日本人にとってエルサレムとは何か―聖地巡礼の近現代史(叢書・知を究める) [全集叢書]
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日本人にとってエルサレムとは何か―聖地巡礼の近現代史(叢書・知を究める) [全集叢書]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/10/31
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日本人にとってエルサレムとは何か―聖地巡礼の近現代史(叢書・知を究める) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    「無宗教」の日本人が見たアラブの顔。明治末から昭和期の聖地体験、異境に何を見ていたのか。
  • 目次

    関係地図

    序 章 「はざま」に生きる人びと

    第一章 明治・日本人の見たパレスチナ──徳冨蘆花
     1 徳冨蘆花の見た預言者モーセ祭
     2 エルサレム旧市街地の紛争
     3 イスラーム観はいかなるものか
     4 世界に物申す
     5 ハイファ再訪とバハーイー教のアッバース爺さんとの出会い
     6 バハーイー教への両義的感情

    第二章 無教会派の聖地とユダヤ人の復興──内村鑑三・矢内原忠雄・黒崎幸吉
     1 内村鑑三の見たエルサレム・ヘブライ大学の設立
     2 キリスト再臨論
     3 矢内原忠雄の見たシオニズム運動
     4 イスラーム・東方諸教会観
     5 社会主義とシオニズムの結合
     6 ユダヤ人入植事業に関心を示す
     7 黒崎幸吉の『パレスチナの面影』におけるアラブ像
     8 理想と現実の乖離
     9 ユダヤ人入植地を描く

    第三章 国家主義者の中東観──大川周明・満川亀太郎
     1 大川周明のシオニズム論
     2 大英帝国の欺瞞を非難する
     3 シオニスト・ユダヤ人とジャッファ・オレンジ
     4 パレスチナの産業と鉄道
     5 「東洋」と「西洋」
     6 満川亀太郎のアジア主義
     7 「猶太国」観はいかなるものか
     8 「ユダヤ陰謀論」批判
     9 吉野作造との関係
     10 ソ連のユダヤ人自治州への洞察
     11 日猶同祖論者・酒井勝軍

    第四章 大日本帝国軍人の中東観──安江仙弘・四王天延孝
     1 安江仙弘の著した『猶太の人々』
     2 パレスチナ訪問記
     3 キブーツでの体験
     4 「幻のユダヤ人国家」
     5 四王天延孝の反ユダヤ主義
     6 陸軍航空部門専門家
     7 フリーメーソン=ユダヤ人陰謀論か

    第五章 戦前知識人の『アラビアのロレンス』──小林元・中野好夫
     1 小林元の『イギリスとロレンスとアラビア』を読む
     2 アンマンとチェルケス人
     3 歴史家・スレイマーン・ムーサー
     4 オックスフォード大学にて
     5 中野好夫の『アラビアのロレンス』を読む
     6 日本のムスリムとは
     7 「蘆花教」=「日本人教」か
     8 徳冨健次郎『順礼紀行』への酷評

    第六章 戦後日本の中東観──遠藤周作・加賀乙彦
     1 遠藤周作のエルサレム観
     2 Passion=「受難」
     3 加賀乙彦の『殉教者』に見るペトロ岐部
     4 ペトロ岐部の信仰に通じる
     5 ガリラヤでのペトロ岐部
     6 『殉教』の聖地エルサレム

    終 章 日本人ムスリムの聖地訪問──山岡光太郎

    参考文献
    あとがき
    索  引
  • 内容紹介

    「無宗教」の日本人が見たアラブの顔
    明治末から昭和期の聖地体験、異境に何を見ていたのか。

    エルサレムを中心とする著者の滞在体験や印象を踏まえてパレスチナを語る。かつての日本人たちは、明治期末、大正期、昭和期にかけて聖地を訪れ、それぞれの時代に生きた思いから訪問記を残した。その書き手たちの心象風景ともいうべき聖地イメージと著者のエルサレムイメージの違いを浮き彫りにする。日本人にとって聖地エルサレムとは何か。ひいては、もっと広くパレスチナとは何かを考える。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    臼杵 陽(ウスキ アキラ)
    1956年大分県中津市生まれ。1988年東京大学大学院総合文化研究科博士課程国際関係論専攻単位取得満期退学。2009年京都大学博士(地域研究)。在ヨルダン日本大使館専門調査員、佐賀大学助教授、エルサレム・ヘブライ大学トルーマン平和研究所客員研究員、国立民族学博物館教授を経て、日本女子大学文学部史学科教授
  • 著者について

    臼杵 陽 (ウスキ アキラ)
    2019年10月現在 日本女子大学文学部史学科教授

日本人にとってエルサレムとは何か―聖地巡礼の近現代史(叢書・知を究める) の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:臼杵 陽(著)
発行年月日:2019/10/20
ISBN-10:4623085589
ISBN-13:9784623085583
判型:B6
対象:一般
発行形態:全集叢書
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:404ページ ※392,12P
縦:20cm
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