近世貨幣と経済発展 [単行本]
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近世貨幣と経済発展 [単行本]

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出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2019/10/03
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近世貨幣と経済発展 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    小額貨幣の流通は、庶民の生活水準の上昇を示す指標である。銭貨や藩札などの需要面に注目して日本各地の実態を分析し、東アジアにおける徳川経済の先進性を実証する、画期的労作。
  • 目次

    序 章 本書の視角と課題

    第I部 貨幣流通から見る近世日本経済

    第1章 近世経済の制度的枠組み
    はじめに
    1 徳川の平和――制度的安定
    2 市場規模拡大のための諸制度
    3 経済インセンティブの成立
    むすび

    第2章 近世経済発展と貨幣
    はじめに
    1 石高制のなかの貨幣
    2 近世貨幣の多様性と統合化
    3 小額貨幣と経済発展
    むすび

    第3章 近世銭相場の変動と地域比較
    はじめに
    1 東日本の銭相場
    2 西日本の銭相場
    むすび

    第4章 徳川時代の貨幣数量
     ――金・銀・銭貨在高の推移――
    はじめに
    1 金銀貨在高の推移
    2 銭貨在高の推移
    3 徳川期三貨流通量の推移――むすびにかえて

    第5章 近世の日本・中国・朝鮮における貨幣経済化
    はじめに
    1 3国の貨幣制度と流通貨幣の推移
    2 データの整備方法
    3 貨幣経済化の3国比較
    むすび

    第II部 近世紙幣論

    第6章 近世紙幣の流通実態
    はじめに
    1 近世紙幣の研究視角
    2 藩札の流通実態をめぐる課題
    3 藩札の流通持続期間と流通基盤
    4 近世私札の流通実態
    5 小額貨幣不足打開のための藩札・私札のコラボレーション
    6 近代紙幣への日中比較――むすびにかえて

    第7章 伊予松山藩札流通と銭匁勘定
    はじめに
    1 松山藩の藩札流通政策
    2 松山藩領における銭匁遣い
    3 藩札価格維持の要因――むすびにかえて

    第8章 藩札信用獲得の一条件
     ――熊本藩領を事例として――
    はじめに
    1 熊本藩札と銭預り
    2 熊本藩領の取引価値基準と銭匁内実
    3 熊本藩領内流通貨幣の実態
    4 銭匁遣い化と銭預り定着の要因――むすびにかえて

    第9章 出雲松江藩札と連判札
     ――藩札と私札のコラボレーション――
    はじめに
    1 松江藩領内流通貨幣の実態
    2 松江藩領内札遣いの実態
    3 連判札の発行と流通
    4 松江藩札と連判札――むすびにかえて

    第III部 近世貨幣の流通実態――銭貨を中心として

    第10章 銭遣い経済圏と銭匁遣い
    はじめに
    1 銭札発行分布から見る銭遣い経済圏
    2 銭匁遣いの実態
    3 三貨制のなかでの銭遣いの意義――むすびにかえて

    第11章 東北地方の貨幣流通
     ――津軽地方の銭匁遣いを中心として――
    はじめに
    1 津軽地方の銭匁遣い
    2 津軽地方の貨幣流通実態
    3 秋田地方の貨幣流通実態
    4 若干の考察――むすびにかえて

    第12章 土佐における八銭勘定
    はじめに
    1 売券類に見る基準貨幣と流通貨幣
    2 八銭勘定の成立と実態
    3 土佐における貨幣流通実態
    むすび

    第13章 九州地方の銭遣い
     ――豊後日田地域金融取引における基準貨幣を中心として――
    はじめに
    1 豊後日田と千原家の概況
    2 千原家金融取引証文の基準貨幣
    3 日田地方の流通貨幣――むすびにかえて
    補論 九州各地の銭遣い事情

    終 章 近世貨幣と経済発展

    あとがき
    初出一覧
    図表一覧
    索 引
  • 内容紹介

    「三貨制」史観を塗り替える画期的労作――小額貨幣の流通は、庶民の生活水準の上昇を示す指標である。銭貨や藩札などの需要面に注目し、多様性とダイナミズムを内包する日本各地の実態を分析、東アジアにおける徳川経済の先進性を実証する。

    図書館選書
    「三貨制」史観を塗り替える――小額貨幣の流通は、庶民の生活水準上昇の指標である。日本各地の実態を分析し、東アジアにおける徳川経済の先進性を実証。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    岩橋 勝(イワハシ マサル)
    1941年名古屋市に生まれる。1964年滋賀大学経済学部卒業。1967年大阪大学大学院経済学研究科博士課程中途退学。大阪大学助手、松山商科大学(現、松山大学)専任講師・助教授・教授を経て、松山大学名誉教授、経済学博士(大阪大学)
  • 著者について

    岩橋 勝 (イワハシ マサル)
    1941年 名古屋市に生まれる
    1964年 滋賀大学経済学部卒業
    1967年 大阪大学大学院経済学研究科博士課程中途退学
        大阪大学助手、松山商科大学(現、松山大学)専任講師・助教授・教授を経て、
    現 在 松山大学名誉教授、経済学博士(大阪大学)
    著訳書 『図説 日本経済史』(共著、学文社、1972年)
        『近世日本物価史の研究』(大原新生社、1981年)
        『近代成長の胎動(日本経済史2)』(共著、岩波書店、1989年)
        『東予社会と住友――その史的特質と共生的関係』
        (編著、松山大学総合研究所、2002年)
        『日本のお金の歴史 江戸時代』(ゆまに書房、2015年)
        ジェームス・I・ナカムラ『日本の経済発展と農業』
        (共訳、東洋経済新報社、1968年)他

近世貨幣と経済発展 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:岩橋 勝(著)
発行年月日:2019/10/10
ISBN-10:4815809658
ISBN-13:9784815809652
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:448ページ
縦:22cm
重量:760g
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