袖が語れば [単行本]
    • 袖が語れば [単行本]

    • ¥3,960119 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003180183

袖が語れば [単行本]

価格:¥3,960(税込)
ゴールドポイント:119 ゴールドポイント(3%還元)(¥119相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年8月5日火曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:緑風出版
販売開始日: 2019/08/21
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

袖が語れば [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    着物の袖は、日本の平安時代には床に届くほど華麗で長かったが、近代になるにつれ筒袖が世界のスタンダードになった。その袖に導かれて奈良、長安、サマルカンド、コンスタンチノーブル、ローマ、フィレンツェに旅した。直線でできたアジアの「T」の字をつくるこの袖の時空を超える旅に終わりはない。日仏同時出版の着物の袖をめぐる注目の文化史!
  • 目次

    はじめに 4
    1章 直線の衣 16
    1-1 <Tの字>の着物・16
    1-2 着物は動くアート・16
    1-3 ポルトガル人が見た着物・20
    1-4 袖巾が狭く、をかいた・22
    1-5 公家の経済破綻で長くなった袖・26
    1-6 袖にゆとりの身八つ口・28
    1-7 身八つ口とヨーロッパ細身モード:見えない穴と見せる穴・30
    2章 イケメン遣唐使 34
    2-1 帰国イケメンの唐ファッション・34
    2-2 女性は唐ファッションを着たか?・36
    2-3 漢代の女性俑:十二単の原型?・38
    2-4 女房のの不思議・40
    3章 胡人(ソグド)ペルシャ起源の長袖 44
    3-1 カフタン:オリエントの長袖・44
    3-2 カフタン:ヒルア(hil’at)恩寵の衣・48
    3-3 カフタン: 絹の道 は馬の道・52
    3-4 着物 はシルクロード経由で・54
    4章 光源氏の袖 58
    4-1 袖は調度か:館を飾る・58
    4-2 家具調度になった平安衣裳・60
    4-3 だれも見なかった唐の女性・64
    4-4 座ったままでも権威の袖・66
    4-5 経済破綻から生まれた強装束・68
    4-6 イケメンファッションリーダー:源有仁・70
    4-7 袖の膨らみはアコーデオン・72
    4-8 十二単は仮名交じり漢字文学・74
    4-9 十二単衣、強装束の装いかた・76
    4-10 大げさな強装束:鎌倉・78
    4-11 強装束だから「空蝉」・80
    4-12 スルリと着てスルリと脱ぐ・82
    4-13 火災で避難できた強装束・84
    5章 唐のシルクロード : 椅子はどこから 88
    5-1 唐(カラ)というブランド・88
    5-2 椅子はペルシャから・88
    5-3 椅子に馴染めなかった平安・90
    5-4 床を掃く袖と裾・92
    6章 人間不在の袖:打出 96
    6-1 メッセージは袖に・96
    6-2 駆け抜ける女を覗く女房:『北野天神縁起絵巻』・96
    6-3 美談:打出の知恵・98
    6-4 3点ワンセット:袖、几帳、御簾・100
    6-5 儀式のマニュアル本:絵巻物・104
    6-6 袖は美人がのりだすように・106
    7章 男も打出 110
    7-1 袖:牛車を飾る・110
    7-2 袖:見せずに見せる・110
    7-3 男も打出、裾の下襲・112
    7-4 闇に沈めた衣裳・114
    8章 の色はグラデーション 118
    8-1 文様より色・118
    8-2 グラデーション:「匂い」と「村濃」・118
    8-3 染料の値段:グラデーション・120
    8-4 袖は縫わない:ひねって糊ずけ・124
    8-5 汚れる単衣の袖・126
    9章 平安の縫い姫 128
    9-1 衣は洗い張り・128
    9-2 仕立ては正妻の誇り・128
    9-3 4万8000枚の袖:大仏建立職人の作業衣・130
    10章 袖は恋 134
    10-1 袖:涙の受け皿・134
    10-2 さようならの袖・134
    10-3 『万葉集』の領巾から袖へ・136
    10-4 袖がぬれるだけ?・140
    10-5 季節を映す袖・142
    10-6 袖の涙を絞る男・144
    11章 モナリザの袖 146
    11-1 ダビンチが嫌った「ひらひら」袖・146
    11-2 袖口2つ:オリエント起源・150
    11-3 別部品だったモナリザの袖・154
    12章 袖は戦う 164
    12-1 袖の象形文字・164
    12-2 袖はオリエントから・164
    12-3 袖口のボタンと戦う・166
    12-4 医者のボタン・170
    12-5 アームホール革命・172
    13章 袖の香 174
    13-1 袖の香だけが命・174
    13-2 0.16%の文化・176
    14章 袖 : 東西のエピソード 180
    14-1 片袖はもう一つを探す・180
    14-2 袖は叫び・180
    14-3 悲劇の袖・182
    14-4 袖を断つ・184
    14-5 袖もぎ神・184
    14-6 袖:ヨーロッパも恋・184
    15章 男も振り袖 188
    15-1 振り袖火事・188
    15-2 男女の差がない振り袖姿・190
    15-3 健康の印の袖・190
    15-4 振り袖:200年で45cmから120cmに・192
    15-5 女形の振り袖・192
    15-6 節約の袖・194
    16章 袖のエピソード 196
    16-1 母衣:母の知恵・196
    16-2 袖に何を入れる?・196
    16-3 谷崎は袖に桜をいれた・1
  • 出版社からのコメント

    着物の袖は平安時代には床に届くほど華麗で長かったが、近代になるにつれ筒袖が世界のスタンダードになった。袖をめぐる注目の文化史
  • 内容紹介

    着物の袖は、日本の平安時代には床に届くほど華麗で長かったが、近代になるにつれ筒袖が世界のスタンダードになった。その袖に導かれて奈良、長安、サマルカンド、コンスタンチノーブル、ローマ、フィレンツエに旅した。直線でできたアジアの「T」の字をつくるこの袖の時空を超える旅に終わりはない。日仏同時出版の着物の袖をめぐる注目の文化史!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    竹原 あき子(タケハラ アキコ)
    1940年静岡県浜松市笠井町生まれ。工業デザイナー。1964年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。1964年キャノンカメラ株式会社デザイン課勤務。1968年フランス政府給費留学生として渡仏。1968年フランス、Ecole nationale sup´erieure des Arts D´ecoratifs。1969年パリ、Thecn`esデザイン事務所勤務。1970年フランス、パリInstitut d’Environnement。1972年フランス、Ecole Praique des Hautes Etudes。1973年武蔵野美術大学基礎デザイン学科でデザイン論を担当。1975年から2010年度まで和光大学・芸術学科でプロダクトデザイン、デザイン史、現代デザインの潮流、エコデザイン、衣裳論を担当。現在:和光大学名誉教授、長岡造形大学、愛知芸術大学、非常勤講師
  • 著者について

    竹原 あき子 (タケハラ アキコ)
    1940年浜松市生まれ。工業デザイナー。1964年千葉大学工学部工業意匠学科卒業。68年フランス政府給費留学生として渡仏。68年フランス、Ecole nationale supérieure des Arts Décoratifs。69年パリ、Thecnèsデザイン事務所勤務。70年フランス、パリInstitut d’Environnement。72年フランス、Ecole Praique des Hautes Etudes。73年武蔵野美術大学でデザイン論を担当。1975年から2010年度まで和光大学・芸術学科で教える。現在:和光大学名誉教授、長岡造形大学非常勤講師。
    著作;『立ち止まってデザイン』(鹿島出版会、1986年)『縞のミステリー』(光人社2011年)『原発大国とモナリザ』(緑風出版、2013年)『街かどで見つけた、デザイン・シンキング』(日経BP社、2015年)『パリ・エコと減災の街』(緑風出版、2016年)

袖が語れば [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:緑風出版
著者名:竹原 あき子(著)
発行年月日:2019/08/20
ISBN-10:4846119122
ISBN-13:9784846119126
判型:A5
発売社名:緑風出版
対象:一般
発行形態:単行本
内容:芸術総記
言語:日本語
ページ数:221ページ
縦:22cm
その他:本文:日英両文
他の緑風出版の書籍を探す

    緑風出版 袖が語れば [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!