DV被害からの離脱・回復を支援する―被害者の「語り」にみる経験プロセス(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書]
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DV被害からの離脱・回復を支援する―被害者の「語り」にみる経験プロセス(MINERVA社会福祉叢書) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/10/19
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DV被害からの離脱・回復を支援する―被害者の「語り」にみる経験プロセス(MINERVA社会福祉叢書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    DV被害者は、どのように被害から離脱・回復し「新たな生活」を構築していくのか。そして、被害者からみて有効な支援とはどのようなものか。本書は、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いてDV被害者(26人)の語りを実証的に分析することにより、当事者の視点からDVの実態を明らかにした上で、実態に即した具体的かつ実践的な支援のあり方を考察したものである。被害の甚大さ・経験する困難だけではなく、被害者の回復プロセスにも着目した一冊。
  • 目次

    はじめに

    序 章 DV被害者はどのように捉えられてきたのか――先行研究の検討から
     1 当事者の経験と先行研究
     2 強みとプロセスへの着目――DV被害からの「脱却」のプロセスモデル構築

    第1章 DV被害者支援の現状
     1 DVとは何か――暴力による支配とその影響
     2 DV問題の可視化――わが国の対応の遅れ
     3 DV防止法による対応と他の虐待防止法との相違――本人の意思に基づく支援
     4 DV被害者支援に関する現状の課題――法律・実践現場・児童虐待・研究

    第2章 当事者の経験プロセスを知る――M-GTAを用いて
     1 質的データの特性を活かす――データに根ざした分析から理論生成へ
     2 M-GTAによる当事者の経験への接近――DV被害者26名の語りから

    第3章 DV関係に陥るプロセス――なぜ離別できなくなるのか
     1 ストーリーラインと分析結果図
     2 《がんじがらめになっていく》プロセス
     3 〈自己の譲り渡し〉
     4 〈心理的絡みとられ〉と〈物理的がんじがらめ〉の巧みな進行
     5 他者との経験からみる支援の役割

    第4章 離別の決意に至るプロセス――どのような要因が「後押し」になったのか
     1 ストーリーラインと分析結果図
     2 《決定的底打ち実感に至る》プロセス
     3 〈奪われる自己〉と〈生き続けている自己〉
     4 限界感の再構成とターニングポイント
     5 他者との経験からみる支援の役割

    第5章 離脱の行動プロセス――いかにして関係から「離脱」したのか
     1 ストーリーラインと分析結果図
     2 《パワー転回行動》のプロセス
     3 〈超自己の感得〉と〈自己のよみがえり〉
     4 行動の急発進が導く不可欠資源の確保
     5 他者との経験からみる支援の役割

    第6章 生活の再生プロセス――いかにして新しい生活を築いていくのか
     1 ストーリーラインと分析結果図
     2 《大丈夫を増やしていく・大丈夫が増えていく》プロセス
     3 〈喪失自己からの歩み〉
     4 内外の痛みと脅かしの中で境界設定を完了させていく
     5 他者との経験からみる支援の役割

    第7章 「私」の新生プロセス――いかにして自らの人生を新たに生きていくのか
     1 ストーリーラインと分析結果図
     2 《大丈夫な私になっていく》プロセス
     3 〈自己の確かさ〉と〈新たな自己〉
     4 ゼロにはならないことの受け入れとPTG
     5 他者との経験からみる支援の役割

    第8章 被害者の経験プロセスを俯瞰する
     1 DV被害者の経験プロセスを見通す
     2 自己の変化・被害者認識の変化
     3 DV被害からの「脱却」の促進――拮抗を力にする・レジリエンス・子ども

    第9章 臨機応変な支援のための「ステージモデル」――複雑な構造を乗りこえるための枠組み
     1 被害者の状況に応じた支援の必要性
     2 「DV被害者支援のためのステージモデル」とは何か
     3 ステージに着目した被害者への支援の視点

    終 章 自治体への専門職配置とアドボケイトシステム――今後の支援システムへの展望
     1 ステージを通した効果的な支援のために
     2 本書の到達点

    おわりに
    参考文献
    索   引
  • 出版社からのコメント

    被害者の経験を支援につなげるために。ストレングス・レジリエンス・PTGに着目し生活を「再生」する過程を考察する。
  • 内容紹介

    DV被害者は、どのように被害から離脱・回復し「新たな生活」を構築していくのか。そして、被害者からみて有効な支援とはどのようなものか。本書は、修正版グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いてDV被害者(26人)の語りを実証的に分析することにより、当事者の視点からDVの実態を明らかにした上で、実態に即した具体的かつ実践的な支援のあり方を考察したものである。被害の甚大さ・経験する困難だけではなく、被害者の回復プロセスにも着目した一冊。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    増井 香名子(マスイ カナコ)
    2017年大阪府立大学大学院人間社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。社会福祉士・精神保健福祉士。現在、新見公立大学健康科学部地域福祉学科講師・大阪府立大学客員研究員
  • 著者について

    増井 香名子 (マスイ カナコ)
    *2019年10月現在
    新見公立大学健康科学部地域福祉学科講師・大阪府立大学客員研究員

DV被害からの離脱・回復を支援する―被害者の「語り」にみる経験プロセス(MINERVA社会福祉叢書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:増井 香名子(著)
発行年月日:2019/10/20
ISBN-10:4623087271
ISBN-13:9784623087273
判型:A5
対象:専門
発行形態:全集叢書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:22cm
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