子どもと家庭を支える保育―ソーシャルワークの視点から [単行本]
    • 子どもと家庭を支える保育―ソーシャルワークの視点から [単行本]

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子どもと家庭を支える保育―ソーシャルワークの視点から [単行本]

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出版社:ミネルヴァ書房
販売開始日: 2019/11/08
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子どもと家庭を支える保育―ソーシャルワークの視点から の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    大きく「保育」が変化しようとしている今日、保育士が子どもの育ちを支えるために子どもを支える家族やコミュニティへの専門的な関わりが求められている。本書は大阪地域福祉サービス研究所における「保育所保育におけるソーシャルワーク機能」についての研究の成果物である。保育所で中堅保育士に求められるソーシャルワークからの発想を事例や演習を通じて学べる実用書であり、これからの保育士に求められる複眼的な支援方法の獲得をサポートする。
  • 目次

    刊行にあたって
    はじめに


    第1章 歴史を通していまの保育を考える

     1 保育所のはじまり
        1.明治時代の乳幼児の養育からみる保育所の起源
        2.幼稚園の誕生
        コラム1 スラムの保育所の典型--愛染橋保育園
        コラム2 保育所の嚆矢

     2 保育所制度の発展と課題
       1.児童福祉法制定以降の保育所
       2.少子化対策と保育所の役割

     3 保育の未来を考える
       1.生活の全体性・主体性と保育実践
       2.主体者からみた生活の関係性と保育実践
       3.子育てに支援的なコミュニティ形成に向けて
       4.未来に向けた保育所の支援
       演習課題1 子育て支援の課題を考える


    第2章 いまの保育が求められる背景

     1 子育て意識の変容
       1.社会の移り変わりの中で
       2.多様化する親と子育て環境の変化
       3.子どもに対する親の意識と行動
       4.子育てをしながら親も育つ
       5.支援が必要な親の心理

     2 養育環境の変化--家庭・家族の変化
       1.被虐待的環境の増加
       2.家庭・家族をめぐる貧困
       3.社会的孤立
       4.事例に関連する保育所での虐待対応と虐待を生む社会的背景について


    第3章 保育所のいま

     1 保育士に求められるもの
       1.保育士の専門性について
       2.事例にみる保育士固有の子どもや保護者へのアプローチ

     2 保護者支援の背景にある要因
       1.保育所における保護者支援の多様化
       2.保育所保育指針に示される保護者や子育て家庭の理解
       3.大阪府の調査からみる保育所における保護者支援の現状
       4.保育士が保護者の生活課題をとらえる視点
       コラム3 保育士は子どもの保育をしたい

     3 困難事例からみえたもの--ごと点検シート
       1.「困りごと点検シート」の開発
       2.「困りごと点検シート」の記入のポイント
       3.「困りごと点検シート」や検討会でのポイント
       4.ソーシャルワークの視点からの3つのキーポイント
       困りごと点検シート(フェイスシート,アセスメントシート,ストレングスシート,プランニングシート,モニタリングシート)[様式][記入例]
       演習課題2 保護者支援においてツールを使いこなそう


    第4章 保育士が子ども・保護者を支えるためのしかけ

     1 ソーシャルワークの基礎知識と具体的応用
      1 子どもと保護者・家庭を支援するために使えるソーシャルワークの基礎知識
       1.ソーシャルワークモデルの援用
       2.事例からソーシャルワークの実践アプローチを学ぶ
      2 ソーシャルワークの展開過程からの具体的応用
       1.出会いの過程--力と関係する力
       2.アセスメント(事前評価)の過程--ストレングス視点に基づくアセスメント
       3.プランニングの過程--ゴール設定と見通しを立てる
      4.モニタリング,評価,終結の過程,効果測定

     2 ソーシャルワークのアプローチを用いた介入
      1 精神分析的アプローチ・心理社会的アプローチ
       1.精神分析的アプローチと心理社会的アプローチの考え方
       2.具体的な展開
      2 課題中心アプローチ
       1.課題中心アプローチの考え方
       2.具体的な展開
      3 危機介入アプローチ
       1.危機介入アプローチの考え方
       2.危機介入のプロセス
       3.具体的な展開
      4 行動変容アプローチ
       1.行動変容アプローチの考え方
       2.具体的な展開
      5 ソリューション・フォーカスト・アプローチ
       1.家族療法のスキルから
       2.SFAのスキルから
      6 アタッチメントに視点をおいたアプローチ
       1.アタッチメントに視点をおいたアプローチの考え方
       2.具体的な展開
       コラム4 「安心感の輪」子育てプログラム

     3 多職種協働(パートナーシップ,協働)
       1.改定「保育所保育指針」の子育て支援について
       2.多職種協働の実際
       3.いろいろな専門職との連携
       4.精神疾患をもつ母親によるネグレクトと身体的虐待傾向の事例(母子家庭)
       5.多職種協働の視点と留意点
       演習課題3 ジェノグラムとエコマップ


    第5章 ベテラン保育所保育士の経験知を伝達する

     1 ソーシャルワークに役立つ視点とスキル
       1.相談援助の技術--カウンセリングマインドによる面接
       2.グループを活用した相談援助
       コラム5 保育現場から警鐘を鳴らす

     2 家族支援--家族や家庭への効果的な関わりやサポート
       1.家族支援についての考え方
       2.家族支援のプロセス--ファミリーソーシャルワークに学ぶ

     3 保育所におけるスーパービジョン
       1.スーパーバイザーとしての主任保育士
       2.スーパービジョンの基本
       3.保育におけるスーパービジョン--障害がある子どもの保育の事例をもとにして
       演習課題4 保育所における虐待児への早期対応


    第6章 保育士のキャリアアップの必要性

     1 ワーク・ライフ・バランスにみる社会意識の変化と保育士の生活
       1.保育の市場開放と保育士の働き方
       2.一億総活躍社会と時限立法の女性活躍推進法
       3.働き方改革関係法の提示と幼児教育・保育無償化
       4.いま一度“一億総活躍”を問う

     2 保育の方向性
       1.保育の置かれている現状
       2.保育所保育指針にみる保育所の役割
       3.「子どもの権利実現」に向けた保育の提供

     3 子どもと家庭を支える保育のために
       1.目に見えないソーシャルワークのはたらきを学ぶ
       2.保育士としての自分をつくること,育てること


    参考文献

    資  料 
     保育所保育指針(抄)
     児童福祉法(抄)
     子ども・子育て支援法(抄)
     児童虐待の防止等に関する法律(抄)

    索  引 
  • 出版社からのコメント

    保育士等キャリアアップ研修「保護者支援・子育て支援」にも対応。中堅保育士のスキルアップのために必携の一冊
  • 内容紹介

    大きく「保育」が変化しようとしている今日、保育士が子どもの育ちを支えるために子どもを支える家族やコミュニティへの専門的な関わりが求められている。本書は大阪地域福祉サービス研究所における「保育所保育におけるソーシャルワーク機能」についての研究の成果物である。保育所で中堅保育士に求められるソーシャルワークからの発想を事例や演習を通じて学べる実用書であり、これからの保育士に求められる複眼的な支援方法の獲得をサポートする。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    小口 将典(オグチ マサノリ)
    関西福祉科学大学社会福祉学部准教授

    得津 愼子(トクツ シンコ)
    NPO法人ゆめ理事代表、ファミリーレジリエンス研究所代表。元関西福祉科学大学・大学院教授

    土田 美世子(ツチダ ミヨコ)
    龍谷大学社会学部教授
  • 著者について

    大阪地域福祉サービス研究所 (オオサカチイキフクシサービスケンキュウショ)
    1986(昭和61)年に社会福祉法人キリスト教ミード社会舘に付設された地域福祉に関する研究所である。ミード社会舘の実践に資する理論的裏づけを行う役割を担い,開設以来,多くは社会福祉の研究者と実践者でほぼ毎月研究会を行い,成果を書籍などで発表し,時代のニーズに即した研究活動を進めている。

    小口 将典 (オグチ マサノリ)
    2025年4月現在
    関西福祉科学大学社会福祉学部教授

    得津 愼子 (トクツ シンコ)
    2019年10月現在
    NPO法人ゆめ理事代表,ファミリーレジリエンス研究所代表

    土田 美世子 (ツチダ ミヨコ)
    2019年10月現在
    龍谷大学社会学部教授

子どもと家庭を支える保育―ソーシャルワークの視点から の商品スペック

商品仕様
出版社名:ミネルヴァ書房 ※出版地:京都
著者名:大阪地域福祉サービス研究所(監修)/小口 将典(編著)/得津 愼子(編著)/土田 美世子(編著)
発行年月日:2019/11/10
ISBN-10:4623086607
ISBN-13:9784623086603
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:社会
言語:日本語
ページ数:213ページ
縦:26cm
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