フィンランド公共図書館―躍進の秘密 [単行本]
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フィンランド公共図書館―躍進の秘密 [単行本]

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出版社:新評論
販売開始日: 2019/11/16
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フィンランド公共図書館―躍進の秘密 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    フィンランドの知識の森にようこそ。各地の公共図書館を通してみるこの国の秘密。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1章 フィンランドの社会と公共図書館
    第2章 市民とともに起こす公共図書館革命―市民の夢のオーディ図書館
    第3章 すべての住民サービスを「一つの屋根の下で」―イソ・オメナ図書館
    第4章 メディアも目が離せないほど元気すぎるカッリオ図書館
    第5章 出会いのエントレッセ図書館
    第6章 図書館らしさにこだわり、サステイナビリティを追求するムンキニエミ図書館
    第7章 公立学校の図書館と公共図書館の一体型モデル―サウナラハティ図書館とカウクラハティ図書館
    第8章 住民が自然に集まる図書館は元食料品店―ポフヨイスハーガ図書館
    第9章 伝統に安住せず、挑戦を恐れずに前へと進む
    終章 どこに住んでいても図書館サービスは平等―地方の公共図書館
  • 内容紹介

     この10年間で、公共図書館を取り巻く状況は世界的に悪化していると言える。新自由主義の影響は国を問わず深刻なものとなり、公共サービスに関しても市場価値が最優先され、弱体の一途を辿っている。そんな状況のなか、公共図書館がとびきり元気な国がある。それがフィンランドである。世界一意欲的に使われているフィンランド公共図書館、その秘密はいったいどこにあるのだろうか。
     確実に言えることは、フィンランド社会の目標である平等の達成に、公共図書館が直接結び付いているということである。公共図書館は、すべての住民に情報と文化へのアクセスを保障する公共機関である。フィンランドではすべての自治体に公共図書館があるため、情報と文化へのアクセスが文字通り100パーセント保障されている。また、公共図書館は切れ目のない生涯学習を約束する場所ともなっている。無料の公共図書館があることで、人は学びたいときに躊躇せずに学びを再開することができるのだ。このような背景もあって、フィンランド公共図書館は伝統に安住することなく、新たな挑戦を恐れずに前に進み続けている。
     世界大戦や大国との関係に翻弄され厳しい自然環境のなかで経済的に貧しかったフィンランドが、公共図書館をはじめとする強靭な文化保障制度を作り上げるまでには長い年月がかかっている。決して平坦ではない道のりがゆえに、培われた創造的な文化がフィンランドの公共図書館にも根付き、市民とともに革新的なサービスを追求し続けてきた。その結果、「情報と文化へのアクセスの保障による社会的平等の実現」、「切れ目のない生涯学習への約束」、「既成概念に捉われない革新的サービスの創造」が、フィンランド公共図書館の躍進の秘密となった。
     映画『ニューヨーク公共図書館』(2019年)で表現された公共図書館以上のものがフィンランドにはある。そのことを紙上で確認していただきたい。(よしだ・ゆうこ)

    図書館選書
    社会的平等とそれを支える強靱な文化保障制度を誇る北欧の小国。各地の公共図書館の事例からその秘密に迫る魅惑の図書館文化論。映画『ニューヨーク公共図書館』で表現された公共図書館以上のものがフィンランドにはある。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    吉田 右子(ヨシダ ユウコ)
    筑波大学図書館情報メディア系教授。博士(教育学)。専門は公共図書館論

    小泉 公乃(コイズミ マサノリ)
    筑波大学図書館情報メディア系助教。博士(図書館・情報学)。専門は公共経営論、オスロ・メトロポリタン大学応用科学学部社会科学学科アーカイブズ学・図書館情報学コース客員研究員。主な著作にInherent Strategies in Library Management(Oxford;Elsevier:Chandos Publishing、2017年、第47回(2018年度)日本図書館情報学会賞)

    坂田 ヘントネン亜希(サカタ ヘントネンアキ)
    筑波大学国際総合学類卒業。エスポー市・エントレッセ図書館勤務。フィンランド語学習グループ、音楽読み聞かせ、3Dモデリングワークショップなど幅広くイベントの企画運営に携わる。現在は、主にメーカースペースの展開や他部門との融合に取り組む
  • 著者について

    吉田右子 (ヨシダユウコ)
    筑波大学図書館情報メディア系教授。

    小泉公乃 (コイズミマサノリ)
    筑波大学図書館情報メディア系助教。

    坂田ヘントネン亜希 (サカタヘントネンアキ)
    エスポー市・エントレッセ図書館職員。

フィンランド公共図書館―躍進の秘密 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:新評論
著者名:吉田 右子(著)/小泉 公乃(著)/坂田 ヘントネン亜希(著)
発行年月日:2019/11/20
ISBN-10:479481139X
ISBN-13:9784794811394
判型:B6
発売社名:新評論
対象:一般
発行形態:単行本
内容:総記
言語:日本語
ページ数:258ページ
縦:20cm
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