日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 [単行本]
    • 日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 [単行本]

    • ¥3,520106 ゴールドポイント(3%還元)
    • お取り寄せ
日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003184736

日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 [単行本]

価格:¥3,520(税込)
ゴールドポイント:106 ゴールドポイント(3%還元)(¥106相当)
お届け日:お取り寄せこの商品は、日時を指定できません。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:彩流社
販売開始日: 2019/10/12
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    忘れられた対外政策と知られざるトゥーラン主義運動!日露戦争以後の戦前・戦中期の対外政策論は、南進論と北進論に大きく整理されるが、東西に向かうベクトルがあったことは忘れがちである。知られざるトゥーラン主義運動の全貌とイスラム政策のあり方を検証する労作。
  • 目次

    序 論

    第一章 テュルク系ムスリムと日本との接触

    1満洲におけるテュルク系ムスリム社会と日本
    2テュルク系ムスリム世界における日露戦争認識の実態
    3アブデュルレシト・イブラヒムの来日と東京モスク建設計画
    4亜細亜義会の設立と機関誌『大東』

    第二章 日本におけるトゥーラン主義運動の前段階

    1シベリア干渉と大陸政策
    2在極東テュルク系ムスリム共同体の誕生
    3クルバンガリーとタガンの来日

    第三章 日本へのトゥーラン民族運動の導入

    1トゥーラン民族運動の国際的展開
    2日本におけるトゥーラン主義運動
    第四章 トゥーラン運動の再開とアジア主義的な展開
    1大道社及び月刊誌『大道』
    (1924年4月~1931年8月)
    2今岡の帰国(1931年12月)
    3日本トゥーラン協会の結成(1932年)
    4アジア主義におけるトゥーラン主義の位置づけ
    5トゥーラン主義によるテュルク世界と日本との接触
      ──ムハッレム・フェイズ・トガユの事例

    第五章 トゥーラン主義運動と「回教政策」との接合

    1満洲国建設以後の「回教政策」とテュルク系ムスリムの
                       諸運動家の来日
    2東トルキスタン独立運動と日本の関与工作
    3関東軍と対ムスリム工作
    4駐蒙軍と対ムスリム工作
    5「回教政策」における1938年の意義
    6竹内好が見た大陸ムスリム
    7善隣協会と回教圏研究所

    第六章 「回教政策」と日独による世界新秩序構想

    1杉山宣撫部隊と中央ユーラシア在住の
               ムスリムに対する将来構想
    2今岡十一郎のトゥーラン・イスラーム国家論
    3反露方針について
    4日独両軍の反ソ諜報活動と白系ロシア人独立運動への協力
    5枢軸国による新秩序論
    6中央アジア横断鉄道論

    結 論
  • 出版社からのコメント

    戦前、戦中の忘れられた対外(イスラム)政策と知られざるアジア主義として日本の影響力を強めたトゥーラン主義運動を辿り直す
  • 内容紹介

    忘れられた対外政策と知られざるトゥーラン主義運動!

    日露戦争以後の戦前・戦中期の対外政策論は、
    南進論と北進論に大きく整理されるが、
    東西に向かうベクトルがあったことは忘れがちである。

    西欧の白人主導の帝国主義の時代、
    アジア系民族出自のハンガリーで形成された
    トゥーラン主義
    (民族的にはオスマン帝国のトルコ人、ソ連治下の中央アジアに
    おけるタタール人などのテュルク系の人々、
    ハンガリーのマジャール人、フィンランドのフィン人、
    モンゴル人、満洲人、朝鮮人、そして日本人が含まれるとされた)
    を受け入れた軍人の一部とアジア主義を掲げる知識人や活動家が
    トルコやソ連邦内のイスラム系民族との交流を深め、
    日本の影響力をユーラシア大陸全体に広げようと様々な運動を
    展開した。
    本書は、その知られざるトゥーラン主義運動の全貌と
    イスラム政策のあり方を検証する労作である。

    図書館選書
    日露戦争以後の戦前・戦中期の対外政策論における南北への動きとは異なる東西に向かうアジア系民族出自のトゥーラン主義。本書は、忘れられた対イスラム政策とその知られざるトゥーラン主義運動のあり方を検証する労作である。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    レヴェント,シナン(レヴェント,シナン/Levent,Sinan)
    1983年トルコ共和国生まれ。2014年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科博士課程修了。博士(学術)。専門、日本政治外交史。現在、アンカラ大学言語歴史地理学部助教授。東洋大学アジア文化研究所客員研究員
  • 著者について

    シナン・レヴェント (シナン レヴェント)
    Sinan LEVENT.
    1983年、トルコ共和国生まれ。
    2014年、早稲田大学大学院アジア太平洋研究科
    博士課程修了。博士(学術)。専門 日本政治外交史。
    現在、
    アンカラ大学言語歴史地理学部助教授。
    東洋大学アジア文化研究所客員研究員。
    著書等に、
    『戦前期・戦中期における日本の「ユーラシア政策」
     トゥーラン主義・「回教政策」・反ソ反共運動の視点から
     早稲田大学モノグラフ』(早稲田大学出版部、2014年)、
    『オスマン帝国と日本  トルコ共和国首相府オスマン文書館
    所蔵文書に基づく両国間関係(早稲田大学史料展示会2017年
    ACRI research paper series;8)』
    (共編、東洋大学アジア文化研究所、2018年)、
    「日本におけるトゥーラン主義運動の系譜」
    (所収『アジア主義は何を語るのか  記憶・権力・価値』、
    松浦正孝 編著、ミネルヴァ書房、2013…

日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:シナン レヴェント(著)
発行年月日:2019/10/10
ISBN-10:4779126215
ISBN-13:9784779126215
判型:A5
発売社名:彩流社
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:265ページ ※230,35P
縦:22cm
横:16cm
厚さ:2cm
重量:460g
他の彩流社の書籍を探す

    彩流社 日本の"中央ユーラシア"政策―トゥーラン主義運動とイスラーム政策 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!