玉亮子編, 東洋館出版, 2017), 「預かり保育をめぐる『ニーズ解釈の政治』――1990年代以降の中央教育審議会答申およぴ審議経過の分析を通して」(日本子ども社会学会編『子ども社会研究』第22号, 2016)など.

子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:清水 美紀(著)
発行年月日:2019/08/20
ISBN-10:4326603208
ISBN-13:9784326603206
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:22cm
他の勁草書房の書籍を探す

    勁草書房 子育てをめぐる公私再編のポリティクス―幼稚園における預かり保育に着目して [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!