「三国志」の知恵 [単行本]
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「三国志」の知恵 [単行本]

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出版社:法蔵館
販売開始日: 2019/11/09
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「三国志」の知恵 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    序 「三国志」と現代
    「三国志」の舞台・成都へ/劉備玄徳の苦難時代/「天下三分」の形勢/長江の古戦場をたどる/劉備の墓に詣でる/孔明の〝北征〟への道/現代に生きる「三国志」

    I 「三国志」の誕生と流布
    歌舞伎に出てくる「三国志」/人気を博する登場人物/ルーツは陳寿の『三国志』/裴松之の「注」の出現/『三国志演義』成立の前史/「平話」・「元曲」・講談/宋代の講談(説話)の流行/唐代に源流をさぐる/『三国志』と『演義』の普及/広く流布した翻訳・翻案

    II 「三国志」の時代
    「黄巾の乱」始まる/太平道と五斗米道/大土地所有と豪族/任侠的な結びつき/豪族の隆盛と農民の没落/宦官の進出と専横/魏朝の税制と兵制/特色ある呉の兵制/官僚制度の整備/文武両道にすぐれた曹操/芸術の興隆と宗教

    III 「三国志」のヒーローたち
    天下大乱の情勢/天下三分の成立/晋朝による天下統一/後漢末のヒーローたち――献帝・何進・董卓・呂布・袁紹と袁術・その他の州牧たち/蜀漢国のヒーローたち――劉備・劉禅・諸葛亮・関羽・張飛・趙雲・馬良と馬謖/魏朝のヒーローたち――曹操・曹丕・夏侯惇と夏侯淵・荀彧と荀攸・司馬懿/呉朝のヒーローたち――孫権・孫堅と孫策・周瑜・魯粛・呂蒙・陸遜

    IV 「三国志」から何を学ぶか
    1 知謀と計略
    「天下三分の計」/正確な現状分析/献帝擁立の策略/計略を生かす条件/仲達と孔明のかけひき/「死せる孔明、生ける仲達を走らす」/司馬仲達のクーデター/先の先を読む/参謀同士の知恵くらべ/黄蓋の「火攻の計」/〝赤壁の戦い〟/息もつけぬ攻防戦/呂蒙の深謀遠慮/敵の弱さを見ぬく
    2 選択と決断
    複雑に入りくんだ情勢/慎重論と急戦論の対立/武官と文官の対立/機会をどうとらえるか/〝白馬の戦い〟/持久戦か? 決戦か?/〝官渡の戦い〟/〝烏巣の戦い〟/撃つべき敵は誰か/孫権と劉備の同盟/孔明、必死の説得/勝利を導いた決断
    3 信義と背徳
    「けじめ」を示した関羽/「出師の表」にみる忠誠心/あるべき「君臣」の関係/「泣いて馬謖を斬る」/裏切られた部下/曹操=悪玉説/裏切りの常習者・呂布/不運な劉備の前半生/信頼を得る条件/日和見主義の孟達/〝小悪党〟の末路/董卓の暴虐ぶり
    4 虚名と実力
    名声と実力の不一致/ハリコの虎だった劉表/人望も実力のうち/人材をどう生かすか/見ぬかれていた〝虚名〟/身のほど知らずの袁術/みずから招いた失敗/実力でなり上る/名声を利用した成功
    5 勝者と敗者
    勝者の条件とは何か/自分自身を知れ/後継者争いの勝敗/「豆を煮るに豆がらを燃やす」/悲運の敗者・沮授/聞き入れられない提言/敗者から学ぶ教訓

    あとがき

    解  説 (井波律子)
  • 内容紹介

    正史『三国志』を基本としつつ、時に『三国志演義』を取り上げるバランスのとれた記述をとおして、「三国志」世界の重要なポイントを知り、乱世を生き抜いたヒーローたちの知恵に学ぶ。

    著者は、三国志学会会長を務めた東洋史学者。

    解説は、『正史三国志』『三国志演義』の翻訳をはじめ三国志関連の多数の著作をもつ中国文学者。

    --------------------

    ……「三国志」世界のめざましい事件や主要人物の動きが、時系列を超えて網羅的に盛り込まれており、乱世に生きる人々の各人各様のイメージが乱反射する面白さがある。
     こうして縦横無尽に「三国志」世界を探求しながら、そのドラマティックな展開のポイントをおのずと明らかにしていることが、本書の大きな魅力だといえよう。
    (「解説」より)

    --------------------

    中国でも日本でも、三国時代に対するなみなみならぬ興味が持たれており、おそらく本書の読者の皆さんも、それぞれに「三国志」に対するイメージを持ち、あるいは登場する人物に好悪の感情を抱いておられることであろう。私はこうしたイメージや感情が、本書によってさらに大きくふくらんでいく機縁になれば幸いだと思っているし、またこうしたイメージや感情をこわしてしまったのではないかとも恐れている。
     本書は陳寿の『三国志』を中心に書き進めたが、折にふれて裴松之の注に引用されたものや、『三国志演義』でどのように脚色されているかといったことにも触れてみた。いわばパン種と、でき上ったパンを並べて見たわけだが、パン種にはパン種の、パンにはパンの、それぞれにふさわしい書き方で、人間の生き方をあらわしており、時間を越えて現在の我々に迫ってくるものを感じた。
    (「あとがき」より)

    --------------------

    図書館選書
    『正史三国志』を基本としつつ、『三国志演義』にも目を向けたバランスのとれた記述を通じて、「三国志」世界の重要なポイントを知り、乱世を生き抜いたヒーローたちの知恵に学べる、最良の三国志入門書。井波律子、解説。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    狩野 直禎(カノ ナオサダ)
    1929年、東京市生まれ。京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、同大学大学院(旧制)退学。聖心女子大学助教授、京都女子大学教授、同大学学長(1993~97年)を経て、1998年、定年退職、京都女子大学名誉教授。博士(文学)。新村出記念財団理事、日仏東洋学会理事、三国志学会会長などを勤める。2017年2月、逝去。著書多数
  • 著者について

    狩野 直禎 (カノ ナオサダ)
    1929年、東京市生まれ。京都大学文学部史学科東洋史学専攻卒業、同大学大学院(旧制)退学。聖心女子大学助教授、京都女子大学教授、同大学学長(1993~97年)を経て、1998年、定年退職、京都女子大学名誉教授。博士(文学)。新村出記念財団理事、日仏東洋学会理事、三国志学会会長などを勤める。2017年2月、逝去。著書に、『後漢政治史研究』(同朋舎出版)、『諸葛孔明』(人物往来社。のち『諸葛孔明――三国時代を演出した天才軍師――』PHP文庫)、『三国志の世界――孔明と仲達――』(清水書院)、『史記 人間学を読む』(学陽書房。のち『「史記」の人物列伝』人物文庫)、『韓非子の知恵』(講談社現代新書。のち『「韓非子」の知恵――現代に活かす帝王学――』PHP文庫)、『三国時代の戦乱』(新人物往来社)、『孔子――「論語」の人間学――』(学陽書房)など多数あり。

    井波 律子 (イナミ リツコ)
    1944年、富山県生まれ。1966年、京都大学文学部卒業。1972年、同大学大学院博士課程修了。金沢大学教授、国際日本文化研究センター教授を経て、同名誉教授。専門は中国文学。

「三国志」の知恵 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:法藏館 ※出版地:京都
著者名:狩野 直禎(著)
発行年月日:2019/11/15
ISBN-10:4831877328
ISBN-13:9784831877321
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国歴史
言語:日本語
ページ数:219ページ
縦:19cm
厚さ:2cm
重量:250g
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