戦国期宗教勢力史論 [単行本]
    • 戦国期宗教勢力史論 [単行本]

    • ¥13,200396 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年6月5日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
100000009003185745

戦国期宗教勢力史論 [単行本]

価格:¥13,200(税込)
ゴールドポイント:396 ゴールドポイント(3%還元)(¥396相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年6月5日木曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:法蔵館
販売開始日: 2019/10/25
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可

カテゴリランキング

店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

戦国期宗教勢力史論 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 論                          
    第Ⅰ部 戦国期本願寺教団の儀式・組織
    第一章 本願寺「報恩講」の始源
    ―親鸞~覚如期・親鸞三十三回忌         
    第二章 本願寺「報恩講」の確立
    ―蓮如~実如期・「教団」形成との関係性        
    第三章 本願寺「報恩講」の展開
    ―証如期・「教団」構造との関係性
    第四章 親鸞三百回忌の歴史的意義(一)
    ―顕如期・「報恩講」の変容
    第五章 親鸞三百回忌の歴史的意義(二)
    ―「報恩講」のはじまり
    第六章 戦国末・近世初期の本願寺「報恩講」
    第七章 大坂本願寺の御堂衆をめぐって
    第八章 大坂本願寺における「斎」行事
    補論1 『顕誓領解之訴状』考     
    補論2 「権化の清流」は「霊場」へ
    ―『反古裏書』に読む戦国期真宗僧の論理                
    補論3 戦国期真宗僧の歴史認識
    ―『山科御坊事?其時代事』から『本願寺作法之次第』へ                 

    第Ⅱ部 戦国期本願寺教団の社会的位置
    第一章 中世の本願寺造営史
    ―大谷・山科・大坂・天満        
    第二章 戦国期本願寺「教団」の形成     
    第三章 本願寺証如『天文日記』について     
    第四章 戦国期の大坂本願寺教団と比叡山延暦寺
         ―『天文日記』の検討を中心に
    補論1  本願寺顕如の誕生・継職     
    第五章 本願寺「門跡成」ノート        
    補論2 本願寺の脇門跡興正寺顕尊について     
    第六章 京都東山大仏千僧会と一向宗
    ―戦国期宗教勢力の帰結―         
    補論3 「一向宗(衆)」について     
    第七章 本願寺教如の生涯と歴史的論点     
    第八章 本願寺教如の宗教活動と社会的位置  
     本書の総括と今後の課題 

     初出一覧
    あとがき
    索引
  • 出版社からのコメント

    日本社会が中世から近世へと変革していく十五世紀後半から十六世紀、戦国期宗教勢力としての本願寺教団の歴史的実態を明らかにする。
  • 内容紹介

    本書は、戦国期宗教勢力の歴史的実態について、本願寺教団を主な検討対象として論ずるものである。ここでいう「戦国期」とは、およそ十五世紀後半から十六世紀にかけての時代のことである。すなわち中世後期のさらに後半期であり、十六世紀末についてはさらに織豊期と呼称されることもあるが、本書では基本的に戦国期と統一して呼称する。戦国期は日本社会が政治・経済・文化等さまざまな局面において大きく変革した時代とされる。その一方で緩やかな移行の局面もあったとされ、近年は「中近世移行期」と表現されることが多い。しかし、強い意識をもってその表現を用いているのならば理解もできるが、何となく使用されているかのような状況もあり、そうであるならば問題がある。本書ではあえて「中近世変革期」という捉え方を意識して行論していきたい。日本社会が中世から近世へと歴史的に展開していくこの時代の理解をめぐり、変革か、移行かという二者択一、二項対立の議論に終始してもまた問題ではある。とはいえ、かつては一九七〇年代を中心に、戦国期の宗教史をめぐる評価が、この時代を変革期と捉える一つの鍵になっていた。それは、中世後期の民衆闘争のうねりが一向一揆などの宗教一揆によって最高点に達したが、これを克服し近世社会の幕を開けたのが統一権力であるという捉え方であった。すなわち、宗教一揆の克服が、近世統一政権成立の歴史的前提とされ、活発に議論されたのである。その後いくつかの具体的反証が示されて議論は沈静したが、こうした研究史の動向があった以上、必ず意識する必要がある。戦国期に起こったさまざまな事象を考えれば、この時代に大きな社会変動があったことは確かである。そして、そうした時代社会において「宗教」状況もまた大きく揺れ動いた。時代社会が大きく揺れ動くとき、新たな「宗教」が誕生しやすいことはよく指摘されている。戦国期には確かにさまざまな「宗教」が新たに生まれたが、それは激動する時代社会において、人びとがいかに生きるよりどころとして「宗教」を求めていったかということにほかならない。こうした大きな歴史的課題についてはさまざまな角度からの議論が可能であるが、本書では全面的議論の用意はなく、まずは「宗教勢力」という語を用い、検討課題を絞り込んでいくことにする。   (序論より)

    図書館選書
    日本社会が政治・経済・文化等さまざまな局面において中世から近世へと歴史的に大きく変革していく十五世紀後半から十六世紀、戦国期宗教勢力としての代表的存在である本願寺教団を素材とし、その歴史的実態を明らかにする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    安藤 弥(アンドウ ワタル)
    1975年生まれ。名古屋大学文学部史学科卒業、大谷大学大学院博士課程文学研究科仏教文化専攻満期退学。現在、同朋大学文学部教授、同朋大学仏教文化研究所所長。博士(文学)。真宗大谷派擬講
  • 著者について

    安藤 弥 (アンドウ ワタル)
    1975年生まれ。1998年、名古屋大学文学部史学科卒業、2003年、大谷大学大学院文学研究科博士課程仏教文化専攻満期退学。大谷大学助手を経て2005年、同朋大学文学部専任講師。同准教授を経て現在、同朋大学文学部教授、同朋大学仏教文化研究所所長。博士(文学)。真宗大谷派擬講。主な業績に『大系真宗史料』文書記録編13儀式・故実(法藏館、2017年)、論文「宗教一揆論という課題」(『日本史研究』第667号、2018年)、論文「東海地域における真宗勢力の展開」(『年報中世史研究』第38号、2013年)など。

戦国期宗教勢力史論 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:安藤 弥(著)
発行年月日:2019/03/25
ISBN-10:4831862517
ISBN-13:9784831862518
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:日本歴史
言語:日本語
ページ数:630ページ ※618,12p
縦:21cm
厚さ:3cm
重量:1099g
他の法蔵館の書籍を探す

    法蔵館 戦国期宗教勢力史論 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!