里親制度の史的展開と課題―社会的養護における位置づけと養育実態 [単行本]
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里親制度の史的展開と課題―社会的養護における位置づけと養育実態 [単行本]

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出版社:勁草書房
販売開始日: 2019/10/30
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里親制度の史的展開と課題―社会的養護における位置づけと養育実態 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    里親制度の今後を展望するにあたり押さえておくべき史的経緯と関連資料をまとめた基本文献。社会的養護・里親研究の進展を後押しする。児童養護に関し里親等家庭養護に委託する割合を大幅に増やす方針が出された「新しい社会的養育ビジョン」。政策転換に際し戦後の里親制度の歩みを振り返るとともに、当事者へのインタビュー調査を通じ、今後の制度の課題を浮かび上がらせる。
  • 目次

    はしがき

    序章 里親制度の政策的変遷と実相を問う意義
     第一節 問題の所在
     第二節 研究の視点と目的
     第三節 分析の方法
     第四節 社会的養護の視点と概要
     第五節 本書の構成

    第一章 里親研究の歴史的概観
     第一節 一九五〇年代の里親研究
     第二節 一九六〇年代から一九九〇年代前半の里親研究
     第三節 一九九〇年代後半~二〇一〇年の里親研究
     第四節 二〇一〇年以降の里親研究
     第五節 里親制度と血縁意識・国民性との関係
     第六節 里親制度への社会の注目
     第七節 本章のまとめ

    第二章 里親制度の創設期(一九四五年~一九五〇年代)──篤志家への期待と児童労働搾取への対応
     第一節 児童福祉法成立過程における家庭的養育の変遷
     第二節 里親を児童福祉法に取り入れた理由
     第三節 児童労働と人身売買への政策的対応
     第四節 ホスピタリズム論争の影響
     第五節 本章のまとめ

    第三章 里親制度の衰退期(一九五五年頃~一九八〇年代)──公的責任の回避とボランティアへの位置づけ
     第一節 里親と施設への措置数減少の要因
     第二節 高度経済成長期の里親制度
     第三節 福祉見直し期の里親制度
     第四節 本章のまとめ

    第四章 里親制度の見直し期(一九九〇年代~二〇〇二年)──児童虐待の顕在化と子どもの権利条約の影響
     第一節 一九九〇年代前半の里親制度
     第二節 国連子どもの権利委員会への報告
     第三節 一九九〇年代後半の里親制度
     第四節 専門里親創設の背景と経緯
     第五節 二〇〇二年の里親制度改正の意義
     第六節 本章のまとめ

    第五章 里親制度の拡充志向期(二〇〇三年~二〇〇八年)──社会的養護再構築の始動
     第一節 里親制度をめぐる関係団体の動向
     第二節 里親制度をめぐる政策の動向
     第三節 二〇〇四年の里親制度改正
     第四節 里親制度拡充に関する通知
     第五節 里親制度をめぐる政策への提言
     第六節 二〇〇八年の里親制度改正
     第七節 本章のまとめ

    第六章 里親制度推進の加速期(二〇〇九年~二〇一九年)──代替的養護における家庭養護の明確化
     第一節 国際的動向の影響と社会的養護の再編
     第二節 代替的養護の分類の明確化と家庭養護の推進
     第三節 子ども家庭福祉に関する提言と児童福祉法改正
     第四節 「新しい社会的養育ビジョン」という改革方針
     第五節 国連への政府報告と総括所見
     第六節 本章のまとめ

    第七章 調査の概要と分析結果
     第一節 インタビュー調査の方法
     第二節 インタビュー調査の分析方法と結果

    第八章 里親養育の実態
     第一節 子どもの育ちへの思い
     第二節 里親の家族観と社会的な養育観
     第三節 実親の状況と関わり
     第四節 児童相談所への認識と要望
     第五節 施設養育の認識と施設との関わり
     第六節 里親会の現状と再構築の必要性
     第七節 地域社会との関わり
     第八節 制度・政策への問題意識

    終章 総合的考察と今後の課題
     第一節 里親制度の史的展開
     第二節 里親の語りから見えてきた里親制度の課題
     第三節 里親制度の展望と今後の研究課題

    あとがき
    初出一覧
    巻末資料
    参考文献
    人名索引
    事項索引
  • 内容紹介

    里親制度の今後を展望するにあたり押さえておくべき史的経緯と、里親当事者へのインタビュー調査を通じ、制度の課題を示す。

    2017年に厚労省が打ち出した「新しい社会的養育ビジョン」では、児童養護に関し里親等家庭養護に委託する割合を大幅に増やす方針が出された。制度転換に際し戦後の里親制度の歩みを振り返るとともに、インタビュー調査を通じ今後の制度の課題を浮かび上がらせる。基本資料をまとめ、社会的養護・里親研究の進展を後押しする一書。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    貴田 美鈴(キダ ミスズ)
    1959年岐阜県生まれ。2005年中部学院大学人間福祉学部卒業。社会福祉士、精神保健福祉士。2012年名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了。博士(人間文化)。岡崎女子短期大学准教授を経て、名古屋市立大学人文社会学部非常勤講師。専門は社会福祉学、子ども家庭福祉論、社会的養護
  • 著者について

    貴田 美鈴 (きだ みすず)
    貴田 美鈴(きだ みすず) 
    1959年岐阜県生まれ. 2005年中部学院大学人間福祉学部卒業. 社会福祉士, 精神保健福祉士. 2012年名古屋市立大学大学院人間文化研究科博士後期課程修了. 博士(人間文化). 岡崎女子短期大学准教授を経て, 現在:名古屋市立大学人文社会学部非常勤講師. 専門は社会福祉学, 子ども家庭福祉論, 社会的養護. 主著:『児童家庭福祉の成立と課題』(共著)勁草書房, 2013年. 『社会的養護内容』(共著)ミネルヴァ書房, 2014年.

里親制度の史的展開と課題―社会的養護における位置づけと養育実態 の商品スペック

商品仕様
出版社名:勁草書房
著者名:貴田 美鈴(著)
発行年月日:2019/10/20
ISBN-10:4326603224
ISBN-13:9784326603220
判型:A5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:377ページ ※313,64P
縦:22cm
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