SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) [新書]

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    • SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) [新書]

SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) [新書]
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SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) [新書]

販売終了時の価格: ¥1,012(税込)
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出版社:イースト・プレス
販売開始日: 2019/10/08(販売終了商品)
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SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    mixi、Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok…。誕生からわずか十五年あまりで、SNSは社会のあり様を大きく変えた。2ちゃんねるのような巨大掲示板、メルマガやブログのような個人発信のツールなどを前史として、SNSは個人ページ型から、タイムライン型、さらには体験をシェアする画像・動画共有にいたるまで、多様性を増している。この目まぐるしい変化の裏にある、承認欲求やシェアする心理とは、いかなるものなのか。また今後どのように変貌していくのか。気鋭のメディア研究者が、SNSの変遷と展望を読み解く!
  • 目次

    はじめに

    第一章 SNSの現在地――各ツールの使われ方と特性
    ある「若いSNSユーザー」の一日
    MAUから見るSNS利用状況
    「ザ・SNS」であるフェイスブック
    インスタグラムで「体験をシュア」する
    ツイッターは「つぶやく」というより「さえずる」
    LINEやユーチューブはSNSか?
    SNSの利用法マッピング

    第ニ章 SNS黎明期――理想主義とリアルタイムウェブ
    パソコン通信から、個人サイトやメールマガジンへ
    日本のソーシャル環境は2ちゃんねるの道に通ず
    2ちゃんねるが生み出したネットカルチャー
    ブログがネット言説を育んだ
    分散化の端緒としてのブログ・サービス
    ネットサーフィンから、「ググる」へ
    ソーシャルブックマークにあった可能性
    ウェブ2・0のビジョン
    口コミとCGMへの注目
    日本発SNS「ミクシィ」の意義
    リアルタイムウェブという転機
    ツイッターの象徴となった「なう」
    ツイッターによって生まれる新たなエンターテインメント:祭り
    緊急事態におけるSNSの効力
    フェイスブックは、なぜ世界一のSNSになったのか?
    SNSの成否を左右する「ネットワーク効果」
    SNSを統御するアルゴリズム
    Google+の挑戦
    イノベーションとしての「いいね!」
    模倣の理論と投資家の論理
    SNS時代に生まれた「バズ」現象
    SNS活用の三つのM:観察、交流、測定
    ニコニコ動画のN次創作
    「仮想世界」「集合知の力」というつながりの想像力
    「セカイカメラ」のポテンシャルを振り返る

    第三章 SNS拡大期――スマホシフトとビジュアルコミュニケーション
    「スマホシフト」がサービスの覇権を変えた
    アテンション・エコノミーの時代へ
    体験を伝える「ビジュアルコミュニケーション」
    映画『シェフ』と”Billy's Donuts”に見る、SNSと小規模ビジネス
    「マッチング・アプリ」が生む出会い
    「暇な女子大生」に見る、SNS時代の性愛
    「インスタグラム」誕生の秘密
    インスタグラムと「映え」の切っても切れない関係
    流行語にまでなった「インスタ映え」
    情報との出会いは「ググる」から「タグる」へ
    なぜハッシュタグが大事なのか?
    ハッシュタグはSNS時代の巻き込みツール
    Vine、MixChannelなど、手軽な動画プラットフォームの誕生
    カップルのキス動画は不純だったか?
    ライブストリーミングがもたらす娯楽と投げ銭文化

    第四章 SNS定着期――シェアの多様化とシミュラークル拡散
    我シェアする、ゆえに我あり
    人々はSNSで何をシェアしているのか?
    動画時代のES―M―L
    TikTokが流行る三つの理由
    TikTokは模倣的なシェアを加速させる
    「シミュラークル」と「いいね!」の深い関係
    人は本能的に模倣したがる
    モノからコトへの価値シフト
    インフルエンサーはテレビタレントと影響力で拮抗する
    インフルエンサーのビジネス利用
    既存メディアの信頼性とインフルエンサーの信望性
    SNSを使ったファンとのつながり方
    「情報」量から「コミュニケーション」量へ
    情報拡散の三つのパターン:マス、インフルエンサー、シミュラークル
    情報は「ミドル・アップ・ダウン」で拡散する

    第五章 SNSのゆくえ――コミュニケーション速度と分有のあり方
    SNSは飽和して同質化した?
    リブラは世界をつなぐ「お金」となるか?
    リブラが新たなる交換様式となる可能性
    映画『ザ・サークル』からシェアについて考える
    "Sharing is Caring"に潜む問題点
    オープンなSNSは終わる?
    「ダンバー数」というコミュニティを紐とくマジックナンバー
    安心社会のSNS:世間ネットワーキングサービス
    実は日本人はあまりSNSを利用していない?
    日本人に顕著なデジタル不信傾向
    裏アカと承認欲求
    『仮想人生』『何者』で描かれる承認欲求の発露
    SNS時代における分人主義
    「いま、ここにいる私」を超えて
    「アダムI」「アダムⅡ」という誰もが持つ二つの人格
    「アダムⅠ」に偏重してはいけない
    いま求められる「遅いコミュニケーション」の重要性
    ファスト/スローという二つのモード
    遅いインターネット計画
    『ねじまき鳥クロニクル』の隔たりをつなげる想像力
    「物語」というコミュニケーション
    ARがSNSでのつながりを拡張する
    カメラは「撮る」ものから、「見る」ものへ
    ARの四つの用途
    所有、共有、とは異なる〈分有〉という考え方
    リアリティとは異なる「アクチュアリティ」という価値基準
    ARで〈集合的記憶〉は拡張する
    メディアは私たちの生成変化を促す

    あとがき
  • 出版社からのコメント

    2004年のmixiからInstagram、TikTokまで、たった15年!SNSが、人間関係を一変させた!
  • 内容紹介

    2004年のmixiからInstagram、TikTokまで、たった15年!
    評価も承認欲求も剥き出しにするSNSが、人間関係を一変させた!

    mixi、facebook、Twitter、Instagram、LINE、Snapchat、TikTok……。
    誕生から、わずか15年あまり。SNSは人間関係を、社会のあり様を、大きく変えた。
    情報との出会いは「ググる」から「#タグる(タグ+手繰る)」へ。
    コミュニケーションは「テキスト」から「ビジュアル」へ。
    ツールの入れ替わりの要因を探るとともに、その裏側にあるユーザーの「承認欲求」と「シェアの心理」の変遷を追う!

    ◎「最近のSNSには、なんだかついていけない」と思わせる原因とは?
    ◎ブログや2ちゃんねるが生んだネットカルチャーは、今のSNSにも影響を及ぼしている?
    ◎「SNS投稿=承認欲求」という単純な図式では、もはやユーザーマインドは理解できない?
    ◎なぜ若者たちは、InstagramやTikTokにハマっていくのか?
    ◎仮想通貨、VR、AR……。進化し続けるSNSは、これからどこに向かうのか?

    気鋭の若手メディア研究者が、生活に密接したソーシャル・メディアの変遷と展望を読み解く!
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    天野 彬(アマノ アキラ)
    電通メディアイノベーションラボ主任研究員。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。若年層のメディア行動やSNSの動向に関する研究/執筆/コンサルティングを専門とする。経済番組でのコメンテーターや各種講演でのスピーカーなど経験多数
  • 著者について

    天野彬 (アマノアキラ)
    天野彬(あまの・あきら)
    電通メディアイノベーションラボ主任研究員。1986年生まれ。一橋大学社会学部卒業、東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。若年層のメディア行動やSNSの動向に関する研究/執筆/コンサルティングを専門とする。経済番組でのコメンテーターや各種講演でのスピーカーなど経験多数。著書に、『シェアしたがる心理~SNSの情報環境を読み解く7つの視点~』(2017年、宣伝会議)、『情報メディア白書』(2016~2019年版、共著、ダイヤモンド社)がある。
    Twitter: @akira_amano

SNS変遷史―「いいね!」でつながる社会のゆくえ(イースト新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:イースト・プレス
著者名:天野 彬(著)
発行年月日:2019/10/15
ISBN-10:4781651186
ISBN-13:9784781651187
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会科学総記
言語:日本語
ページ数:325ページ
縦:18cm
横:11cm
厚さ:2cm
重量:226g
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