天・荒　AMA・SUSA [単行本]

天・荒　AMA・SUSA [単行本] の 商品概要

• 内容紹介

  全編が悪夢とも見える詩世界は、姉（アマ）から弟（スサ）への追悼＝個人的神話から始まる。数々の（内なる）異界を遍歴する連作は、しかし、意外なほどにリアルな生活感覚にも欠けてはいない。
  影、分身、少女、男たちとの日常的=非日常的葛藤を経て、やがて魂は無意識の森へ、そして未生の海へと到達する。現代の神話にふさわしい普遍性の海だ。

• 著者について

  北口 汀子 (キタグチ テイコ)
  山梨県富士吉田市出身。関西福祉科学大学大学院修了。関西詩人協会会員。
  詩誌「リヴィエール」「瑠璃の坏」同人、文芸誌「たまゆら」同人。
  著書：詩画集『微象（かそけきすがた）』、句集『漆黒の阿』

天・荒　AMA・SUSA [単行本] の商品スペック