ヴァルター・ベンヤミン―闇を歩く批評(岩波新書) [新書]
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ヴァルター・ベンヤミン―闇を歩く批評(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/09/24
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ヴァルター・ベンヤミン―闇を歩く批評(岩波新書) [新書] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦争とファシズムの時代に生きた思想家ヴァルター・ベンヤミン(一八九二~一九四〇)。蹉跌の生涯のなかで彼が繰り広げた批評は、言語、芸術、歴史を根底から捉え直しながら、時代の闇のただなかに、何者にも支配されない生の余地を切り開こうとした。瓦礫を掻き分け、捨て去られたものを拾い続けた彼の思考を今読み解く。
  • 目次

    プロローグ――批評とその分身
     第一節 せむしの小人とともに
     第二節 天使という分身


    第一章 青 春の形而上学――ベルリンの幼年時代と青年運動期の思想形成
     第一節 世紀転換期のベルリンでの幼年時代
     第二節 独自の思想の胎動
     第三節 「青春の形而上学」が開く思考の原風景
     第四節 友人の死を心に刻んで
     インテルメッツォⅠ クレーとベンヤミン


    第二章 翻訳としての言語――ベンヤミンの言語哲学
     第一節 言語は手段ではない
     第二節 言語とは名である――「言語一般および人間の言語について」
     第三節 翻訳としての言語
     第四節 方法としての翻訳――「翻訳者の課題」


    第三章 批評の理論とその展開――ロマン主義論からバロック悲劇論へ
     第一節 芸 術批評の理念へ――『ドイツ・ロマン主義における芸術批評の概念』
     第二節 神話的暴力の批判――「暴力批判論」
     第三節 文芸批評の原像――「ゲーテの『親和力』」
     第四節 バロック悲劇という根源――『ドイツ悲劇の根源』


    第四章 芸術の転換――ベンヤミンの美学
     第一節 人 間の解体と人類の生成――『一方通行』と「シュルレアリスム」
     第二節 アレゴリーの美学――バロック悲劇からボードレールへ
     第三節 知覚の変化と芸術の転換――「技術的複製可能性の時代の芸術作品」
     第四節 中断の美学――ブレヒトとの交友
     インテルメッツォⅡ アーレントとベンヤミン


    第五章 歴史の反転――ベンヤミンの歴史哲学
     第一節 近代の根源へ――『パサージュ論』の構想
     第二節 経験の破産から――「フランツ・カフカ」と「物語作家」
     第三節 想起と覚醒――『パサージュ論』の方法
     第四節 破壊と救出――「歴史の概念について」


    エピローグ――瓦礫を縫う道へ
     第一節 ベンヤミンの死
     第二節 瓦礫を縫う道を切り開く批評
     第三節 哲学としての批評


    ヴァルター・ベンヤミン略年譜
    主要参考文献一覧
    あとがき
  • 出版社からのコメント

    時代の危機と対峙しつつ言語,芸術,歴史の本質に迫る批評を展開したベンヤミン.その思考を読み解く.
  • 内容紹介

    戦争とファシズムの時代に生きた思想家ヴァルター・ベンヤミン(1892―1940)。蹉跌の生涯のなかで彼が繰り広げた批評は、言語、芸術、歴史を根底から捉え直しながら、時代の闇のただなかに、何者にも支配されない生の余地を切り開こうとした。瓦礫を掻き分け、捨て去られたものを拾い続けた彼の思考を今読み解く。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    柿木 伸之(カキギ ノブユキ)
    1970年鹿児島市生まれ。上智大学文学部哲学科卒業。上智大学大学院哲学研究科哲学専攻満期退学。博士(哲学)。上智大学文学部哲学科助手、広島市立大学国際学部准教授などを経て、広島市立大学国際学部教授。専門、ドイツ語圏の近・現代の哲学と美学
  • 著者について

    柿木 伸之 (カキギ ノブユキ)
    柿木伸之(かきぎ のぶゆき)
    1970年鹿児島市生まれ.上智大学文学部哲学科卒業.上智大学大学院哲学研究科哲学専攻満期退学.博士(哲学).上智大学文学部哲学科助手,広島市立大学国際学部准教授などを経て
    現在―広島市立大学国際学部教授
    専門―ドイツ語圏の近・現代の哲学と美学
    著書―『ベンヤミンの言語哲学――翻訳としての言語,想起からの歴史』(平凡社,2014年),『パット剝ギトッテシマッタ後の世界へ――ヒロシマを想起する思考』(インパクト出版会,2015年)など
    訳書―『細川俊夫音楽を語る――静寂と音響,影と光』(アルテスパブリッシング,2016年),テオドール・W・アドルノ『自律への教育』(共訳,中央公論新社,2011年)など

ヴァルター・ベンヤミン―闇を歩く批評(岩波新書) [新書] の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:柿木 伸之(著)
発行年月日:2019/09/20
ISBN-10:4004317975
ISBN-13:9784004317975
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:哲学
言語:日本語
ページ数:262ページ
縦:18cm
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