ロマン主義と現代批評―ガウス・セミナーとその他の論稿 [単行本]
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出版社:彩流社
販売開始日: 2019/12/25
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ロマン主義と現代批評―ガウス・セミナーとその他の論稿 の 商品概要

  • 要旨(「BOOK」データベースより)

    ロマン派詩人の「自己認識の深まり」を読む批評家は、ロマン派を「歴史的」に考察せざるをえない。だが、それを歴史として語ることができない。このジレンマこそが、ガウス・セミナーをはじめとする「ロマン主義研究」を通じて直面した「困難」であった。
  • 目次(「BOOK」データベースより)

    第1部 ガウス・セミナー 一九六七年(ロマン主義をめぐる現代批評;ルソーと自己の超越;ヘルダーリン「あたかも祝いの日の…」における時間性のパターン;ワーズワスにおける時間と歴史;ガウス講義第五回の断片;ボードレールにおけるアレゴリーとアイロニー)
    第2部 エッセイと論稿(ヘルダーリンとロマン主義の伝統(一九五九年);ワーズワスとヘルダーリンにおける天と地(一九六五年);象徴主義の二面性(一九五四~五六年);ロラン・バルトと構造主義の限界(一九七二年))
    第3部 応答(マリー・クリーガーの論文に対するコメント;道をふさぐ フランク・カーモードへの応答)
  • 出版社からのコメント

    未完/失敗を余儀なくされたロマン主義研究のその定義から始まる歴史的困難とその困難に迫る比喩言語に関する理論的考察。初訳。
  • 内容紹介

    ド・マンは「ロマン主義」をどのように定義しようとしていたのか。
    その「定義づけ」はなぜ「歴史的」であり、「困難」をともなうのか。

    晩年のド・マンは「永遠のパラバシス」としてのアイロニーについて
    本格的に探求しようとしていた。
    その探求は定義上、比喩言語をめぐる探求なしにありえない。
    「行為遂行的なレトリック」の考察は「認識的なレトリック」の
    考察なしにありえない。
    たとえ消極的なかたちであれ、比喩言語に関する理論的考察への道を
    もたらしたのは、ガウス・セミナーをはじめとする
    彼の「歴史的な」ロマン主義研究であった。本邦初訳。

    図書館選書
    「永遠のパラバシス(違犯)」としてのアイロニーの探求。未完(あるいは失敗)を余儀なくされたド・マンのロマン主義研究のその定義から始まる歴史的困難とその困難に迫る比喩言語に関する理論的考察。本邦初訳。
  • 著者紹介(「BOOK著者紹介情報」より)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

    ド・マン,ポール(ドマン,ポール/de Man,Paul)
    1919年~1983年。元イェール大学教授(フランス文学・比較文学)。いわゆる「脱構築批評」の実践者として文学・批評理論における新地平を切り拓く。その影響力は哲学、美術批評など他の人文学分野にも及ぶ

    中山 徹(ナカヤマ トオル)
    一橋大学大学院言語社会研究科教授。イギリス文学・批評理論

    鈴木 英明(スズキ ヒデアキ)
    昭和薬科大学教授。イギリス文学・批評理論

    木谷 厳(キタニ イツキ)
    帝京大学教育学部准教授。イギリス文学・批評理論
  • 著者について

    ポール・ド・マン (ポールドマン)
    Paul de Man.
    1919‐1983.ベルギー生まれ。文学者。
    エコール・ポリテクニークで工学を学び、
    ブリュッセル自由大学で化学と哲学を学ぶ。1946年、米国移住。
    1960年、ハーバード大学でPh.D.取得。コーネル大学、
    ジョンズ・ホプキンス大学を経て、イェール大学で教授を務めた。
    デリダの影響を受け、脱構築批評を確立したイェール学派の代表的存在。
    米国及び英語圏での文学研究にドイツ及びフランスの哲学的(大陸哲学的)
    方法を輸入した著名な学者。「誤読」「精神分析」「脱構築」「修辞学」
    を中心に文学作品を独自の手法で読み解いた。
    『盲目と洞察』(宮﨑裕助、木内久美子 訳、月曜社、2012年)、
    『読むことのアレゴリー』(土田知則 訳、岩波書店、2012年)、
    『ロマン主義のレトリック』(山形和美、岩坪友子 訳、法政大学出版局、
    1998年)、
    『理論への抵抗』(大河内昌、冨山太佳夫 訳、国文社、1992年)…

    中山 徹 (ナカヤマ トオル)
    一橋大学大学院言語社会研究科教授。
    著訳書に
    『真昼の盗人のように  ポストヒューマニティ時代の権力』
    (スラヴォイ・ジジェク 著、中山徹 訳、青土社、2019年)、
    『個人的なことと政治的なこと ジェンダーとアイデンティティ
     の力学』(井川ちとせとの共編著、彩流社、2017年)、
    『ジョイスの反美学 モダニズム批判としての『ユリシーズ』』
    (単著、彩流社、2014年)等がある。



    鈴木 英明 (スズキ ヒデアキ)
    昭和薬科大学英語研究室教授。
    訳書等に
    『絶望する勇気  グローバル資本主義・原理主義・ポピュリズム』
    (スラヴォイ・ジジェク 著、中山徹との共訳、青土社、2018年)、
    『想像力の時制  文化研究 II』(レイモンド・ウィリアムズ 著、
     川端康雄 編訳、共訳、みすず書房、2016年)、
    『ナショナリズムと想像力』
    (ガヤトリ・チャクラヴォルティ・スピヴァク 著、鈴木英明 訳、
     青土社、2011年)等がある。



    木谷 厳 (キタニ イツキ)
    帝京大学教育学部准教授。
    著書等に
    『文学理論をひらく』(木谷厳 編著、北樹出版、2014年)
    等がある。

ロマン主義と現代批評―ガウス・セミナーとその他の論稿 の商品スペック

商品仕様
出版社名:彩流社
著者名:ポール ド・マン(著)/中山 徹(訳)/鈴木 英明(訳)/木谷 厳(訳)
発行年月日:2019/12/30
ISBN-10:477912638X
ISBN-13:9784779126383
判型:B6
対象:一般
発行形態:単行本
内容:外国文学その他
言語:日本語
ページ数:403ページ ※399,4P
縦:20cm
横:14cm
厚さ:3cm
重量:480g
その他: 原書名: ROMANTICISM AND CONTEMPORARY CRITICISM〈de Man,Paul〉
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