これだけは知っておきたい日本の政治―国と地方自治体の政治家と官僚 [単行本]

これだけは知っておきたい日本の政治―国と地方自治体の政治家と官僚 の 商品概要

• 目次

  第一章　日本の大学教育と生きる力　11
  １ 議論する授業　12
  ２ 大学の改革　21
  
  第二章　国家はなぜ人々を統治できるのか　33
  １ 国家による権力の独占　34
  ２ 権力の正統性　40
  ３ 民主主義国家と独裁国家　50
  ４ 国民による国家権力の統制　61
  ５ 熟慮の民主主義　69
  
  第三章　国を運営する政治家と官僚、そして国民　83
  １ 内閣と国会　84
  ２ 政党政治における「党高政低」と「政高党低」　88
  ３ 政治家主導の政治と官僚主導の政治　97
  ４ 公共哲学と人の命を大切にする国家統治　112
  
  第四章　地方自治体の政治と官僚組織　123
  １ 地方自治体の政治、二元代表制のドグマの克服　124
  ２ 地方自治体の政治、「党高政低」と「政高党低」　132
  ３ 地方議会の運営、議員の質問と執行機関の答弁の調整　144
  ４ 地方自治体の審議会の委員構成と運営　156
  ５ 議員報酬・身を切る改革　159
  ６ 首長と自治体官僚との関係　171
  ７ 団体自治、地方分権の姿　187
  ８ 首長の損害賠償責任を問う住民訴訟制度の課題　194
  ９ 東京都の行財政改革の課題　200
  
  第五章　里山の保全・脱ダム・河口堰開門調査　215
  １ 名古屋市天白区平針の里山開発案件　216
  ２ 名古屋市天白区相生山保全案件　223
  ３ 愛知県設楽ダム建設案件　230
  ４ 長良川河口堰開門調査案件　244
  ５ ダム撤去の時代　261
  
  第六章　原発事故とエネルギーの問題　265
  １ 三・一一東日本大震災と原発事故　266
  ２ エネルギー問題　271
  ３ 脱原発シナリオ　274
  
  第七章　東京都築地市場豊洲移転案件　281
  １ 二〇一六年都知事選挙前の状況　282
  ２ 二〇一六年一一月七日に豊洲移転をしていたらどうなっていたか　299
  ３ 安全と安心　315
  ４ 現在地再整備の技術的側面と組織的側面　324
  ５ 豊洲市場の経営　331
  ６ 市場問題の検討と総合判断　342
  ７ 中央卸売市場の発展の方向　346
  ８ 卸売市場法改正に対応した市場経営の具体的取組　353
  ９ 築地再開発　359
  10　環状二号線と東京二〇二〇大会　364
  
  第八章　東京二〇二〇大会レガシーを活かした改革の第二段階へ　369
  １ 東京二〇二〇大会を契機とした人権と共生社会の東京大改革の推進　370
  ２ 少子化・子ども対策　384
  ３ 高齢化対策　390
  ４ 日本の稼ぐ力、東京の稼ぐ力　394
  ５ 環境先進都市　400

• 出版社からのコメント

  こうだったのか？　日本の政治と官僚の関係！

• 内容紹介

  元環境省の事務次官級審議官だった著者だから書ける、日本政治と官僚の関係についてのリアルすぎる現状レポート。国民には絶対に眼に見えないこの仕組みを知らずして、日本の改革や将来を語ることはもちろん、活動も完全に不可能である！

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  小島 敏郎(コジマ トシロウ)
  １９４９年生まれ。岐阜県出身。愛知県立旭丘高校卒業、東大法学部卒業。環境庁（現・環境省）入庁。環境アセスメント法、環境基本法などの法律の立案、村山政権での水俣病の政治解決、地球温暖化の国際交渉、クールビズ等の温室効果ガス削減チーム・マイナス６％プロジェクト等に携わる。国際連合アジア太平洋経済社会委員会での勤務、イギリス王立国際問題研究所での研究生活も経験。地球環境局長、地球環境審議官を歴任し、２００８年の洞爺湖サミットを最後に退官。青山学院大学国際政治経済学部教授、東京都顧問などを経て、現在、早稲田リーガルコモンズ法律事務所顧問・弁護士、名古屋市経営アドバイザー、愛知県政策顧問、都民ファーストの会東京都議団政務調査会事務総長

• 著者について

  小島敏郎 (コジマトシロウ)
  都民ファーストの会 東京都議団 政務調査会事務総長、早稲田リーガルコモンズ法律事務所顧問・弁護士、名古屋市経営アドバイザー、愛知県政策顧問。著書に「霞が関から35年を考える」、「教育の10年 国連持続可能開発教育の10年を考えるヒント」などがある。

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