俳句を愛するならば [単行本]

俳句を愛するならば [単行本] の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  高浜虚子の孫として、最古にして最大の俳誌「ホトトギス」を率いてきた著者が、八十八年の俳句人生を振り返りながら「選句」と「句会」への思いを明かす。「ＮＨＫ俳句」連載の「選句という大事」「句会の力」に加え、「ホトトギス」連載の珠玉の俳論「俳句随想」を復刻再録。

• 目次

  はじめに
  
  １章　選句という大事
  　　私の選の原点、虚子の選
  　　父・年尾の選
  　　飛び込んでくる俳句
  　　思わず取りたくなる俳句
  　　自然の不思議と言葉の余韻
  　　選者も実作者
  　　指導は学ぶこと
  　　季題に語らせる
  　　選者として作者として
  　　俳句の落とし穴
  　　成長し続ける
  　　自然とともに
  ２章　句会の力
  　　私が行く！
  　　置き去られた虚子
  　　もうしわけない
  　　名告
  　　俳句会の今昔
  　　出会い
  　　外国と桜
  　　句会と染筆
  　　句会の絆
  　　初句会の今昔
  　　蟻地獄
  　　若者よ
  ３章　俳句随想
  　　１ 投句・選句・句会
  　　２ 季題の教え ～花鳥諷詠・客観写生
  　　３ 添削と推敲
  　　４ 虚子とホトトギス
  ４章　俳句を愛するならば 特別インタビュー
  
  巻末案内
  ホトトギス社
  日本伝統俳句協会
  虚子記念文学館
  おわりに

• 出版社からのコメント

  汀子、８８歳。毎月３万句の選句を続け、全国を巡り、日々精力的に句会をこなす著者が俳句を愛する人へ贈る、エッセイ風俳論集。

• 内容紹介

  汀子、88歳。「ホトトギス」の母が綴る「選句」と「句会」の心がけ
  
  毎月３万句の選句を続け、全国を巡り、日々精力的に句会をこなす著者が俳句を愛する人へ贈る、エッセイ風俳論集。『ＮＨＫ俳句』連載の「選句という大事」「句会の力」に加え、『ホトトギス』誌連載「俳句随想」の俳論や、特別インタビューも収載。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  稲畑 汀子(イナハタ テイコ)
  １９３１年、横浜生まれ。幼少より祖父・高浜虚子、父・高浜年尾のもとで俳句を学ぶ。１９７９年、父の死去により日本最大の俳句結社「ホトトギス」主宰継承。１９８２年より朝日新聞「朝日俳壇」選者を務める。１９８７年、日本伝統俳句協会を設立、会長に就任。２０００年、念願の「虚子記念文学館」を開館し、理事長に就任。１９９４年～１９９６年、ＮＨＫ教育テレビ「ＮＨＫ俳壇」講師・選者、２００５年～２００６年、同「ＮＨＫ俳句」講師・選者。２０１３年１０月、「ホトトギス」主宰を長男・稲畑廣太郎氏に引き継ぎ、名誉主宰に就任。２０１９年、第７０回日本放送協会放送文化賞

• 著者について

  稲畑 汀子 (イナハタ テイコ)
  一九三一年、横浜生まれ。祖父・高浜虚子、父・高浜年尾のもとで俳句を学ぶ。一九七九年、父の死去により日本最大の俳句結社「ホトトギス」主宰継承。一九八二年より朝日新聞「朝日俳壇」選者を務める。一九八七年、日本伝統俳句協会を設立、会長に就任。二〇〇〇年、念願の「虚子記念文学館」を開館し、理事長に就任。一九九四年～一九九六年、ＮＨＫ教育テレビ「ＮＨＫ俳壇」講師・選者、二〇〇五年～二〇〇六年、同「ＮＨＫ俳句」講師・選者。二〇一三年、「ホトトギス」主宰を息子・稲畑廣太郎氏に引き継ぎ、名誉主宰に就任。二〇一九年、第七十回日本放送協会放送文化賞。句集に『汀子句集』（新樹社）、『汀子第二句集』（永田書房）、『汀子第三句集』（日本伝統俳句協会）、『月』（角川学芸出版）、著書に『虚子百句』（富士見書房）、『ＮＨＫ俳句　花鳥諷詠、そして未来』（ＮＨＫ出版）など。

俳句を愛するならば [単行本] の商品スペック