ぼくたちはこうして学者になった―脳・チンパンジー・人間(岩波現代文庫) [文庫]

ぼくたちはこうして学者になった―脳・チンパンジー・人間(岩波現代文庫) の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  脳を理解するために、ヤリイカの人工飼育を成功させ、脳活動を観測し、脳型コンピュータの実現をめざす脳科学者と、進化の隣人チンパンジーが世界をどう認識しているかを探る霊長類学者の対談。「人間とは何か」を知ろうと、それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は、どのような生い立ちや出会いを経て、何を学んだのか。

• 目次

  第１章　ぼくたちには同じ哲学がある
  第２章　誰も行かない道を行く
  第３章　誰のものでもない自分の哲学を求めてきた
  第４章　波乱万丈の人生はたくさんの出会いを生んだ
  第５章　人間中心のエゴイズムのなかで
  第６章　イカの飼育にかけた一〇年の歳月
  第７章　環境があり，文化があり，認識手法がある
  第８章　脳よりも一〇〇万倍速く学習するコンピュータ
  第９章　個性豊かな学習
  第10章　脳を活性化する教育と学習
  第11章　人間が人間的であるために，そして豊かであるように
  
  単行本版へのあとがき
  岩波現代文庫版へのあとがき

• 出版社からのコメント

  「人間とは何か」を知ろうと，それぞれに新たな学問を切り拓いてきた脳科学者と霊長類学者の対談．

• 内容紹介

  脳を理解するために，ヤリイカの人工飼育を成功させ，脳活動を観測し，脳型コンピュータの実現をめざす脳科学者と，進化の隣人チンパンジーが世界をどう認識しているかを探る霊長類学者の対談．「人間とは何か」を知ろうと，それぞれ新たな学問を切り拓いてきた二人は，どのような生い立ちや出会いを経て，何を学んだのか．

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  松本 元(マツモト ゲン)
  １９４０‐２００３。脳科学者。東京大学理学部助手、電子技術総合研究所主席研究官、理化学研究所脳科学総合研究センター・グループディレクターを務めた
  
  松沢 哲郎(マツザワ テツロウ)
  １９５０年生まれ。霊長類学者。京都大学高等研究院特別教授・霊長類研究所兼任教授、中部大学創発学術院特別招聘教授、公益財団法人日本モンキーセンター所長。文化功労者

• 著者について

  松本 元 (マツモト ゲン)
  松本 元(まつもと げん)
  1940-2003．脳科学者．東京大学理学部助手，電子技術総合研究所主席研究官，理化学研究所脳科学総合研究センター・グループディレクターを務めた．著書に『愛は脳を活性化する』(岩波書店)など．
  
  松沢 哲郎 (マツザワ テツロウ)
  松沢哲郎(まつざわ てつろう)
  1950年生まれ．霊長類学者．京都大学高等研究院特別教授・霊長類研究所兼任教授，中部大学創発学術院特別招聘教授，公益財団法人日本モンキーセンター所長．文化功労者．著書に『想像するちから』『分かちあう心の進化』(以上，岩波書店)など多数．

ぼくたちはこうして学者になった―脳・チンパンジー・人間(岩波現代文庫) の商品スペック