ハビタブルな宇宙-系外惑星が示す生命像の変容と転換 [単行本]

ハビタブルな宇宙-系外惑星が示す生命像の変容と転換 の 商品概要

• 要旨（「BOOK」データベースより）

  “地球たち（Ｅａｒｔｈｓ）”は、我々の“地球（ｔｈｅ　Ｅａｒｔｈ）”なのか？宇宙と私たちをつなぐ視座をもつ系外惑星研究が示唆する地球の一系統にとらわれない生命のすがたとは。

• 目次（「BOOK」データベースより）

  プロローグ　太陽系外の惑星から地球外生命へ
  １　天空の科学（人はなぜ「あの世の科学」に魅せられるのか；ブラックホール、ダークマター、ビッグバン宇宙―すでに確定；ヒッグス粒子、重力波―予測され、準備されていた発見　ほか）
  ２　私につながる科学（日本人に身近な地震、火山噴火；プレートテクトニクス―地球科学における革命；気候変動と地球温暖化―政治との距離感をどうとるか　ほか）
  ３　天空と私が交錯する「ハビタブル天体」（系外惑星の発見へのみちのり；系外惑星発見による太陽系中心主義の終焉；ハビタブル惑星の発見　ほか）
  エピローグ

• 出版社からのコメント

  急進展するハビタブル天体と地球外生命探索。宇宙と我々の世界を繋ぐ系外惑星研究から見た、地球の一系統に囚われない生命の有り様。

• 内容紹介

  地球はありふれた存在である。系外惑星の相次ぐ発見により急進展する地球外生命探索。宇宙（天空）と我々の生きる世界（私）とを繋ぐ視座をもつ系外惑星研究が見た、地球の一系統の枠組みにとらわれない「生命」の有り様。宇宙・生命観のパラダイムシフト。

• 著者紹介（「BOOK著者紹介情報」より）（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

  井田 茂(イダ シゲル)
  東京工業大学・地球生命研究所（ＥＬＳＩ）・副所長・教授。東京生まれ、京都大学物理系卒、東京大学大学院地球物理学専攻修了。専門は惑星形成理論

• 著者について

  井田 茂 (イダシゲル)
  東京工業大学地球生命研究所（ＥＬＳＩ）教授。惑星系形成論。1960年東京生まれ。京都大学理学部物理系卒業、東京大学大学院理学研究科博士課程修了(理学博士)。2007年に林忠四郎賞を受賞。主な著書に『系外惑星』（東京大学出版会）、『系外惑星の事典』（共編著、朝倉書店）、『地球外生命』（共著、岩波書店）、『系外惑星と太陽系』（岩波新書）など。

ハビタブルな宇宙-系外惑星が示す生命像の変容と転換 の商品スペック