現代ヨーロッパの安全保障―ポスト2014:パワーバランスの構図を読む [単行本]
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現代ヨーロッパの安全保障―ポスト2014:パワーバランスの構図を読む [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/10/19
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現代ヨーロッパの安全保障―ポスト2014:パワーバランスの構図を読む の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ヨーロッパの安全保障は、国際機構の協調がみられた90年代に比して、今や混迷の状況にある。本書は、冷戦後のNATOの機能的・地理的拡大、EUの安全保障といった基本枠組みを詳解した上で、2014年以降のロシアのクリミア編入からウクライナ紛争、バルト諸国、西バルカン諸国の問題など、続発する新たな課題を取り上げ、ヨーロッパの安全保障の課題とその要因は何かを捉え、今後の展開を読む。
  • 目次

    はしがき
    主要略語一覧


     第Ⅰ部 冷戦後のヨーロッパ安全保障の基本的枠組み

    第1章 冷戦の終焉とヨーロッパの新秩序構築(広瀬佳一)
     1 冷戦の終焉
     2 NATOの機能拡大
     3 ボスニア紛争
     4 ボスニア紛争のヨーロッパ安全保障にとってのインプリケーション
     Column1 ヨーロッパの徴兵制
     Column2 パートナーシップの拡大と深化

    第2章 NATOの危機管理(篠崎正郎)
     1 ヨーロッパ周辺での危機管理
     2 9.11テロとNATOのグローバル化
     3 NATOをめぐる様々な分断
     4 リビア介入とNATO
     Column3 エア・パワーのみによる戦争?

    第3章 NATOの軍事機構・戦力の変容(小川健一)
     1 軍事機構・戦力整備の指針としての戦略概念
     2 危機管理活動を担う通常戦力
     3 米欧間の「くさび」としての核戦力
     4 ミサイル防衛(MD)への取組み
     Column4 ドイツ空軍のトーネード後継機問題

    第4章 NATOの拡大(広瀬佳一)
     1 拡大の歴史的位相
     2 冷戦後の第1次拡大
     3 冷戦後の第2次拡大
     4 さらなる拡大の可能性
     5 未完の拡大
     Column5 NATO拡大でロシアはアメリカに「欺かれた」のか

    第5章 EUによる安全保障(小林正英)
     1 EU安全保障の現在地
     2 欧州安全保障統合
     3 EU軍事的安全保障政策構築の隘路
     4 オペレーションの展開
     5 「砂塵に消えた」EU-NATO関係
     Column6 EUによる安全保障の「顔」


     第Ⅱ部 ポスト2014年のヨーロッパ安全保障

    第6章 クリミア併合とヨーロッパ安全保障(湯浅 剛)
     1 グローバル政治の変動とウクライナ危機
     2 危機の展開と背景
     3 ウクライナ国家の脆弱性と危機
     4 和平に向けた国際社会の努力と限界
     5 変化する国際秩序の中での多難な国家形成
     Column7 サアカシュヴィリという生き方

    第7章 変化する安全保障環境とエストニア(小森宏美)
     1 エストニアに脅威は迫っているのか
     2 「ロシア的世界」とエストニア
     3 不確実化するエストニア政治
     Column8 バルト三国とロシアの国境問題

    第8章 取り残されたヨーロッパとしての西バルカン(中村健史)
     1 西バルカン3カ国のEU・NATO加盟とは
     2 西バルカン3カ国とEU・NATOとの関係深化
     3 EU・NATO加盟へ向けた課題
     4 不透明な統合の行方
     Column9 時代とともに変化する「西バルカン」

    第9章 トルコの安全保障政策とNATO(今井宏平)
     1 トルコの伝統的な安全保障観
     2 トルコのNATO加盟
     3 国内の脅威としてのPKK
     4 安全保障の重要性が相対的に低下した2000年代
     5 シリア難民・IS・テロに揺れるトルコ
     6 ポスト冷戦期におけるトルコとNATOの関係
     7 トルコの長距離防空・防衛システム導入問題
     8 安全保障化とアメリカ・ロシアの関係
     Column10 国家安全保障大綱

    第10章 ヨーロッパ安全保障とロシア(小泉 悠)
     1 ヨーロッパの安全保障におけるロシアの位置づけ方
     2 「主権」と「勢力圏」からみるロシアの介入意図
     3 ヨーロッパ正面におけるロシアの対外介入能力
     4 ヨーロッパの安全保障に対するロシアの脅威
     Column11 ロシア軍の近代化プログラム

    第11章 EUの安全保障・防衛政策の新たな展開(東野篤子)
     1 2014年以降のEU安全保障の制度的発展
     2 ブレクジットがヨーロッパ安全保障に与える影響と独仏関係の新展開
     3 EUが直面する安全保障上の危機
     Column12 ブレクジット狂騒曲1:イギリスはなぜ離脱を選択したのか
     Column13 ブレクジット狂騒曲2:イギリスのEU離脱はなぜ困難か

    第12章 漂流の危機にあるNATO(広瀬佳一)
     1 2014年ショックとNATO
     2 集団防衛のための態勢強化
     3 トランプ・ショックと負担の不均衡
     4 交錯するヨーロッパ加盟国の思惑
     5 2つのショックとNATOにとっての課題
     Column14 NATO戦力の本当の実力は?


    ヨーロッパ安全保障関連資料
     1.北大西洋条約
     2.ヨーロッパの地域機構(2019年)
     3.歴代のNATO事務総長・最高司令官
     4.歴代の欧州連合各機関代表
     5.歴代の欧州安全保障協力機構(OSCE)事務総長
     6.ヨーロッパ安全保障主要年表

    あとがき
    人名索引
    事項索引
  • 出版社からのコメント

    冷戦後90年代の協調的安全保障体制から 混迷する現代の実態までを詳解。
  • 内容紹介

    ヨーロッパの安全保障は、国際機構の協調がみられた90年代に比して、今や混迷の状況にある。本書は、冷戦後のNATOの機能的・地理的拡大、EUの安全保障といった基本枠組みを詳解した上で、2014年以降のロシアのクリミア編入からウクライナ紛争、バルト諸国、西バルカン諸国の問題など、続発する新たな課題を取り上げ、ヨーロッパの安全保障の課題とその要因は何かを捉え、今後の展開を読む。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    広瀬 佳一(ヒロセ ヨシカズ)
    1960年生まれ。筑波大学大学院社会科学研究科博士課程満期退学。現在、防衛大学校総合安全保障研究科教授(法学博士)
  • 著者について

    広瀬 佳一 (ヒロセ ヨシカズ)
    2021年9月現在
    防衛大学校人文社会科学群教授

現代ヨーロッパの安全保障―ポスト2014:パワーバランスの構図を読む の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:広瀬 佳一(編著)
発行年月日:2019/11/25
ISBN-10:462308731X
ISBN-13:9784623087310
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:政治含む国防軍事
言語:日本語
ページ数:251ページ
縦:21cm
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