追いついた近代 消えた近代―戦後日本の自己像と教育 [単行本]
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追いついた近代 消えた近代―戦後日本の自己像と教育 [単行本]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/09/27
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追いついた近代 消えた近代―戦後日本の自己像と教育 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    迷走する日本社会と教育の「原点」に迫る10年ぶり、待望の書き下ろし単行本。「近代化と教育」から見える、日本の宿痾。2020年第74回毎日出版文化賞(人文・社会部門)受賞
  • 目次

    プロローグ 消えた近代


    第一章 「近代化論」―― その受容と変容
     はじめに
     一 近代化論の骨格
     二 箱根会議に見る視点の対立軸
     三 自然成長的近代化と目的意識的・選択的近代化 ―― キャッチアップ型近代化への道
     四 もう一つの目的意識的・選択的近代化の受容


    第二章 「追いつき型近代」の認識
     はじめに
     一 政策言説の分析方法と補助線となる理論枠組み
     二 大平政策研究会の認識
     三 大平政策研究会の位置づけ
     四 「それ以前」の近代(化)理解
     おわりに


    第三章 臨時教育審議会の近代
     一 なぜ「教育」政策言説なのか
     二 「近代化と教育」再考
     三 臨時教育審議会の認識 ―― 「追いつき型近代化と教育」の認定
     四 香山健一の近代化理解
     五 香山の近代理解と臨教審
      結論
     第三章補論 日本型福祉社会論とキャッチアップ型近代の終焉


    第四章 高等教育政策 ―― 二〇〇〇年代の迷走
     一 高等教育のパラドクス
     二 焦眉の急 ―― グローバル化への対応の遅れ
     三 「変化への対応」という問題
     四 「社会と大学の断絶・齟齬」説の原型
     五 「社会の変化」の変節
     六 新自由主義と小さな政府
      結論


    第五章 教育研究言説の「近代」
     はじめに
     一 「逆コース」の時間差
     二 問題構築の原点 ―― 文部省『新教育指針』(一九四六‐四七)
     三 「逆コース」に見る対立軸と戦後の近代(化)理解 ―― 教育基本法をめぐる攻防
     四 国家と公教育 ―― 古くて新しい近代の問題
     五 キャッチアップ一度目の到達点とその後


    第六章 経済と教育の「近代」
     はじめに
     一 能力主義的教育批判に見る経済と教育の結合
     二 経済審議会答申の「近代」
     三 学歴社会・受験教育の「近代」 ―― 能力主義的教育の読み換え
     四 後発型近代(化)の経験と後発効果の「近代」


    第七章 外在する「近代」の消失と日本の迷走
     一 日本人は優れているか
     二 「産業化・経済に照準した近代(化)理解」の問題
     三 外在する「近代」の実体化
     四 欠如する「主体(性)」の変節(「その後」の問題一)
     五 「エセ演繹型の政策思考」と主体(性)の空転(「その後」の問題二)
     六 呼び込まれる外部の参照点


    エピローグ 内部の参照点を呼び覚ます ―― 交錯する近代の視点
     一 エセ演繹型から帰納的思考へ
     二 生活者 ―― 「弱い個人」の主体
     三 交錯する外部と内部の参照点


    既出関連文献
    引用文献
    関連年表
    事項索引・人名索引
  • 出版社からのコメント

    教育をめぐる政策文書や知識人・研究者の言説を繙き,今に至る日本の迷走の原点を抉り出す意欲作.
  • 内容紹介

    西欧に追いつき,追い越す――.明治以降の近代化と敗戦を経て,1980年代に「追いつき型近代」を達成した日本は,どのような自己像をもち,社会の変化に対応しようとしてきたのか.本書では教育政策を過去と未来をつなぐ結節点ととらえ,政策文書や知識人・研究者の言説を繙き,現在につづく問題群の原点を抉り出す.著者渡欧以降10年来の力を注いだ意欲作.
  • 著者について

    苅谷 剛彦 (カリヤ タケヒコ)
    苅谷剛彦(かりや たけひこ)
    1955年東京都生まれ.東京大学教育学部卒,同大学院修士,ノースウェスタン大学で博士号取得(社会学).東京大学教育学部教授を経て,2008年よりオックスフォード大学教授.専門は社会学,現代日本社会論.主な著書に,『大衆教育社会のゆくえ――学歴主義と平等神話の戦後史』(中公新書),『階層化日本と教育危機――不平等再生産から意欲格差社会へ』(有信堂高文社,2001年大佛次郎論壇賞奨励賞),『教育改革の幻想』(ちくま新書),『教育の世紀――学び,教える思想』(弘文堂=ちくま学芸文庫増補版,2005年サントリー学芸賞),『教育と平等――大衆教育社会はいかに生成したか』(中公新書)など.

追いついた近代 消えた近代―戦後日本の自己像と教育 の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:苅谷 剛彦(著)
発行年月日:2019/09/25
ISBN-10:4000613626
ISBN-13:9784000613620
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:教育
言語:日本語
ページ数:375ページ ※369,6P
縦:22cm
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