攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略 [単行本]
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攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略 [単行本]

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出版社:東京大学
販売開始日: 2019/10/29
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攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    昭和・平成・令和…、これがテレ東の生きる道、「番外地」が最前線になるとき。「一番テレビを見ている社会学者」がテレ東を論じ尽くす!
  • 目次

    はじめに 攻めてるテレ東,愛されるテレ東 
     〝愛されるテレ東〞──「テレ東だけアニメ」の安心感
     テレビ東京は攻める──「テレ東だけサッカー」になった日
     平成とともに脚光を浴びた「テレ東らしさ」
     〝主人公〞になったテレビ東京──本書の目的と構成

    歴史編 テレ東と戦後

    1 科学教育専門局・東京12チャンネルの誕生──もうひとつの「1964」 
     財団が作ったテレビ局
     なぜ科学教育専門局だったのか?
     東京オリンピックと東京タワー
     開局初日のSFドラマ
     三すくみの構造
     いきなり訪れた危機
     日本経済新聞の経営
     参加,そして一般総合局へ
     「テレ東らしさ」の原点

    2 「番外地」の挑戦──苦闘する一九六〇・七〇年代 
     三強一弱一番外地
     「女子プロレス」中継,当たる
     『プレイガール』と『ハレンチ学園』
     「エロ」の時代背景
     もうひとつの〝プロレス〞──ローラーゲームブーム
     『年忘れにっぽんの歌』から『演歌の花道』へ
     アイドル番組の老舗的存在に──『ヤンヤン歌うスタジオ』
     他局へ移った音楽番組──『題名のない音楽会』
     箱根駅伝中継事始め
     中川順の三つの構想

    3 「フジテレビの時代」と「テレ東」のニッチ狙い──模索する一九八〇・九〇年代 
     「フジテレビの時代」と第二のスタート
     「テレビ東京」誕生と「12時間ドラマ」
     日本一早いスポーツニュース
     ニッチとしての経済ニュース──『ワールドビジネスサテライト』始まる
     「日常」もエンタメになる──『クイズ地球まるかじり』と『出没!アド街ック天国』
     「素人」が主役──『所ジョージのドバドバ大爆弾』の新しさ
     『浅ヤン』のタブー破り
     『開運!なんでも鑑定団』が醸し出した「テレ東らしさ」
     「素人」の凄さを見せる──『TVチャンピオン』の登場
     模倣される「テレ東」

    4 「テレ東」ブランドの確立──躍進する二〇〇〇年代以降 
     アニメのテレ東
     「エヴァ現象」と深夜アニメ
     深夜ドラマの冒険──「ドラマ24」
     深夜バラエティが引き出す芸人の底力──『ゴッドタン』
     『モヤモヤさまぁ~ず2』と「ユルさ」の誕生
     旅番組はエンタメになる──『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』
     「経済ドキュメンタリー」という挑戦
     受け継がれる「テレ東らしさ」──「池上彰の選挙ライブ」シリーズ
     分析編に向けて

    分析編 テレ東が愛されるワケ

    5 「素人」と「ユルさ」──「袖すり合うも他生の縁」の実践 
     なぜ,「素人」は特別なのか
     出川哲朗が人気になる理由
     芸人と「素人」が等価になるとき
     「ユルさ」という〝救い〞
     笑いだけではない「ユルさ」
     「ユルい」人生との出会い
     テレビだからできるコミュニケーション

    6 「深夜番組」人気──オタク化する世界の地平 
     『やりすぎコージー』がたどった道
     「ゴールデン降格」と言われる時代
     『やりすぎ都市伝説』が物語るマニアの大衆化
     熱量を描く──『アオイホノオ』の魅力
     深夜が引き出す過激さ──『おそ松くん』から『おそ松さん』へ
     深夜のアイドル──『マジすか学園』の場合
     『ゴッドタン』が示す「笑い」への覚悟
     『タモリ倶楽部』の変容
     テレビにおけるオタク文化とサブカルチャー

    7 テレ東とNHK──ニッチを狙え 
     NHKとテレ東は似ている?
     公共放送と民間放送
     東京オリンピックがNHKを飛躍させた
     NHKは言論機関ではなく報道機関
     テレビジャーナリズムとはなにか?
     ドキュメントとしての「顔」
     『NHK特集』から『NHKスペシャル』へ
     NHKは「体制内ニッチ」,テレビ東京は「体制外ニッチ」
     『山河燃ゆ』と『二つの祖国』
     「やりつくされた感」に抗して

    8 テレ東支持の構造──テレビの外側の「リアル」の彼方へ 
     戦後を生き延びた「テレビっ子」
     趣味のコミュニティ──テレビと社会の関係が逆転した平成
     よりマニアックに──インターネットの普及のなかで
     「リアル」を探し求めて──最前線に立つテレビ東京
     「リアル」と社会──テレビ東京の前に立ちはだかるもの
     いま,「テレビっ子」はどこにいるのか?──視聴者の成熟とテレビ東京の役割

    おわりに 「テレ東的なもの」,その本質と可能性 
     リアルなフィクションへ
     経済をドラマにする
     『孤独のグルメ』はなぜ成功したか
     他者との関係性にふれる──『きのう何食べた?』のリアル
     「私テレビ」としてのテレビ東京──日本的テレビメディアの可能性

    あとがき
  • 内容紹介

    テレビ離れが進むなか,いま最も視聴者から「愛されている」テレビ局,テレ東.そこに至るまでは後発局ゆえの挫折と苦闘の歴史があった.テレ東設立の歴史的経緯を辿り,テレ東が支持される理由(たのしさ)を存分に分析する.現在のメディア状況,ひいては日本社会のテレビの将来的可能性についての探求の書.「一番テレビを見ている社会学者」渾身の書下ろし!!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    太田 省一(オオタ ショウイチ)
    社会学者、文筆家。1960年生。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。専門は社会学、テレビ文化論、ポピュラー文化論など
  • 著者について

    太田 省一 (オオタ ショウイチ)
    社会学者/文筆家

攻めてるテレ東、愛されるテレ東―「番外地」テレビ局の生存戦略 の商品スペック

商品仕様
出版社名:東京大学出版会
著者名:太田 省一(著)
発行年月日:2019/10/30
ISBN-10:4130530291
ISBN-13:9784130530293
判型:B6
対象:教養
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:217ページ
縦:19cm
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