社会病理学の足跡と再構成 [単行本]
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社会病理学の足跡と再構成 [単行本]

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出版社:学文社
販売開始日: 2019/10/30
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社会病理学の足跡と再構成 [単行本] の 商品概要

  • 目次

    第1部 社会病理学を問い直す
     第1章 「逸脱の死」を問い直す
      1.はじめに
      2.日本社会病理学会の軌跡と「逸脱の死」
      3.「逸脱の死」をめぐる論争
      4.「逸脱の死」と社会病理学の現在
      5.おわりに:「逸脱の死」をめぐって

     第2章 ミルズ「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文を再読する
       ―研究と現場の実践をめぐる緊張関係と社会病理・逸脱研究
      1.はじめに
      2.「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文の概要
      3.「 社会病理学者の職業的イデオロギー」論文登場の前史
       :戦間期アメリカ社会学における〈学術研究〉と〈現場の実践〉との癒着と緊張関係
      4.戦後日本社会病理学と「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文
      5.おわりに:「社会病理学者の職業的イデオロギー」論文の現代的意義と残された課題
       ―現場/当事者に密着しつつ距離を取ることをめぐって

    第2部 社会病理学の足跡をたどる
     第3章 戦前の「社会病理学」
      1.はじめに
      2.社会病理学史の教育・研究動向
      3.「社会病理学」の回顧
      4.なぜ戦前の「社会病理学」が顧みられないのか
      5.リリエンフェルトは「社会病理学の始祖」なのか
      6.おわりに

     第4章 社会病理学における社会解体アプローチから生活機能障害アプローチへの系譜
      1.はじめに
      2.社会解体から生活機能障害へ―大橋薫社会病理学の道程
      3.生活機能障害アプローチ社会病理学への挑戦
      4.今ひとつ別の社会解体アプローチ
      5.全体的考察
      6.おわりに:学的発展に向けた若干の提言

     第5章 戦後の昭和期における犯罪・非行の説明理論に依拠した実証研究
       ―1960年代からの30年間の科警研報告論文の軌跡
      1.はじめに:本章の展開にあたって
      2.1960年代における犯罪・非行の実証研究
      3.1970年代における犯罪・非行の実証研究
      4.1980年代における犯罪・非行の実証研究
      5.おわりに

    第3部 社会病理学を再構成する
     第6章  デュルケム社会学を使い継ぐ―機能主義の知識社会学の可能性と課題
      1.はじめに
      2.戦後の社会病理学におけるデュルケム受容
      3.機能主義の知識社会学
      4.第4の波の少年犯罪における心理主義の機能
      5.社会病理学におけるデュルケム社会学の可能性と課題

     第7章  臨床社会学と「公共」の社会学
       ―「問題解決が問題であること」の指摘と臨床社会学・社会病理学・批判的実在論の関係づけ
      1.本章の構成
      2.臨床社会学として社会病理学の成果を活かすことを考えてきた経過
      3.臨床社会学は被傷性,可傷性や脆弱性を対象にする
       ―事例をとおして社会を透視し,公共を吟味する
      4.臨床社会学は社会病理の裾野を広げていく―共軛関係をとおして社会をみる
      5.臨床社会学は問題解決ではなく問題設定を変える―批判的実在論に依りながら
      6.実在的なものの重要性

     第8章 臨床社会学は何を語ってきたか
      1.はじめに
      2.「臨床社会学」で問う必要があること
      3.「臨床社会学」の主張と内実
      4.「臨床社会学」への意見と今後
      5.おわりに

     第9章 社会病理学は社会問題の構築主義を受容したのか
      1.はじめに
      2.社会問題の構築主義と社会病理学の邂逅
      3.社会問題の構築主義は何をもたらしてきたのか
      4.おわりに:第三のパースペクティブへ

     第10章 批判的実在論の可能性
      1.はじめに
      2.批判的実在論とは何か
      3.批判的実在論の応用可能性
      4.おわりに

     第11章 社会病理学における意味論と事例研究の可能性
      1.はじめに
      2.社会病理学における意味論と事例研究の展開
      3.批判的実在論における事例研究
      4.おわりに
  • 内容紹介

    社会病理学の展開を見据えながら、その系譜を検討し、社会病理学を再構成する方向性を見定める。
    未来と過去という時間軸に沿って縦断的に社会病理学を問い直す試み。

    社会病理学を「問い直す」「足跡をたどる」「再構成する」の3部から構成。
    社会病理学会の30年の学会の歩みをまとめ、これからの社会病理学の未来を拓く1冊。

    【執筆者】
    清水新二、進藤雄三、藤原信行、田中智仁、矢島正見、齊藤知範、赤羽由起夫、中村 正、中西 真、
    中森弘樹、竹中祐二、朝田佳尚
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    朝田 佳尚(アサダ ヨシタカ)
    1978年生まれ。最終学歴:2009年、京都大学大学院文学研究科行動文化学専攻社会学専修単位認定退学。博士(文学)。現職、京都府立大学准教授

    田中 智仁(タナカ トモヒト)
    1982年生まれ。最終学歴:2011年、東洋大学大学院社会学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(社会学)。現職、仙台大学准教授
  • 著者について

    日本社会病理学会 (ニホンシャカイビョウリガッカイ)
    (にほんしゃかいびょうりがっかい)

    朝田 佳尚 (アサダ ヨシタカ)
    (あさだ よしたか)京都府立大学公共政策学部福祉社会学科准教授。


    田中 智仁 (タナカ トモヒト)
    (たなか ともひと)仙台大学体育学部現代武道学科准教授。

社会病理学の足跡と再構成 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:学文社
著者名:日本社会病理学会(監修)/朝田 佳尚(編著)/田中 智仁(編著)
発行年月日:2019/10/15
ISBN-10:476202936X
ISBN-13:9784762029363
判型:A5
発売社名:学文社
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:276ページ
縦:22cm
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