「孤独な育児」のない社会へ―未来を拓く保育(岩波新書) [新書]
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「孤独な育児」のない社会へ―未来を拓く保育(岩波新書) [新書]

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出版社:岩波書店
販売開始日: 2019/11/22
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「孤独な育児」のない社会へ―未来を拓く保育(岩波新書) の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ワンオペ育児、産後うつ、他の子どもと接する機会の少ない今の子どもたち…。家族の形も変わるなか、「孤独な育児」が日常化している。保育所やこども園は大きな支えになるのに、育休中の退園ルールや保育所建設反対はなぜ起きるのか。現場を長年取材した著者が各地で直面している課題を明らかにし、今後に向けて提言する。
  • 目次

    はじめに


    Ⅰ 子育ての現場で何が起きているのか

     1 保育所に入れない
      二万人の「待機児童」,六万人の「隠れ待機児童」/増え続ける認可施設/二〇世紀的な仕組みの象徴「利用調整」/福祉行政にくわしい人も困惑

     2 退園をめぐる対立の幕開け
      時代に逆行したルール/「育休退園ルール」ができた理由/所沢で,なぜ/憤る妊婦たち/保育士たちの落胆/育児は孤独/周知が不充分/一〇〇点加算と特別預かり事業/反故にされた「一五年前の約束」/保護者と保育者が話し合う場

     3 弁護団や市の幹部の思い
      弁護団の作戦/「少子化だから整備は慎重に」/市の保育担当幹部は/ルール導入の周知は,なぜ遅れたのか/保育所の役割とは

     4 立場を超えた悩み
      ベテラン園長の思い/イクメン・パパの動揺/ワンオペ育児の孤独/政府にも戸惑い/やっと開かれた説明会/国の方向とのズレ/保護者の懸念と「三歳児神話」/子どもたちの不安


    Ⅱ 社会のなかの保育園

     1 保育所が作れない
      再燃した待機児童問題/二〇一三年の「保育園一揆」/リーダーの思い/区長の決意/「ここに保育所なんていらない」/保育所問題はヒトゴト/横たわる溝/「夢のない設計」/反対派によるシンポジウム

     2 リエさんの「孤独な育児」体験
      退園と復帰/突然の通告/「お母さんと一緒」がベストなのか/一か月間の退園生活/地裁は退園を執行停止/注目された判決/「所沢効果」

     3 家庭保育室への“飛び火”
      家庭保育室とは/三歳になったら認可保育所へ/住民集会/家庭保育室の利用者の思い/所沢から国会へ/ベテラン市議の見方/ナツミさんの発見


    Ⅲ 孤独な育児

     1 子育ての孤独と産後うつ
      産後うつの実状/二〇年前からの異変/産後の四人に一人は,うつ的症状/世田谷区の産後ケアセンター/ヘルパー派遣開始/産後の三大危機

     2 課長の発見
      激動の一年/退園ルールから見えてきたこと/保育所は「唯一の地域コミュニティ」/増える行政コストと「選択制」/厚労省にも「想定外」/モヤモヤの幕引き

     3 二年目のひずみ
      一,二歳児クラスで「産み控え」/退園に揺れるミホさん/「子育て世代の人口が流出」の報道

     4 保護者たちの声
      聞き取り調査/「専業主婦モデル」の孤独


    Ⅳ 未来に向けて

     1 保育制度のための請願
      請願,提出へ/市議会の空気/ケンタさんの思い/つながりを失う子育て/採択後の市議たち/子育ての社会化

     2 見えてきた可能性
      幼稚園の保育進出/日南市の“スーパーこども園”/幼稚園園長たちの危機感/「待機児童ゼロ」を達成した杉並区/保護者の変化

     3 三年の総括
      育休退園は定着したか/保育者の戸惑い/ママ職員の育休退園経験

     4 “育休退園”での教訓と,これからの課題
      孤独という現実/待機児童問題を超えて――改革への四つの課題


    おわりにかえて――未来を拓く保育
      保育をめぐる混乱と育児の孤立/世界の潮流は/「家族にやさしい政策」と保育/すべての子どもに保育を
  • 出版社からのコメント

    日常化する「孤独な育児」。保育所やこども園は支えになるのに育休中の退園や保育所建設反対はなぜ起きるのか。
  • 内容紹介

    ワンオペ育児、産後うつ、他の子どもと接する機会の少ない今の子どもたち……。家族の形も変わるなか、「孤独な育児」が日常化している。保育所やこども園は大きな支えになるのに、育休中の退園ルールや保育所建設反対はなぜ起きるのか。現場を長年取材した著者が各地で直面している課題を明らかにし、今後に向けて提言する。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    榊原 智子(サカキバラ ノリコ)
    読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局専門委員。1988年上智大学大学院博士課程前期修了(国際学修士)。同年読売新聞社入社。政治部、解説部などを経て社会保障部次長、調査研究本部主任研究員。2019年から現職。現在、政府の少子化社会対策大網検討会などの委員
  • 著者について

    榊原 智子 (サカキバラ ノリコ)
    榊原智子(さかきばら のりこ)
    読売新聞東京本社教育ネットワーク事務局専門委員.1988年上智大学大学院博士課程前期修了(国際学修士).同年読売新聞社入社.政治部,解説部などを経て社会保障部次長,調査研究本部主任研究員.2019 年から現職.現在,政府の少子化社会対策大綱検討会などの委員.

「孤独な育児」のない社会へ―未来を拓く保育(岩波新書) の商品スペック

商品仕様
出版社名:岩波書店
著者名:榊原 智子(著)
発行年月日:2019/11/20
ISBN-10:4004318165
ISBN-13:9784004318163
判型:新書
対象:一般
発行形態:新書
内容:社会
言語:日本語
ページ数:237ページ
縦:18cm
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