「少年」「少女」の誕生 [単行本]
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「少年」「少女」の誕生 [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/10/21
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「少年」「少女」の誕生 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    少年少女雑誌と「少年」「少女」は、どのように生まれて、どのように変遷したのか。社会学・文学的考察に加え、メディア論的な視点からも読み解く全12章。
  • 目次

    序 章 少年少女雑誌と「少年」「少女」はどのように生まれてどのように変遷したのか
     1 少年少女向けのメディアにおける「少年」「少女」に関する知 
     2 少年少女向けのメディアの比較分析をどのようにするのか 


     第Ⅰ部 「少年」「少女」の起源

    第一章 子どものメディアから「少年」のメディアへ――作文投稿雑誌から少年雑誌へ
     1 「少年」のメディアの誕生 
     2 作文投稿雑誌から少年雑誌へ 
     3 近世の子どもから近代の子どもへ 
     4 漢文体・漢文訓読体から言文一致体へ 
     5 大人の文から子どもの文へ 
     6 近代の子どもとは何か 

    第二章 「少年」のメディアから「少年」「少女」のメディアへ――少年雑誌から少年少女雑誌へ
     1 「少年」「少女」のメディアの誕生 
     2 少年雑誌から少年少女雑誌へ 
     3 「少年」から「少年」「少女」へ 
     4 少年雑誌の少女欄から少女雑誌へ 
     5 男女別学による「少年」「少女」の分離 
     6 近代の子どものジェンダーとは何か 

    第三章 大人と異なる存在としての「少年」「少女」へ――『少年世界』『少女世界』から『日本少年』『少女の友』へ
     1 大人と異なる存在としての「少年」「少女」のメディアの誕生 
     2 『少年世界』『少女世界』から『日本少年』『少女の友』へ 
     3 「少年文学」叢書から「愛子叢書」へ 
     4 子どもの文から「少年」「少女」のありのままの文へ 
     5 都市新中間層の男子・女子 
     6 都市新中間層の子どもとは何か 


     第Ⅱ部 「少年」「少女」の展開

    第四章 新体詩の名手と口語詩の名手――『日本少年』『少女の友』の少年少女詩の差異
     1 『日本少年』『少女の友』の「少年」「少女」はどのようなものだったのか ――少年少女詩から見る
     2 新体詩の名手 
     3 口語詩の名手 
     4 文語体を操る男子・口語体を操る女子 
     5 二つの抒情 

    第五章 少女雑誌のアイドルと少年雑誌のアイドルの不在――『日本少年』『少女の友』の投書欄の差異
     1 『日本少年』『少女の友』の「少年」「少女」はどのようなものだったのか――投書欄から見る
     2 『日本少年』のアイドルの不在 
     3 『少女の友』のアイドル 
     4 夭折の天才少女 
     5 学校のネットワークと雑誌のネットワーク 

    第六章 あこがれの才色兼備のお嬢さま――『少女の友』の変
     1 『少女の友』の「少女」はどのように変化したのか――抒情画・伝記・少女小説から見る
     2 知的能力のある少女から知的能力・運動能力のある少女へ――『少女の友』の変化 
     3 才色兼備のお嬢さまとその変化――『少女の友』の少女小説の変化 
     4 女子教育の変化 
     5 「少女らしさ」の変化――あこがれの才色兼備のお嬢さまにおける運動能力の重視 

    第七章 完全無欠の英雄――『日本少年』の変化
     1 『日本少年』の「少年」はどのように変化したのか――抒情画・伝記・少年小説から見る
     2 学歴の価値の低下・抒情の排除――『日本少年』の変化 
     3 完全無欠の英雄とその変化――『日本少年』の少年小説の変化 
     4 「少年らしさ」の変化――完全無欠の英雄における学歴・抒情の軽視 


     第Ⅲ部 「少年」「少女」の変容と解体

    第八章 都市新中間層の「少年」「少女」からあらゆる階層の「少年」「少女」へ――『日本少年』『少女の友』から『少年倶楽部』『少女倶楽部』へ
     1 少年少女雑誌の勢力争いはどのような変化をもたらしたのか 
     2 『日本少年』『少女の友』から『少年倶楽部』『少女倶楽部』へ 
     3 『日本少年』から『少年倶楽部』へ 
     4 『少女の友』から『少女倶楽部』へ 
     5 講談社文化――中間層より下の階層の読者の開拓 
     6 反都市新中間層文化の勝利 

    第九章 「少年」「少女」から少国民へ ――総力戦体制下の少年少女雑誌
     1 総力戦は「少年」「少女」のメディアをどのように変容させたのか 
     2 知的能力・運動能力・戦闘能力のある少女と運動能力・戦闘能力・労働能力のある少女へ――少女雑誌の抒情画の変化 
     3 芸術家・エリート・運動家・軍人・武士へ――『少女の友』の伝記の変化 
     4 運動能力・戦闘能力のある少年とエリート・軍人・武士 ――少年雑誌の抒情画・『日本少年』の伝記の不変
     5 「児童読物改善ニ関スル指示要綱」と日本少国民文化協会 
     6 あらゆる階層の男子・女子の包含 

    第一〇章 「少年」「少女」の価値の喪失 ――戦前の少年少女雑誌から戦後の少年少女雑誌へ
     1 戦後において少年少女雑誌はどのように変化したのか 
     2 戦前の少年少女雑誌から戦後の少年少女雑誌へ 
     3 エスから男女交際へ 
     4 「美しい」から「かわいい」へ 
     5 「少女」から「ジュニア」へ 
     6 男女共学による「少年」「少女」の同化と都市新中間層の力の喪失 
     7 少女同士の関係から少年少女の関係へ 


    終 章 「少年」「少女」の誕生と変遷
     1 少年少女向けのメディアにおける「少年」「少女」に関する知の変遷 
     2 都市新中間層の男子・女子からあらゆる階層の男子・女子へ 

    あとがき 
    附表1 少年雑誌の歴史(一八八八~一九六九年)
    附表2 少女雑誌の歴史(一九〇二~一九六九年)
    人名・事項索引
  • 出版社からのコメント

    少年少女雑誌と「少年」「少女」は、どう生まれて、どう変遷したか。 社会学・文学的考察に加え、メディア論的な視点からも読み解く
  • 内容紹介

    少年少女雑誌と「少年」「少女」は、どのように生まれて、どのように変遷したのか。
    社会学・文学的考察に加え、メディア論的な視点からも読み解く全12章。

    「少年」「少女」に関する知はどのように作られ、またなぜ作られたのか。『日本少年』『少女の友』をはじめとする少年少女雑誌を詳細に分析し、少年少女雑誌における「少年」「少女」の誕生と変遷を明らかにする。
    少年少女向けのメディアを比較分析する全?部構成で、少年少女小説、伝記、少年少女詩、抒情画、通信欄・文芸欄などを丁寧に読み解きながら、時代による変化をはじめ、媒体による差異、その繊細なせめぎあいを描き出す。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    今田 絵里香(イマダ エリカ)
    1975年京都府生まれ。2004年京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程研究指導認定退学。2006年京都大学博士(人間・環境学)。現在、成蹊大学文学部現代社会学科准教授。専攻:メディア史、教育社会学、ジェンダー論
  • 著者について

    今田 絵里香 (イマダ エリカ)
    *2019年9月現在
    成蹊大学文学部現代社会学科准教授

「少年」「少女」の誕生 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:今田 絵里香(著)
発行年月日:2019/10/30
ISBN-10:462308440X
ISBN-13:9784623084401
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:510ページ ※495,15P
縦:22cm
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