日本語と論理-哲学者、その謎に挑む(NHK出版新書<600>) [新書]
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出版社:NHK出版
販売開始日: 2019/09/07
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日本語と論理-哲学者、その謎に挑む(NHK出版新書<600>) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    日本語は非論理的な言語だと言われるが、果たして本当か。単数と複数の区別がなくても支障がないのはなぜ?「の」の意味とは?「こそあど」の論理的共通点とは?考えてみれば摩訶不思議な日本語の「謎」に、言語哲学の大家が満を持して挑む、「ことばの哲学」入門、決定版!
  • 目次

        まえがき

    第1章 「こどもが笑った」
        日本語は非論理的か
        特定のこどもを指す「こども」と不特定のこどもを指す「こども」
        「いる/ある」の三つの意味
        確定的用法と不確定的用法を見分ける方法
        日本語の名詞に「可算/不可算」の区別はあるか
        助数辞には三種類ある
        「三冊分」「三箱分」「三キロ分」
        可算名詞とは分類辞を取る名詞である
        分類辞の意味上の役割
        可算名詞の不可算的用法
        不可算名詞の可算化
        「つ」について
        日本語に可算名詞はあるが、単数/複数の区別はない
        単数と複数を区別しない言語にも論理は適用できる
        複数表現の論理への二つのアプローチ
        この章のまとめ

    第2章 「三人のこどもが笑った」
        数量名詞と量化
        比例的な量化と比例的でない量化
        「三人」は複数述語である
        「三人のこども」「こども三人」「こどもが三人」
        「三人のこども」は、何人のこどもを指すのか
        「三人のこども」はやはり、ちょうど三人のこどもを指すのではないか
        数と様相
        結局「三人のこども」は何人のこどもを指すのか
        「三人以上のこども」
        「三人以下のこども」
        「多数のこども」と「少数のこども」
        不可算量化の場合
        この章のまとめ

    第3章 「大部分のこどもが笑った」
        比例的な数量名詞
        「多数のこども」と「こどもの多数」
        「大部分」は二項の述語である
        「の」の意味論(1)───性質を導入する「の」
        「の」の意味論(2)───関係項を表示する「の」
        「こどもの大部分」の「の」と「大部分のこども」の「の」
        「こどもの大部分」の「こども」は複数確定記述である
        「大部分のこども」の「こども」は?
        「三割のこども」
        「三割以上」「三割未満」
        「一部」「半数」「半分」「大多数」「大部分」「全部」
        多重量化と分配性・集合性
        不可算量化の場合
        この章のまとめ

    第4章 「どのこどもも笑った」
        不定詞による量化
        なぜ可算の量化になるのか
        「こそあど」と最小要素への限定
        不可算の量化が不定詞にない理由
        量化の「も」と取り立ての「も」
        指示詞と付値
        存在前提の問題
        「全称命題」と存在前提
        「か」の意味論
        不定詞による多重量化
        不定詞量化と数量名詞量化───二つのパターン
        不定詞量化と数量名詞量化───第三のパターン
        疑問文の意味論
        セルと分割
        疑問と量化
        この章のまとめ

    第5章 「こどもはよく笑う」全称文と総称文
        総称文の謎
        総称文は悪用されやすい
        なぜ全称文と総称文が混同されるのか
        論理学の罪?
        総称文の意味論と日本語
        事象文の意味論
        事象文の意味論はどこまで一般化できるか
        個体の属性文
        属性文と時制
        属性文としての総称文
        日本語と論理学
        この章のまとめ

     付録 様相的文脈の中の「三人のこども」
        必然性タイプの場合
        可能性タイプの場合
        マクロな言語理解とミクロな言語理解

        あとがき
        参照文献
        索引
  • 出版社からのコメント

    日本語は本当に非論理的な言語なのか? ありふれた日常の表現に潜む奥深い「謎」に、言語哲学の大家が満を持して挑む。
  • 内容紹介

    日本語は本当に非論理的な言語なのか?

    なぜ「多くのこども」と「こどもの多く」は違う意味になるのか? なぜケーキを三個「食べてよい」は「以上」で、「食べなくてはならない」は「以下」を意味するのか? 「三人の男」ではなく「三冊の男」で意味が通じる理由は? オスは卵を産めないのに「ペンギンは卵を産む」と言えるのはなぜか?ありふれた日常の表現に潜む奥深い「謎」に、言語哲学の大家が満を持して挑む。通巻600号にふさわしい前代未聞の一冊!

    第1章 「こどもが笑った」
    第2章 「三人のこどもが笑った」
    第3章 「大部分のこどもが笑った」
    第4章 「どのこどもも笑った」
    第5章 「こどもはよく笑う」全称文と総称文
     付録 様相的文脈の中の「三人のこども」
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    飯田 隆(イイダ タカシ)
    1948年、北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で教え、科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。慶應義塾大学名誉教授
  • 著者について

    飯田 隆 (イイダ タカシ)
    1948年、北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で教え、科学基礎論学会理事長と日本哲学会会長を務めた。慶應義塾大学名誉教授。著書に『言語哲学大全』Ⅰ─Ⅳ(勁草書房)、『ウィトゲンシュタイン』(講談社)、『規則と意味のパラドックス』『新哲学対話』(筑摩書房)、編著に『ウィトゲンシュタイン読本』(法政大学出版局)など多数。

日本語と論理-哲学者、その謎に挑む(NHK出版新書<600>) の商品スペック

商品仕様
出版社名:NHK出版
著者名:飯田 隆(著)
発行年月日:2019/09/10
ISBN-10:4140886005
ISBN-13:9784140886007
判型:B6
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:296ページ
縦:18cm
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