トウガラシ大全-どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか [単行本]
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トウガラシ大全-どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか [単行本]
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トウガラシ大全-どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか [単行本]

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出版社:草思社
販売開始日: 2019/09/19
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トウガラシ大全-どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか の 商品概要

  • 目次

    イントロダクション 世界中で愛されている香辛料 

     トウガラシ・ムーブメント
     禁断の味覚を知った人たち
     アメリカ大陸からヨーロッパへ
     トウガラシの魅惑的な「赤」
     新しい味覚との出合い

    第1部 トウガラシとは何か

    第1章 われらが愛すべき香辛料──トウガラシのすべて 

     発祥の地はどこか?
     トウガラシの原種は五種類
     さまざまな環境のもとで栽培
     選ばれた者たちだけのごちそう
     トウガラシはどうやって辛くなったのか
     なぜ人間は辛いものを求めるのか
     辛さを生み出すカプサイシン
     辛さを表す「スコビル値」
     激辛→ エンドルフィン→ ドーパミン
     トウガラシで寿命が延びる?
     過剰な摂取が「がん」を引き起こす?

    第2章 さまざまなトウガラシ──アパッチ、ヴァイパー、ドラゴン 

     カプシカム・アニューム種
     カプシカム・フルテッセンス種
     カプシカム・シネンセ種
     カプシカム・バカタム種
     カプシカム・プベッセンス種

    第2部 トウガラシの歴史

    第3章 アメリカのスパイス──原産地のトウガラシ 

     トウガラシが残っていた六〇〇〇年前の土器
     ホットチョコレートとトウガラシ
     オルメカ人の食事
     『メンドーザ写本』のトウガラシ
     よきトウガラシ売りと質のよくないトウガラシ売り
     インカ建国神話のなかのトウガラシ
     神々が口にする食べ物

    第4章 三隻の船がやってきた──コロンブスの到来 

     トウガラシが「ペッパー」と呼ばれるわけ
     スペイン人征服者へのトウガラシ爆弾
     「香辛料」と「楽園」のイメージ
     スペイン人とポルトガル人の世界分割

    第5章 トウガラシが来た道──アフリカ、アジアに渡ったトウガラシ 

     トウガラシの普及と奴隷貿易
     大航海時代のトウガラシ
     インドが原産地だという誤解
     タイのチリソース
     ポルトガルから日本、マカオ、朝鮮へ
     インドからブータンへ

    第6章 「赤々と輝き、信じられないほど美しい」──中国に渡ったトウガラシ 

     四川省、湖南省への伝播ルートは?
     「香り高い辛さ」という大事な要素
     「毛沢東の赤い角煮」
     ヒリヒリと痺れる四川料理
     貧しい者も口にできる食物

    第7章 ピリピリからパプリカまで──ヨーロッパのトウガラシ 

     「四体液説」とトウガラシ
     普及に時間がかかったヨーロッパ
     食材そのものの味か、調味料を重ねた味か
     パプリカのはるかな旅路
     ロシアのトウガラシ
     トウガラシ料理を生み出せなかったイギリス

    第8章 テキサスのチリとチリ・クイーン──アメリカのトウガラシ 

     ヨーロッパからもたらされた料理術
     アメリカ南部とメキシコ料理
     チリパウダーの登場
     チリコンカンはテキサスのソウルフード
     チリコンカンを憎むメキシコ人
     露天商とチリ・クイーンたち
     ついにはアメリカの国民食に

    第9章 トウガラシソース──世界が魅了された味 

     瓶詰めホットソースの登場
     不朽の名作「タバスコ」の誕生
     アメリカとメキシコのホットソース
     カリブ海の名品ホットソース
     越境していくトウガラシ

    第10章 トウガラシの味と食感──激しい辛さに体と心はどう反応しているのか 

     のみこんだあとも続く刺激
     トウガラシの三つの効能
     極寒の土地でも、灼熱の土地でも
     トウガラシがもたらす高揚感
     辛さが「快」へと転換される

    第3部 トウガラシの文化

    第11章 悪魔のディナー──トウガラシのダークサイド 

     トウガラシと悪魔
     ヴィクトリア時代の「デビルド・キドニー」
     悪霊や不幸を追い払うもの
     禁断に満ちた不謹慎なネーミング
     ドラッグのような効果はあるか?
     激辛トウガラシの幻覚作用?
     世界で最も辛いという称号

    第12章 官能の媚薬──トウガラシと性欲 

     トウガラシの催淫効果?
     「とくに精神の健康を損ねる」
     カプサイシンと性的欲求の関係
     官能と苦痛が分かつもの

    第13章 武器としてのトウガラシ──化学兵器の元祖 

     マヤ、アステカのトウガラシミサイル
     兵器化されるカプサイシン

    第14章 超激辛と激辛フェチ──トウガラシ礼賛 

     ブームを巻き起こした食材
     トウガラシのムーブメントというカルチャー
     メディアが増幅させるブーム
     ジャガイモをしのぐトウガラシの薬効
     インチキ薬の成分構成

    第15章 男だけの世界──トウガラシは男の愉悦 

     筋金入りのトウガラシ喰い
     危険な行為に手を出す男たち
     痛みに対する男女の違い
     強い刺激欲求を求める者たち
     「男性馬鹿理論」

    第16章 味覚のグローバリゼーション──トウガラシは人類を救うか 

     世界中で同じものを食べる不気味さ
     辛さに秘められた深い可能性
     禁じられているものをあえて口にする意味
     ジャンクフードに対する解毒剤
     食べ物の逆襲
  • 内容紹介

    世界中でなぜか愛されている「悪魔の食べもの」!?
    その種類、特徴、歴史、料理法、文化のすべてを紹介!

    灼熱の南方から寒い北の地まで、トウガラシの食文化は世界中に広がっている。なぜ人はトウガラシに惹かれるのか?
    その発祥の地から世界中への伝播の経路、膨大なトウガラシの種類とその特徴、世界各地の多彩な料理法、
    そして激辛ブームを引き起こす禁断の魅力の正体までを解説した決定版!

    ・トウガラシはなぜ辛くなったのか?
    ・マヤ・アステカ・インカの神聖なるトウガラシ文化
    ・なぜトウガラシが「ペッパー」と呼ばれるのか?
    ・コロンブスとコンキスタドールの役割?
    ・奴隷貿易がアフリカにトウガラシを広めた?
    ・ポルトガルが日本、中国に運んできた?
    ・トウガラシはからだを危険にさらす?
    ・いやいや、健康にいい、痩身に効く?
    ・ドラッグのような快感をもたらすのか?
    ・カプサイシンとエンドルフィンの関係とは?
    ・史上最初の化学兵器はトウガラシ爆弾?
    ・危険な「辛さ」を好む人間心理とは?
    ・激辛大会に挑むのはなぜ「男」が多いのか?
     ……などなど、トウガラシのすべてを解説!

    鷹の爪、ハラペーニョからブート・ジョロキア、トリニダード・スコーピオン、キャロライナ・リーパーに
    ドラゴンズ・ブレス、そして現在世界最辛のペッパーXまで、精鋭トウガラシたちが続々登場!
  • 著者について

    スチュアート・ウォルトン (スチュアート ウォルトン)
    スチュアート・ウォルトン(Stuart Wolton)
    イギリスの作家。人文学や食物史を中心に1990年代から執筆活動を始める。とくにワイン、スピリッツ、リキュールに関する造詣は深く、一般向けのガイド本も数多く執筆している。主著には酩酊感を分析したOut Of It: A Cultural History of Intoxication (2001)や人間の感情を論じ、世界7カ国に翻訳されたHumanity: An Emotional History(2004)などがある。英紙「ガーディアン」のブックブログの常連寄稿者としても知られている。アガサ・クリスティーの生誕地イングランド南西のトーキーで暮らす。

    秋山 勝 (アキヤマ マサル)
    秋山 勝(あきやま・まさる)
    立教大学卒。出版社勤務を経て、翻訳の仕事に。訳書にリチャード・ローズ『エネルギー400年史』、ジャレド・ダイアモンド『若い読者のための第三のチンパンジー』、デヴィッド・マカルー『ライト兄弟』、ジェイミー・バートレット『操られる民主主義』(以上、草思社)、ジェニファー・ウェルシュ『歴史の逆襲』、マーティン・フォード『テクノロジーが雇用の75%を奪う』(以上、朝日新聞出版)など。

トウガラシ大全-どこから来て、どう広まり、どこへ行くのか の商品スペック

商品仕様
出版社名:草思社
著者名:スチュアート ウォルトン(著)/秋山 勝(訳)
発行年月日:2019/09
ISBN-10:4794224141
ISBN-13:9784794224149
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:311ページ
縦:19cm
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