水島あやめの生涯-日本初の女流脚本家・少女小説作家 [単行本]
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水島あやめの生涯-日本初の女流脚本家・少女小説作家 [単行本]

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出版社:銀の鈴社
販売開始日: 2019/10/01
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水島あやめの生涯-日本初の女流脚本家・少女小説作家 の 商品概要

  • 目次

    ◆もくじ◆
    一、水島あやめ、最期の日
    ・手紙「お骨をとりに来たお人におわたしください」
    ・水島あやめの業績とみっつの夢

    二、雪深い山里に生まれそだって
    ・父と母、そして異母兄
    ・いじめられつづけた小学校の六年間
    ・本と物語のなかに広がる世界
    ・「立派な小説家」になりたい

    三、高等女学校での四年間の寄宿舎生活
    ・生涯の友との出会い
    ・新井石禅和尚からの手紙
    ・東京女子高等師範学校ではなく日本女子大学へ

    四、日本女子大学四年で脚本家デビュー
    ・新井石禅和尚から贈られた女性訓
    ・生家との決別、母をひきとる
    ・人生の悩み
    ・歴史小説「形見の繪姿」、懸賞に当選す
    ・転機となった関東大震災
    ・小笠原映画研究所でシナリオを学びはじめる
    ・日本初の女流シナリオライター・水島あやめの生涯
    ・シナリオライターの道と進路の葛藤
    ・映画「水兵の母」、国民的話題になる
    ・取材攻勢に息をひそめて

    五、あこがれの女流脚本家・水島あやめの青春~東洋のハリウッド・松竹蒲田撮影所から全国のファンへ~
    ・城戸四郎と松竹蒲田につどう若き映画人たち
    ・松竹蒲田の脚本家デビュー作「お坊ちゃん」と正式採用
    ・はじめての原作脚本映画「母よ恋し」と城戸四郎のプロデュース
    ・脚本家としての日々
    ・女性蔑視の男社会と城戸四郎の庇護
    ・蒲田映画の黄金期と水島あやめの絶頂期
    ・母校に錦を飾る
    ・ただひとりの女流シナリオライターとエッセイ「仕事の苦しみ」
    ・祖父への手紙と経済的な自立(ひとつめの夢の実現)
    ・トーキー化の動きと脚本家の苦悩
    ・興行中心主義と「よき児童映画」とのギャップ
    ・大船移転と松竹蒲田退社

    六、少女小説作家・水島あやめの想い~子どもたちに夢と希望、あこがれと思いやりを~
    ・小説家として再出発
    ・「少女倶楽部」が作品発表の舞台に
    ・付録本になった六つの物語
    ・「講談社の絵本」の採用作品とシリーズ「名婦物語」
    ・殺到する執筆依頼(ふたつめの夢の実現)
    ・三年半の結婚生活
    ・はじめての単行本「小公女」と「家なき娘」
    ・「輝ク部隊」と文学界のうごき
    ・少女小説集「友情の小径」と「櫻咲く日」
    ・戦時中の作品と水島の執筆活動
    ・東京大空襲と疎開
    ・玉音放送と水島のつぶやき

    七、戦後出版ブームと水島あやめ~雪国の里から全国の少女たちへの贈り物~
    ・「魚沼新報」の復刊と執筆協力
    ・新憲法と水島あやめの女性観
    ・出版ブームと発刊された水島作品
    ・海外名作と少女小説で描いたこと
    ・六日町時代の暮らしぶりと生活信条
    ・湘南海岸への引っ越しと母の死(みっつめの夢の実現)

    八、旅の支度
    ・回想録「金城山のふもとで」とおだやかな日々
    ・有料老人ホーム入居と地元紙への寄稿
    ・「旅の支度」と書かれた行李

    逸話
    ・当選脚本「久遠の華」のミステリー
    ・「サンデー毎日」「女人芸術」に新人女流作家と紹介される
    ・現存する水島映画「明け行く空」のエピソード

    年譜
    作品一覧
    初出、および主な参考文献
    あとがき
  • 内容紹介

    水島あやめ
    明治36(1903)年7月17日新潟県の裕福な家に生まれ、大正10年上京。
    日本女子大学在学中に本格的に小説を書き始め、映画会社の小笠原プロダクションで脚本を学ぶ。
    大正13年に書いた脚本「落葉の唄」が映画化され、わが国初の女流映画脚本家としてデビュー。
    15年松竹キネマ蒲田撮影所に入社、30本近くの脚本を書いたが、のち児童文学に転向。
    昭和14年「小公女」を翻訳、15年少女小説集「友情の小径」を発表、その叙情性と感傷性で少女たちに人気を博した。
    他の作品に「母への花束」「乙女椿」などがある。
  • 著者について

    因幡 純雄 (イナバ スミオ)
    著者:因幡 純雄(いなば すみお)
    1955年、新潟県生まれ。
    1992年、会社勤務のかたわら、水島あやめの調査研究を始める。
    2003年、水島あやめ生誕百周年記念事業実行委員会を結成し、講演会・映画上映会・パネル展を実施。水島の生涯と業績を記念誌「ちとせ輝く」にまとめる(企画・編集・文責)。
    2006年、月刊「シナリオ」((社)日本シナリオ作家協会)に「日本初の女性脚本家 水島あやめ伝」を連載(同年9月号~翌年12月号・16回)。
    2007年、週刊「魚沼新報」(魚沼新報社)に「少女小説作家・水島あやめ」を連載(同年12月~翌年8月・33回)
    2016年、BSN新潟放送「にいがた偉人伝」で、水島あやめの生涯と業績が放送される。
    「Tenの会」同人。

水島あやめの生涯-日本初の女流脚本家・少女小説作家 の商品スペック

商品仕様
出版社名:銀の鈴社
著者名:因幡 純雄(著)
発行年月日:2019/10
ISBN-10:4866180811
ISBN-13:9784866180816
判型:A5
対象:一般
発行形態:単行本
内容:日本文学評論・随筆
言語:日本語
ページ数:255ページ
縦:20cm
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