郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本]
    • 郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本]

    • ¥5,940179 ゴールドポイント(3%還元)
    • 在庫あり2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届け
郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本]
画像にマウスを合わせると上部に表示
100000009003206768

郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本]

価格:¥5,940(税込)
ゴールドポイント:179 ゴールドポイント(3%還元)(¥179相当)
お届け日:在庫あり今すぐのご注文で、2025年7月28日月曜日までヨドバシエクストリームサービス便(無料)がお届けします。届け先変更]詳しくはこちら
出版社:名古屋大学出版
販売開始日: 2019/11/08
お取り扱い: のお取り扱い商品です。
ご確認事項:返品不可
店舗受け取りが可能です
マルチメディアAkibaマルチメディア梅田マルチメディア博多にて24時間営業時間外でもお受け取りいただけるようになりました

郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本] の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    戦後日本の発展と軌を一にし、隠れた福祉・再分配機能をはたした郵便貯金が、その巨大化の過程で抱え込んだ問題の核心とは。金融財政史の展開から民営化論の虚実を捉え直し、熱狂と混迷を生み出した小泉改革の歴史的位置を、政治手法やイデオロギーをめぐる議論をこえて初めて描き出す。
  • 目次

    序 章 郵政民営化と郵便貯金
    1 郵政民営化――「問題」としての郵便貯金
    2 郵便貯金の歴史――先行研究の整理
    3 「民営化」とは何か――経済史からのアプローチ
    4 本書の構成

    第1章 「郵貯増強メカニズム」の誕生
     ――高度成長期の郵便貯金(1)――
    1 高度成長期の郵便貯金
    2 「郵貯増強メカニズム」の形成過程
    3 財政投融資制度の再編と郵貯資金
    4 小 括

    第2章 郵便局政策の地域的展開
     ――高度成長期の郵便貯金(2)――
    1 高度成長期の地域構造変化
    2 神奈川県における郵便貯金の展開
    3 郵便局政策の地域的展開
    4 小 括

    第3章 金融構造の変化と郵貯「大膨張」
     ――安定成長期の郵便貯金――
    1 安定成長期の郵便貯金
    2 金融構造の変化
    3 郵貯「大膨張」の要因
    4 小 括

    第4章 金融自由化と「1990年ショック」
     ――バブル経済下の郵便貯金――
    1 バブルの発生と崩壊
    2 金利自由化と郵便貯金
    3 郵便貯金の「1990年ショック」
    4 均衡予算主義の終焉と国債流通市場の形成
    5 小 括

    第5章 国債問題の顕在化
     ――長期不況下における郵便貯金――
    1 金融の不安定化
    2 金融制度改革と銀行再編
    3 国債問題と郵貯「2000年問題」
    4 小 括

    第6章 郵政民営化の政策決定過程
     ――小泉改革下の郵便貯金――
    1 経済財政諮問会議と郵政改革
    2 郵貯民営化論と小泉改革
    3 郵政民営化のフレーム――政策課題と政策対応
    4 小 括

    第7章 郵政民営化の現在と巨大郵貯のゆくえ
    1 ポスト小泉改革下の政策対応
    2 ポスト小泉改革下の郵便貯金

    終 章 郵政民営化とは何だったのか


    参考文献
    あとがき
    初出一覧
    図表一覧
    索 引
  • 出版社からのコメント

    郵便貯金が巨大化の過程で抱え込んだ問題の核心を解明し、民営化論の虚実を再考。改革の歴史的位置を初めて問うた注目作。
  • 内容紹介

    戦後日本の発展と軌を一にし、隠れた福祉・再分配機能をはたした郵便貯金が、その巨大化の過程で抱え込んだ問題の核心とは。金融財政史の展開から民営化論の虚実を捉え直し、熱狂と混迷を生み出した小泉改革の歴史的位置を、政治手法やイデオロギーをめぐる議論をこえて初めて描き出す。

    図書館選書
    郵便貯金が巨大化の過程で抱え込んだ問題の核心とは。金融財政史の展開から民営化論の虚実を捉え直し、熱狂と混迷を生み出した改革の歴史的位置を問う注目作。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    伊藤 真利子(イトウ マリコ)
    1980年生まれ。2012年青山学院大学総合文化政策学研究科博士課程修了。青山学院大学総合文化政策学部助教、静岡英和学院大学人間社会学部准教授を経て、平成国際大学法学部准教授、博士(総合文化政策学)。論文、「バブル経済下の郵便貯金―「90年ショック」をめぐって」(『郵政資料館研究紀要』第3号、2011年、第8回日本FP学会賞審査員賞)、「郵便貯金の民営化と金融市場―金融変革期における郵便貯金」(『青山社会科学紀要』第36巻第2号、2008年、第1回石橋湛山新人賞)
  • 著者について

    伊藤 真利子 (イトウ マリコ)
    1980年生まれ
    2012年 青山学院大学総合文化政策学研究科博士課程修了
        青山学院大学総合文化政策学部助教、
        静岡英和学院大学人間社会学部准教授を経て
    現 在 平成国際大学法学部准教授、博士(総合文化政策学)
    論 文 「バブル経済下の郵便貯金――「90年ショック」をめぐって」
        (『郵政資料館 研究紀要』第3号、2014年、第8回日本FP学会賞審査員賞)
        「郵便貯金の民営化と金融市場――金融変革期における郵便貯金」
        (『青山社会科学紀要』第36巻第2号、2008年、第1回石橋湛山新人賞)

郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本] の商品スペック

商品仕様
出版社名:名古屋大学出版会 ※出版地:名古屋
著者名:伊藤 真利子(著)
発行年月日:2019/11/10
ISBN-10:4815809682
ISBN-13:9784815809683
判型:B5
対象:専門
発行形態:単行本
内容:経済・財政・統計
言語:日本語
ページ数:352ページ
縦:22cm
重量:630g
他の名古屋大学出版の書籍を探す

    名古屋大学出版 郵政民営化の政治経済学―小泉改革の歴史的前提 [単行本] に関するレビューとQ&A

    商品に関するご意見やご感想、購入者への質問をお待ちしています!